Outrigger Lab
Outrigger Lab のなかのひと小林剛の、ひとりごとの日記のような、でもここだけのはなし。
画家であり申楽能の舞手でもある丸町年和さんのオランダでの生活の中で見て感じた生の感覚を綴った滞在記。2017年4月〜 ※お客様のご都合による返金等の対応はできかねてしまいますことを、あらかじめご理解の上、ご了承ください。
2019年11月に撮影いたしました、ヲルガン座読書部さんの企画「本読む遺影」をフォトブックにまとめました。 写真撮影、装丁の制作、フォトブックの構成・編集などを担当しております。 依頼者でもあるヲルガン座読書部部長のオメガネ堂さんと相談を重ねながら制作をすすめていきました。 * * * 『本読む遺影』とは 「自分がいつか亡くなる日が来たときに、本を読んでいる写真を遺影につかいたい」 「好きな本と一緒に写真を撮りたい」 といった想いから生まれた 本が好きな方々
現代美術作家の宮谷明来さんが、ご自身の半生を綴ったコミュニケーションツールとしてのリトルプレス「 自分史 」の制作にたずさわらせていただきました。 文字のデータ化から装丁とDTPを担当しております。 2019年の春頃から何度も打ち合わせを重ねて、ご予算とご相談しながら、今冬にようやく形に。 以前よりご自身の頭の中にはあったというこの「 自分史 」の執筆を、何度も挑戦しては頓挫していたそうです。 それを考えると、もっともっと長い時間をかけて、本当にようやく、形になりまし
今年から、名刺をあたらしくしました。 2012〜2013年ごろ、制作活動をしていたころに使用していた個人名刺をセルフリメイクしたものを使いはじめています。 「 光と関係をつくり、陰をよむ。」 というコンセプトは当時のままに 1点ずつの手作りだったものを量産できるかたちにしました。 光と関係をつくり、陰をよむ。 「すごくみえにくい」「全然読めない」って、いまにも誰かさんたちの声が聞こえてきそうです。 まぁでも、事実なのですが…(笑) オモテは、活版印刷の空押し。
みなさま、あけましておめでとうございます。 昨年中は大変お世話になりました。 本年も引き続き、何卒よろしくお願い申しあげます。 * * * かんたんなあいさつとあわせて ちょっと目標めいたものと決意のようなものを書いてみようかと思います。 * * * Outrigger Lab をはじめようかと準備をすすめていたころ 「有限会社東京糸井重里事務所」が「株式会社ほぼ日」になまえを変更した。 当時、社長である糸井重里さんのあいさつ文をよんですごく感銘をうけた。 株式会
年の瀬。 2019年のことをかんがえて また 2020年のこともかんがえている。 2019年は、挑戦して、失敗して、負けて、うちひしがれて、絶望して… もうほんとうにボロボロになったな。 もちろん たくさんのすばらしくてすてきな出逢いがあったのだけれど そのなかでもいくつかの決別があった。 ここまでおおくの決別を1年のあいだに経験することが これまではなかったようにおもうので そのことがとても大きくて精神的にこたえたなと。 もう2度とやらないとおもうこともおおくて そ
広島に帰って来た 気候も暖かい 見慣れた風景 駅に到着すると 赤いユニフォームを着た人々 行き交う人々の顔を 在来線の待ち時間に少し眺めてみた 自分の中に ザラリとして乾いた何かを感じた
昨日はハーグの日本庭園にてパフォーマンスだった バスサクスフォニストのクラス・ヘックマンとの共演だ 彼は尺八奏者でもある 庭園内の事務所で着物と袴に着替える ここから舞台は始まってる 着物がしっかりと着れるか否かで 80パーセントはパフォーマンスのできは決まる 足袋を履くところから丁寧に着重ねていく 最後は袴の紐を十字に組む 本日の着付けはなかなかの出来
昨日はKINGS DAY 国王の誕生日だった オランダの街中がお祭り騒ぎ 無礼講になった 皆んなオレンジのシャツやワンポイントを付けて 街を練り歩き 誰も彼もが街中で物を売っていい パフォーマンスも自由にできる
滞在も残り少ない 滞在期間中毎日眠りが浅かった 1時間毎に目がさめていた しかし その原因が判明 ベッドの柔らかさと寝る姿勢である
オランダに来る前 気温を甘く見ていた 一応ネットで アムステルダムの気温を調べて見たら かなり温かそうなので 来て見たら寒い 地元の人間に聞いてみても 今年は少し異常気象だと言っていた 日本で言うと真冬の少し緩まったぐらいの気温 しかし 一度日本で春をむかえている体が また冬に戻るのはかなりこたえた
午前ミーティング オランダ滞在もあと1週間になった 午後から アムステルダム在住のダンサーと待ち合わせて いろいろと話をした 彼女はもう初老の年齢だが しっかりとして上品な身のこなしである
オランダのスキポール空港に着き コーディネーターのハニーと対面して いろいろ会話をした時の印象に オランダ語のYES、JA(イッヤ)の発音の仕方がある はっきりと大きく JAと言う その印象が強い
午前中に電車に乗って ユトレヒトを目指す 目的は木版画作家のネルとヘンリックのアトリエ訪問
午前中滞在先のエグモンドに友だちのマラインが 車で迎えに来てくれた マラインは昨年徳島県神山町のアーティストインレジデンスに 滞在していて そこで知り合った 今日は彼のアトリエ見学
ここ2、3日寒い日々が続いてる パフォーマンスの会場へ行く前に ああ風邪引くなと予感があった 何か温かいもの食べなきゃと思い アムステルダム中央駅にラーメン屋があるのを思い出した
18日のパフォーマンスのため 四日間のジェネティッククワイアーとの集中的な稽古である