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素うどん男のオランダ日記|丸町年和

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画家であり申楽能の舞手でもある丸町年和さんのオランダでの生活の中で見て感じた生の感覚を綴った滞在記。2017年4月〜 ※お客様のご都合による返金等の対応はできかねてしまいますこと… もっと読む
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2017年4月の記事一覧

【滞在記vol.18】あまりに異質[アムステルダム]

【滞在記vol.18】あまりに異質[アムステルダム]

午前ミーティング
オランダ滞在もあと1週間になった

午後から
アムステルダム在住のダンサーと待ち合わせて
いろいろと話をした
彼女はもう初老の年齢だが
しっかりとして上品な身のこなしである

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【滞在記vol.17】NEE  JA[エグモンド]

【滞在記vol.17】NEE JA[エグモンド]

オランダのスキポール空港に着き
コーディネーターのハニーと対面して
いろいろ会話をした時の印象に
オランダ語のYES、JA(イッヤ)の発音の仕方がある
はっきりと大きく
JAと言う
その印象が強い

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【滞在記vol.15】アトリエ訪問と人形劇[アムステルダム]

【滞在記vol.15】アトリエ訪問と人形劇[アムステルダム]

午前中滞在先のエグモンドに友だちのマラインが
車で迎えに来てくれた
マラインは昨年徳島県神山町のアーティストインレジデンスに
滞在していて
そこで知り合った
今日は彼のアトリエ見学

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【滞在記vol.14】ラーメンとパフォーマンスと[アムステルダム]

【滞在記vol.14】ラーメンとパフォーマンスと[アムステルダム]

ここ2、3日寒い日々が続いてる
パフォーマンスの会場へ行く前に
ああ風邪引くなと予感があった
何か温かいもの食べなきゃと思い
アムステルダム中央駅にラーメン屋があるのを思い出した

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【滞在記vol.11】世界観・世界感[アムステルダム]

【滞在記vol.11】世界観・世界感[アムステルダム]

頭で分かることは伝達可能なことである
もっと言えば言葉に置き換えられる
さらに言えば数字にさえも置き換えられる
要するに概念・コンセプトである

腹で感じることは個人的な体験である
もちろん個人的な体験を言葉にすることは可能だ
しかしその言葉を他人が完全に理解すること
他人が他人の感情を腹で感じることができるかは
どうも疑わしい

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【滞在記vol.10】腑に落ちる[アムステルダム]

【滞在記vol.10】腑に落ちる[アムステルダム]

本日は
今回のオランダ滞在の目的の一つでもある
ワークショップの開催日である

本番のためにかなり準備をしたが
ワークショップの意図がオランダ人に通じるか
少し心配ではあった

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【滞在記vol.9】それぞれおもいおもいに[エグモンド]

【滞在記vol.9】それぞれおもいおもいに[エグモンド]

金曜、土曜、日曜とかなりタフな週末だったので
本日のんびりと休日

滞在している家から30分程の歩きで
ビーチサイドに行ける
行ってみた
特にドイツ人の観光客が多いらしい
そして
何やらディック・ブルーナ(ミフィーの作者)も休日を
ここで過ごしたらしい
なるほどミッフィーの旗がなびいている

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【滞在記vol.8】生きることは歌うこと[アムステルダム]

【滞在記vol.8】生きることは歌うこと[アムステルダム]

昨日に続き
ジェネティック・クワイアーのワークショップに参加

参加者の構成をみると
女性が大半をしめている
男性はわずか
年齢に関しては
20代から50代後半と幅が広い

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【滞在記vol.7】アムステルダムの豊かな文化[アムステルダム]

【滞在記vol.7】アムステルダムの豊かな文化[アムステルダム]

本日朝から夕方まで
即興コーラスグループのジェネティック・クワイアーの
ワークショップに参加した
今日明日のワークショップに参加予定である

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【滞在記vol.6】手応え[アムステルダム]

【滞在記vol.6】手応え[アムステルダム]

午前中
例の10年前に行くことがかなわなかった
ゴッホ美術館に足を向けてみた

チケット売り場には長蛇の列である
一気に観る気が失せた
わざわざ23時間のフライトに我慢して
オランダに来たのだから
30分ぐらいの待ち時間を我慢すれば良いのに
なんでだろ?
でも
美術館の前の大きな芝生の公園で
ゴロゴロしたり
ストリートパフォーマンス見たり
のんびりとすごせた

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【滞在記vol.5】間を置く文化と直接的な文化[ハーグ-アムステルダム]

【滞在記vol.5】間を置く文化と直接的な文化[ハーグ-アムステルダム]

滞在6日目である
アムステルダムの街も何となく歩き慣れた感じがある
そして
いろいろな考えが徐々に有機的に繋がり出している

ここで今まで感じたオランダに関する
キーワードをあげてみたい

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