キナリ杯に応募します！

うちの会社も先月からテレワークに入っている。先月末に緊急事態宣言が延長されたことを受け、当初5/6までを予定していたテレワークも、とりあえず5/22まで延長となった。

テレワークの延長を受けて、総務部より5月の通勤手当は支払われない旨の連絡があった。まあ、出勤しないので当然である。ところが、である。僕は4月に6ヶ月定期を購入してしまっている。定期は4/23から6ヶ月となっており、テレワークが5/22までの場合、払い戻したほうがよいのか、このまま払い戻さないほうがいいのか？しかし、今のところ、緊急事態宣言も、いったい、いつ解除されるのか分からない先の見えない状況にある。とりあえずは、払い戻したほうがいいだろう。

僕はJRと大阪メトロを利用しているので、とりあえず、大阪メトロの定期を払い戻しする為に大阪駅へ向かう。普段なら電車の中で本を読むのだが、テレワークに慣れてしまって家に本を忘れてきてしまった。仕方なくnoteを読むことにした。僕の好きな岸田奈美さんのnoteを読もう。すると、なんと、岸田さんがキナリ杯なるおもしろい話のコンテストを実施するとあるではないか。

自分で言うのもなんだが、僕はそれなりに文才がある自信があり、興味はあるものの、おもしろい文章となると正直自信がない。しかも、noteには腹を抱えて笑うような文才の持ち主がわんさといる。まあ、僕なんかは無理だろう。

さてと、大阪駅に着いて定期の払い戻しの手続きをした。定期を購入した4/23から2週間近くも経っているので、いったいどのくらい返ってくるのかと呑気に構えていた。ところが、である。この時、対応してくれた駅員さんは、声が小さくてめちゃくちゃ聞きづらかったのだが、耳をタコにして説明を聞くと、4/20以降使用履歴がないので、全額返ってくると言うではないか！そうだ！テレワークが始まる前に定期を購入したが、実際テレワークが始まる時には、まだ前の定期の期限が残っていたのだ！ラッキー！！

僕は意気揚々と、今度はJRの払い戻しに向かった。この緊急事態宣言で荒んだご時世である。JRも当然、全額払い戻してくれるだろう。しかし、僕はJRのクールな若い駅員さんから、耳を疑う一言を聞くことになる。

「今後、利用する予定はないですかー。5/22までは、定期代かかりますんで、それ以降の分を払い戻ししますねー」

「は？いやいや、僕は前回定期買ってから一回も使ってないんですよ！」

JRめ、大阪メトロの対応を見習いやがれ、コノヤローと、心の中で言い放ってやった。

「今日、使ってますよね？」

し、しまった・・・。大阪メトロの払い戻しに大阪駅へ行くのに、僕はJRの定期を使っていたのである・・・。

バカ！オレのバカ！！

いやいや、しかし、言い訳をさせて欲しい！昨日、ググって調べた時は、「定期利用開始日から8日目以降は、1ヶ月分の利用料金がかかります」と書かれていたのだ。この表現なら、定期の期限の開始日が利用開始日だと思うだろがー！！グォラァーーーーーー！！！

しかし、そんなこと言ってるとクレーマーと思われてもシャクなので、僕は泣く泣く定期1ヵ月分の8000円を差し引いた額を払い戻して頂いた。往復520円で済むはずが、8000円ですよ。。嫁さんに、なんて説明すればいいんだ・・・。

待てよ・・・。キナリ杯！！

優勝は無理でも、準優勝なら1万円が2名、しかも、リスペクト賞と言って、キナリ杯にご協賛頂いている方がおそらく自腹で払って頂ける賞金1万円が23名！！しかも、協賛者が増えれば、リスペクト賞の数は増える可能性もある。

これしかない！不慮の事故により失った8000円を取り戻すにはキナリ杯を勝ち取るしかない！しかも、万が一、リスペクト賞を取れば2000円のお釣りが来るのである。いやいや、億が一でも優勝してしまえば10万！！

普段、僕のnoteを読んでくれてる人は、この文章がいかに気合いが入っているかお気付きだろう。しかし、僕の挑戦は始まったばかりだ。〆切の5/31までは、まだ時間がある。

8000円を取り戻す闘いのゴングが今、鳴らされた。