「花ざかり」のドイリー(無料の編図つき)
こんにちは!
きのうはボタンを使ったシンプルな装飾のアイデアを見ていただきました。
「本業」のレース編みは、もうすぐ2玉目を編み終わりそうです。たぶん3玉以上使うことになりそうですが。
きょうごらんいただくのは、今から5年ほど前にravelry(編物に特化した国際的サイト)で公表したオリジナルの作品です。
本を見て編んだ「project(作品)」はすでに投稿していたけど、自分でデザインした「pattern(編み方)」を公表するのは初めてだったので緊張しました。
やり方もよくわからず、何時間もかかってようやく成功するありさまでした。慣れればそんなに難しいことではないのですが。
(pattern を投稿するには
Contribitions というところから入ります)
pattern の公開は無料・有料のどちらかを選べます。いきなり有料はハードルが高いので、手始めにささやかな作品を無料で公開することにしました。
作り目を除いて4段しかないシンプルなモティーフです。
モティーフのつなぎ目が星型に見えるところと、縁の部分はつなぎ目を省略したところが、それなりの工夫点です。
ravelryには編物に関する膨大な情報が集まっており、毎日どんどん増えていっています。「doily」だけでもすごい数です。無料で公開されている編図も多く、中には「ほんとうに無料でいいの?」と思うくらいクオリティの高いものがあります。
そんな中、自分のデザインにどれくらい需要があるものなのか?
2019年の6月から今日(2024年2月)までのあいだに、この作品の編図は、351回ダウンロードされました。その中でたった1人だけ、実際に編んで写真を投稿してくれた人もいました(ありがとう)。アメリカはメリーランド州在住の人でした。
自分の考えたデザインが外国にまで伝わり、別の人の手で新たな作品になっていく(少なくともその可能性がある)のは、すごく不思議な感じがします。私の人生が終わったあとも、ダウンロードされたデータは細々と残るでしょう。
そう思うと何だか責任を感じます。いいかげんなものは世間に出せないなと。
(でもあんまり萎縮しないで、編物を楽しむ気持ちは持ち続けたい)
note でいつも記事を読んでくださる皆様に感謝をこめて、ここでもその編図を公開したいと思います↓
今はPCで描いているけれど、この頃は素朴な手描き。英語もまちがっています。モティーフの段数を「rows」と表現してますが、平編みじゃなくて輪編みの場合は「rounds」 と書くべきでした。英語では区別するんですね。
そんなことも知らなかったけど、とにかく初めて世に出したオリジナルデザインです。自分にとっては記念碑です。
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