うつ病日記：無邪気な偏見は全力で避けよう

私の妻は長年うつ病です。長年彼女と接していると、

うつ病が悪化する決定的瞬間が、
割とはっきりと分かるようになってきました。

急激な寒暖差、生理前といった要因もありますが、やはり、何といっても

無邪気な偏見

は最悪レベルでうつ病を悪化させますね。

「偏見とは何なのか？」といった理屈を優雅にコネている暇はありません。
些細なものでも全速力で避けるべきです。

妻が１０年以上通い続けている美容院の話です。

最近になって、髪を切る前に、"最近生まれた赤ちゃんの写真" が多数入っているスマホを手渡されるそうです。

「可愛いでしょー☆」

美容師の無邪気な一言

と無邪気に言う美容師に対して内心

「自分の子供がかわいいと思っているのは、
あなたたち夫婦とその親だけだぞ！」

妻の心の内

とイラっとしながら

「可愛いですねー☆」

妻の一言

と返事してしまっているそうです。

私だったら、５秒だけ見て

「はい、どうもー」

私の一言

と、そのままスマホを美容師に返します。

「可愛くないですかー！？」

美容師の一言

と言われても

「まあいい感じですよー。大丈夫です。ニコニコ」

ギリギリのハグラカシ

と、ギリギリの線でハグラカシますが、妻にはそれが出来ないようです。

いずれにしましても、その美容師が

「全ての女性が、赤ちゃんを『かわいい！』

と思っているに違いない！」

という無邪気な偏見を持っていることが透けて見えてしまった瞬間です。

些細なことにみえるかもしれませんが、
こういった無邪気な偏見の積み重ねが、
うつ病悪化の要因となってしまうのです。よって、

１０年以上通い続けていた美容院を変えるそうです。

美容師の皆さん、気を付けましょうね☆