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二児の父。2004年、うつ病を発症し、その後、双極性障害に。2013年、甲状腺乳頭がん…

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二児の父。2004年、うつ病を発症し、その後、双極性障害に。2013年、甲状腺乳頭がんを発症。手術の影響で声帯麻痺となる。病気のこと、日々の出来事などを綴ります。

マガジン

  • 魂の叫びという名のエッセイ、というか日記

    日常のたわいないことをいろいろ

  • なるべく明るい闘病日記

    甲状腺がんや双極性障害とともに生きる僕と、時々オカン

  • カッコよく言えばライフワーク日記

    読書、デザイン、骨董など趣味の話をいろいろ

  • #SaveOurCityOsaka

    自分が住む街のコロナの影響で打撃を受けた店舗のヘルプをまとめるマガジン。#SaveOurCity[あなたの街]で救済マガジン広げませんか。 HOW 1.共同マガジンを誰でも良いので立ち上げる 2.SOSを発信する店舗note記事をマガジンに追加。 3.大変だったら有志の編集メンバーを募集。 4.マガジン/該当記事をシェア!!以上

最近の記事

ワイドナショーでのとろみ自動販売機へのタレントの反応について

今日のワイドナショーで、飲料にとろみを付けれる自動販売機が紹介されていました。とろみというのは、普通のサラサラな飲料ではなく、いわゆるあんかけみたいな感じのことです。この番組では、誤嚥しやすい老人の方が安心して飲むことができるということで、医療現場だけではなく、サービスエリアなど、様々なところでこの自動販売機が採用されているということを紹介していました。それで、ダウンタウンの松本人志さんと石原良純さんが実際にその自動販売機でとろみのある飲料を飲んでいたんですが、その時の石原良

    • 躁の時に溢れ出るアイデア

      僕は双極性障害ですが、双極性障害の症状でよく言われるのが、躁の時に次々とアイデアが浮かぶ、というのがあります。僕も躁の時には次々とアイデアが浮かび、そのために散財したりと多くの失敗もしてきましたが、中にはなかなかよいアイデアもありました。 例えば、10年以上前に浮かんだ事業ですが、ナンパ目的の男女が集う居酒屋というのがあります。ナンパをしたい男性とナンパされたい女性がナンパ目的で集まる居酒屋です。ナンパというのは、男性にとっては勇気がいりますし、女性も内心ナンパされたいと思

      • 年末年始に病気と向き合ってみた結果にたどり着いたこと

        あけましておめでとうございます。アカウント名と画像を心機一転変更しました。ややこしいですが、今後ともよろしくお願いします。 さて、我が家では大晦日に家族揃って年越しそばを食べ、笑ってはいけないを見ながら大笑いして新年を迎えるというのが恒例になっています。ところがご存じのとおり、この年末から笑ってはいけないが放送されなくなりました。仕方なく紅白歌合戦を見ながら年を越したのですが、これは僕にとっては好都合でした。というのも、完璧主義の僕は、笑ってはいけないで腹の底から笑えなけれ

        • 来年こそ人生をやり直せますように

          僕が双極性障害になったのが今から17年前、甲状腺がんになって音声障害になったのが8年前です。病気になった時、なんで自分が?、他にも悪いことをしている人はたくさんいるのに!って思っていました。でも、ようやく今になって、これはバチが当たったのだと、いや、バチというのも綺麗事で、これまで自分がしてきたことの当然の結果だと思うようになりました。 法に触れるような悪いことはしていません。しかし、それ以上に、人として、してはいけないことをたくさんしてきました。裏切り、妬み、傲慢、およそ

        ワイドナショーでのとろみ自動販売機へのタレントの反応について

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        記事

          双極性障害を理解してもらうために

          僕は双極性障害という病気です。メンタルの病気は、なかなか理解してもらうのが難しいので、今日は双極性障害について書いてみようと思います。 僕が双極性障害になったのは35歳くらいの時でした。当初はうつ病と診断されました。仕事が忙しく、毎日終電近くまで仕事をして、休日出勤も度々あったので過労でうつになりました。2ヶ月ほど休職して仕事復帰しましたが、病気になる前よりはるかに気分がよくなっていたことを覚えています。その時はまだ双極性障害とは診断されませんでした。双極性障害には生活に支

          双極性障害を理解してもらうために

          それでも僕は諦めない

          大器晩成だと思ってた。 50になって、ようやく幸せを掴めるんじゃないか?って思った。初詣のおみくじも大吉で、よい滑り出しに見えた。35歳でうつ病になって、43歳で甲状腺がんで音声障害になった。病気で転職を繰り返して、それでも人生を諦めなかった。これまで自分が選んできたこと、自分の身に起きたこと、それらが、今のこの人生を勝ち取る為に起きてきた必然なんだと。でも、現実は違った。 僕はいつも、選んではいけないほうを選んできた。僕の進む道は、いつも悪魔が潜んでいた。就職活動であの

          それでも僕は諦めない

          13歳からのアート思考

          年末に「13歳からのアート思考」という本を読んだ。学校の美術の先生がアートとは何か?というお題を現代アートを中心にわかりやすく紐解いてくれていて、とてもおもしろい本だった。 この本の中にスティーブ・ジョブズの話が出てくる。言わずもがな、アップルの創始者であり、iPhoneの生みの親である。僕が尊敬する人のひとりでもある。成功者であるように見えるスティーブ・ジョブズも、決して優等生でもなければ順風満帆な人生でもなかったことはよく知られている。この本の中で、彼の「Connect

          13歳からのアート思考

          50歳からの人生が楽しい

          僕はいつからか、50歳からが僕の人生の本番だと思っていた。 小さい頃から、占いをすれば大器晩成型と言われ、実際のところ、僕の若い頃から今日に至るまでロクな人生じゃなかった。小学校の頃から、勉強以外は何をやってもダメだったし、学生の頃は、まったくモテなかったし、大学の卒業旅行では、オーストラリアに行って骨折するし、踏んだり蹴ったりだった。おまけに、35歳で双極性障害になって、43歳で甲状腺がんになって声に障害が残って、そして、これで人生終わったんじゃないかと思ったのが、昨年末

          50歳からの人生が楽しい

          岸田さんの「キナリ杯をはじめようと思った、ほんとうのこと」を読んで落ち込んでいる人いたら読んでほしい

          終わっちゃいましたね、キナリ杯。 はい、もちろん、僕も応募しましたとも。見事に賞は取れませんでしたが笑。まあ、4000以上の応募があって、賞をもらえた人は50人くらいなんで、もらえる人がすごすぎるんです。いや、受賞者の方、おめでとうございます。応募された方、お疲れさまでした。あ、知らない方がいるかもなので、キナリ杯とは、こちらです。 岸田奈美さんという今じゃnote界のカリスマともいうべき作家さんが、コロナ禍で国からでる助成金の10万円を有効に使おう!ってことでぶちかまし

          岸田さんの「キナリ杯をはじめようと思った、ほんとうのこと」を読んで落ち込んでいる人いたら読んでほしい

          あなたの人生は平均より上か下か?

          先日、以前勤めていた仕事でお世話になった、O上さんの事務所に遊びに行ってきた。 O上さんは、当時、グラフィックの会社に勤めていて、うちの会社では、主にパースをO上さんにお願いしていた。O上さんは、グラフィックの技術に長けていて、こちらが無理難題を申し上げているにもかかわらず、いつも笑顔で、「いいですよ!」と快諾してくれた上に、しかも、厳しい納期にもかかわらず、毎回、こちらの期待を上回る成果物を持ってきてくれた。当時の仕事ではプレゼンが非常に重要で、その中でもパースの出来は、

          あなたの人生は平均より上か下か?

          車にまったく興味のない僕が選んだ車

          ミラージュというクルマをご存知だろうか。 今から30年程前、僕が学生の頃は、それなりに流行っていた三菱の車である。ちょうどコンビニのバイトの先輩が赤のミラージュに乗っていて、先輩の冴えない外見とは裏腹に当時はイカした車だったのだ。ところが、時代の流れは残酷で、いつの間にか、その存在は世間から忘れ去られるようになってしまった。ミラージュとは、「蜃気楼」という意味なのだが、まさに蜃気楼のように現代社会からその姿を消した車である。 僕は車にまったく無頓着で、走ればそれでよい、と

          車にまったく興味のない僕が選んだ車

          彼は降車ボタンを押さない(リマスターVer.)

          以前勤めていた職場でのことである。僕は、会社への通勤に路線バスを利用していた。 自宅から最寄駅まで徒歩15分、最寄駅からバスが出ている茨木駅まで2駅、茨木駅から路線バスに乗り換えて40分、会社近くのバス停から会社まで徒歩10分。車なら30分で行ける距離を1時間半かけて通勤していた。 僕が利用していたバス停で降りる人は少なくて、いつも僕ともうひとり、若くて眼鏡をかけたサラリーマン風の男性のふたりだけである。 ある時、降車するバス停の名前を告げるアナウンスが車内に響いた際、

          彼は降車ボタンを押さない(リマスターVer.)

          自粛中なので去年のGWを振り返ってみた!

          一昨年、キャンプを趣味にしよう!と決めて、アマゾンでテントと寝袋を購入したにもかかわらず、まだ1回しか行ってないので、GW中に行くことにした。 滋賀県の無料キャンプ場に行こうと思ったが、お世話になっている建築家の矢部さんが和歌山の別宅に行ってることがわかったので、急遽予定を変更して、矢部さん宅にお邪魔することにした。 矢部さんに連絡して住所を聞くと、めちゃくちゃ遠いやんか!和歌山市内からかなり下に行った日高町というところだ。お金はないが時間はあるので下道をキメて行くことに

          自粛中なので去年のGWを振り返ってみた!

          43歳で癌と声帯麻痺になったよ!

          あれから早いもので7年の歳月が流れた。 今から7年前、忘れもしない2013年の春、その日は突然訪れた。当時43歳の僕は、小さいながらも建売の一軒家に住み、サッカーに励む長男と、ストリートダンスが大好きな長女という子宝にも恵まれ、所謂、普通に幸せな家庭を築いていた。そんな普通の幸せを手にしていた僕の身に異変が起きたのは、自治会の遠足に行くというなんとも呑気な日の朝だった。 その日、朝起きると、声がうまく出ない。カスレ声というか、まるでカラオケでリンダリンダを夜通し歌って声が

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          キナリ杯に応募します!

          うちの会社も先月からテレワークに入っている。先月末に緊急事態宣言が延長されたことを受け、当初5/6までを予定していたテレワークも、とりあえず5/22まで延長となった。 テレワークの延長を受けて、総務部より5月の通勤手当は支払われない旨の連絡があった。まあ、出勤しないので当然である。ところが、である。僕は4月に6ヶ月定期を購入してしまっている。定期は4/23から6ヶ月となっており、テレワークが5/22までの場合、払い戻したほうがよいのか、このまま払い戻さないほうがいいのか?し

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          #SaveOurCityOsaka始めました

          株式会社ぬえの松倉さんが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い苦境に立つ店舗さん達のために立ち上がった。#SaveOurCityKyotoというのがそれ。 大阪版を作ろう!ということで、#SaveOurCityOsakaをとりあえず始めてみた。どういう仕組みかと言うと、詳しくは、松倉さんがうまくまとめてくれてるので、以下、松倉さんのnoteから文章拝借します。 ----------------------------------------------- ▼目次 ・店舗の

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