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【5選】シナリオライター12年生の本棚からシナリオ執筆にお役立ちの書籍を紹介したい。

シナリオライター12年生になりました、しむらおとのです。

今日は私の本棚の中から、THE・バイブルとも呼ぶべきシナリオ執筆にお役立ちの書籍をシェアしたくなったので、その中からAmazonで購入できるものを1冊あたりだいたい3行でご紹介しようと思います。

諸注意

  • ゲームシナリオも小説も漫画原作も書くライター12年生による独断と偏見です

  • ランキングではありません。順不同です

  • 書く時間の都合で、よりすぐりの5選としました。読む側もね、さっくり読めたほうがね、いいよね??(言い訳)

  • さすがに3行じゃ書ききれないので、各書籍の詳しい紹介や感想文は後日別記事に書く、かもしれません(このnoteはふんわりもっちりでお届けします)


1.SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く

  • プロット(構成)の立て方を勉強したいという人に激しくおすすめ

  • ハリーポッターやゲームウォーズなど大ヒット作のプロットを「ビートシート」と呼ばれる3幕構成に落とし込んで解説しているのでわかりやすい

  • つまりプロットとは、主人公=ヒーローを変身させるマシーンなのです

比較的最近になって私のバイブルに追加された書籍です。と、言っても買ったのはなんと旦那。ありがとう旦那。(なお旦那は買っておいて読んでない模様)

(2023/3/13追記)あれからがっつり読み込んで本書への愛が爆発し、その愛を語る記事をシリーズ連載し始めましたどうぞ。


2.スクリプトドクターの脚本教室・初級編

  • 書くことに悩んでいる人、躓いている人にぜひ読んでもらいたい本

  • 映像脚本の現場で、さまざまな理由から「直し地獄」にハマってしまった脚本をお助けするスクリプトドクターの三宅隆太さんによる、数々の実例を交えた指南書

  • 読めばあなたは思うはず。「これはもはや精神科医の仕事だ」と!

こちらも比較的最近バイブルに加えられた一冊。私が10年近くおはなしを書く仕事をする中でずっと思っていた「作家と心のかかわり」について、すべてこの本に書かれていました。
精神医学や脳科学にがぜん興味が湧いた。理由はそのうち詳しく。

3.マンガ原作 感動をつくる法則

  • 「うちの主人公なんかパッとしない!」と思ってる方の胸に無言で押し付けたい一冊(パァン!)

  • 漫画原作はもちろん、映像脚本やゲームシナリオライターにも読んでいただきたい一冊。なぜなら、書籍の半分以上が主人公の描き方についてだから!

  • ページ数はそんなに多くなく、入門者にとってもさくっと読めるのがさらに良し

かの集英社さんで生まれて初めて原作をさせていただくことになった際、まっさきに手に取った本です。今でもかなりの頻度で読み返します。
「日本のマンガの人気はキャラクターが引っ張ってきた」と言われれば、みなさんピンときますよね? そういうことです(※詳しくは後日(ry

4.面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録

  • 「筆が乗らない…つらい…」と落ち込んでしまうときに読んでほしい一冊。編集者さん、ディレクターさん、三木さんの担当作のファンの方もぜひ。

  • 私 の 辞 書 の 「 性 癖 」 と い う 言 葉 の 意 味 を 書 き 換 え た 罪 深 い 一 冊

  • 作家は変態でいい(大真面目に言ってる)

発売前から楽しみにし、発売日前日にAmazonさんから届いて鼻血がでるほど喜んだ思い出のある一冊です。想いのすべては↑の3行にまとめられたと思うのですが、うん、まとめられたよ(震え小声)
私の同書には大量の付箋が貼ってありまして、執筆に行き詰ってしまったときにはそのページをパラパラとめくってモチベを上げている、お守りのような本です。
ありがとうございます三木さん…いつか、お話させていただきたい…。
(愛が溢れてここだけ長文になってしもた…)

5.僕がコントや演劇のために考えていること

  • 唯一無二とは何か、それを知りたくなったら手にとってほしい一冊

  • ラーメンズ/パフォーミングアーティストの小林賢太郎さんの著。すべての項目が2ページ以内完結。この人がつくるものはとにかく美しくて唯一のものばかり

  • エンターテイメントにかかわる人すべてに読んでほしい(真顔)

しむらがリスペクトしてやまない小林賢太郎さんによる、シンプルで美しいけど一生あなたを放さない本(しむら調べ)。
知ってる方は知ってると思いますが、この方の世界観、唯一無二。作劇論とか小難しいことはいっさいなく、ただこの唯一無二の頭脳を持った御仁が普段どのようにして「面白い」を作っているのかを覗き見ることができます。私は毎日覗き見ています(危ないファン)

おわりに

そんな感じで、だいぶ駆け足で5冊紹介しました。
「いや、この本もっと詳しく知りたいよ!」というタイトルがありましたら、ぜひぜひコメントください。松阪牛が歩くペースですが、1冊まるごとの記事を書きたいと思います。

また、以前ツイッターのほうでアンケートをしまして、以下の2冊の感想文を書くことはほぼ確定しています。

※↑のリンクは中古品のものになりますのでご注意を

こちらもお楽しみに。

また、「この本が入ってないぞ!?どういうことだ!?」とお思いの際は、ぜひその本教えてクレメンス。
まだまだシナリオの本は読みたりません。
見たこともない本が、好き。

閑話休題。

全然関係ないですが、みなさんは「ブラウザのタブ」って、用が済んだらすぐに閉じるタイプですか?

それとも開いたら開きっぱなしで、気がついたら画面上部におびただしい数のタブが波打つが如く並んでいるようなタイプですか?


開けたら閉めねぇんだわ。

特にnoteの記事書いてるときは、だいたい後者の状態になっている、しむらおとのでした。



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