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アプリのインパクトを最大限にするためのデザイン6原則

前回に引き続きiOS human interface guidelineについてまとめていきたいと思います。

今回はアプリのインパクトを最大限にするためのデザイン6原則です。

美的完成度(Aesthetic Integrity)

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アプリの見た目と挙動はうまく整合性が取れている必要があります。

例えばToDoリストのような機能にフォーカスするアプリでは、控えめなグラフィック、標準的なコントロール、予測できる動きをするインターフェースであることが大切です。
一方ゲームなどのアプリでは発見を促しながら、楽しさと興奮を提供するような見た目にする必要があります。

一貫性(Consistency)

一貫性のあるアプリとは、システムが提供する標準のインターフェース要素のアイコン、テキストスタイル、統一した単語を使用し、違和感のない規則を構築するものです。

人々が使用する上で想定できる特徴や動作を取り入れる必要があります。(見たこともないような動きをするアプリは大変使いづらいと想像できますよね)

直接操作(Direct Manipulation)

画面上のコンテンツを直接操作することで人々を惹きつけ理解を促すことが出来ます。
ユーザーは直接操作をすることで、自分が起こしたアクションの結果をすぐに視覚的に理解することができます。

フィードバック(Feedback)

ユーザーが操作したアクションに対して、フィードバックを返すことが重要です。人々がタップしたことに対してすぐにインタラクティブな要素を強調する必要があります。
時間のかかる操作の状態を伝えるためにはプログレスバーが表示されます。アニメーションやサウンドを使うことでアクションの結果を明確に示すことができます。

(例えばテキストリンクにブルーを使用する場合、そうでないテキストにはブルーを使わない等)

比喩の使用(Metaphors)

人々は視覚対象やアクションが慣れ親しんだ比喩(メタファー)である場合、よりはやく学習することができます。iOSでメタファーはうまく機能します。

例えば人々はビューを移動して下のコンテンツを表示したり、ドラッグしてスワイプしたり、スイッチを切り替えたり、スライダーを動かしたり、ピッカーの値をスクロールしたりします。実際の本や雑誌を読む時にページをめくるように、使うことができるのです。

ユーザーによる制御(User Control)

iOSではアプリではなく人がコントロールをします。

そのためアプリが意思決定を行う(ユーザーの行動が制限される)というのは避けるべきです。
良いアプリは、ユーザーのコントロールを増やすことと、望まない結果を避けることのちょうどよいバランスを保っています。
慣れ親しんだ、また予想できるインタラクティブ要素を維持すること、またコンテンツが削除されたことが確認でき、容易に操作をキャンセルすることが可能であると、人々がアプリをコントロールしていると感じてもらうことができます。

次回はインターフェースの基本についてまとめようと思います。

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