【株式会社ABABA様】創業3年目&オフィス移転に合わせてアートで繋がるチームビルディングプログラムを実施
株式会社ABABA様に向けて、チームビルディングプログラムを開催しました。
創業して3年目。今後採用を強化していく予定とのことで、2023年12月1日のオフィス移転に合わせて今回のプログラムを実施しました。
今回は実際にプログラムを体験、ご導入いただいたABABA様のお二人にインタビューさせていただきました🙌
株式会社ABABA
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プログラム実施の背景について
ーー今回依頼いただいた背景について教えてください。
オフィスを移転したことや、今後採用を強化していきたいというタイミングだったこともあり、メンバーが同じベクトル向いて頑張るきっかけになればと思いお願いしました。
ABABAのメンバーは年齢層が近いため、普段の業務でも距離感が近く密にコミュニケーションをとるー体感のある組織です。
ですが個々に焦点をあてた時に、一人ひとりがABABAでどうなりたいかやどんな状態を目指しているのかは言語化してこなかったため、明確ではありませんでした。
今後、より高い目標を目指していくにあたって、改めてベクトルが一致しているかの確認や、経営層の目線とメンバー層の目線が同じであることを伝えられるコンテンツを探していました。これまでにこういったプログラムを社内で導入した経験はなく、今回が初めての試みでした。
ーー実施するにあたって不安などはありましたか?
物事を論理的に組み立てて考えることが得意なメンバーが多いので、描いて表現するといった普段とは異なる手法をどう感じるか少し気になりました。
そのため、あえてメンバーには事前に何も伝えず「コミュニケーションをとるプログラムをやる」ということだけを伝えました笑
アートを活用したチームビルディングプログラムをやってみて
ーープログラムを体験して感じたことを教えてください。
みんなが同じベクトルを持っていることを再認識できました。
ふわっとしていた共通認識が視覚化・言語化されて、より一体感が強くなった気がします。
会社のビジョン・ミッションについては、採用面接の時に伝えることや、メンバーと1on1のタイミングで話すことはありましたが、全体に向けての発信はこれまでありませんでした。
プログラムを通してみんながすごくABABAについて考えているんだという発見がありました。
ーーチームビルディングにアートを活用することの良さはどんな部分で感じていただけましたか?
言葉で伝えるグループディスカッションとの違いとして、目的とは全然関係ないそれぞれの個性が垣間見えたのが良かったです。
沢山色を使う人もいれば、人の絵に影響されている人や、センスが光る人など、そういったメンバーの何気ない一面を発見できたのは絵を描くことの良さだと思いました。
言語化を目的とするより、とりあえず抽象的に絵でアウトプットして後から説明するほうが心理的ハードルが下がり、コミュニケーションのしやすさに繋がると思います。
全部整理してから言語化するのと、とりあえず描いたものを後から説明するのでは、思考するプロセスでも違いがあると感じました。
絵で説明しきれない部分を補足で言語化する必要性があるので、自己開示しやすく、より思いが言葉として出てきたように思います。
抽象度が高いからこそメンバー同士の質問の幅や深さが見られ、対話が増えました。
ーー印象的だったお題を教えてください。
「これまでのわたし」「この先のわたし」というお題が印象的でした。
メンバーの過去については深く知らなかったのですが、個々の人生のベクトルとABABAが掲げている目標が重なると感じている社員が多いことに驚きました。
過去の経験から各々が意思決定してきたプロセスがわかり、改めてみんなを好きになり、リスペクトするきっかけになりました。
採用担当以外のメンバーは、みんながどういった経緯でABABAを選択したのか、知る機会もなければ可視化もしていませんでした。
ABABAに入ったきっかけも共有できたので、それぞれのバックグラウンドに共感しました。そして今のABABAをどう感じているのか、今後どこに向かっていくのかを擦り合わせられ、より絆が深まりました。
ーー描いたものをシェアする時間でどんな発見がありましたか?
様々なお題で描いたのですが、互いの作品を見せ合う中で「自分と似ていると思った」という感想が非常に多かったです。
「4年後のわたしたちとABABA」というお題では、少人数のチームに分かれて描きました。
各々の思っていることが異なり、手が止まってしまうチームが出ることも想定しましたが、みんながバーっとすぐに描き始めた姿に驚きました。
事前に打ち合わせをしたわけではないのに、各チームのテーマがABABAのビジョン・ミッション・バリューに重なっていて、彼らの口から絵に込めた想いを直接聞けたのが非常に良かったです。
メンバーの仲が良すぎるからこそ改めて口に出して言いづらい部分も、anohiさんが第三者目線でファシリテートしてくださったことで、みんなフラットに取り組めて自己開示ができたのだと思います。
飲み会のような場でストレートに質問することもできますが、描くプロセスを通して自己開示しやすくなる効果があり、言語化の足がかりにもなっていると感じました。
ーープログラムを通して、普段の業務やコミュニケーションなどに変化はありましたか?
2つ効果がありました。
1つ目は、部署をまたいでの相談が増えました。
これまでは業務上、個人の役割について話すことが多かったのですが、自分の仕事が隣の部署とどのように繋がっているのか意識するメンバーが増えました。また、視座も高まったことでゴールを見据えて会話ができるようになりました。
オフィス移転の効果も相まって、非常に良いタイミングで実施できたと感じています。
2つ目は、今後力をいれていきたい採用に関しての相談数が増えました。
「個人的に紹介したい人材がいる」と、ほとんどのメンバーから声をかけられるようになりました。社内全体で同じ船に乗っているという意識が強まったように感じています。
体験いただいた社員様のアンケート
ミッションビジョンは浸透していると思っていたが、あえて個人個人の認識を揃えに行くという動きをしてこなかったので、いい機会となった。(30代 男性)
普段のぞけないような、みんなの頭の中を共有できてとても有意義だった。(20代 男性)
日々の業務を行っている中だと忙しく、自身が何をやっていきたいのか振り返る時間もないが、カジュアルな形で改めて自身が何を成し遂げていきたいのかを再確認することができ、とても良い時間になった。(20代 男性)
選考を受けている時には自分の価値観や考え方を伝える機会はあったものの、入社後の変化を話す機会は中々なかったので、アウトプット・言語化を通してすごく整理できた。自分の今の状態を知ることで次のステップが見え、かけられる言葉や振られる仕事一つ一つにより意味を持って取り組めるようになった気がする。(20代 女性)
仕事上の会話をすることがあっても『この人』ってどういう人なんだっけということや、価値観・思想について話す機会はなかったので、とても有意義だった。自分の想いも表現できたし、メンバーの想いも感じて理解できたので、今まで以上にコミニュケーションの量や質を高めることができたと思う。 (20代 男性)
チームビルディングプログラムが必要なタイミングについて
ーー今回はオフィス移転のタイミングで導入いただきましたが、今後はどんなシーンで活用したいですか?
今後採用を強化していく予定なので、組織の人数が拡大したタイミングでまたやりたいです。今いるメンバーで共有できた共通認識を新しく入ってきたメンバーが知る機会として、そして新人同士が互いを知る場として、ぜひ実施をお願いしたいです。
ベンチャー企業やスタートアップ企業などが会社を大きくしていくにあたり、節目のタイミングで業務を離れてメンバーと対話・交流する時間は必要であり、大事だと考えています。
また、これは別軸の話ですが、我々は新卒採用の母集団を作るサービスを提供しているので、内定者フォローや社内コミュニケーション活性化において課題を抱えているクライアントがいたら、今回のプログラムをお勧めしたいです。M&Aなどのタイミングで実施するものとしてもすごく有効なコンテンツだと感じました。
ーーABABA様、今回はお話しいただきありがとうございました!
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チームビルディングプログラムについて
組織課題をヒアリング後、オーダーメイドでプログラムを作成しアートを通じて社員様同士の距離をぐっと縮めるチームビルディングプログラムをご提供しています。
研修・交流会・全社イベントまで幅広い要望に対応が可能!
参加者(内定者・新入社員・リーダー層・マネジメント層)に合わせてプログラム・進行をプランニングいたします。少人数~100名様規模まで、オンライン・オフラインともに対応しております。
ご相談いただいた後、最短で2週間後の開催が可能!参加人数、実施内容に応じてお見積を出させていただきます。
オンライン・オフラインともに対応しておりますので気兼ねなくお問い合わせください。
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会社概要
会社名 合同会社anohi
代表者 鎌田 奈那美
所在地 東京都目黒区中目黒1-1-17-708
HP https://anohiinc.com/
Mail info@otonanozukoclub.com
設立 2018年7月6日
事業内容
各種イベント、研修及びセミナーの企画、制作、運営、管理
人材育成及び職業能力開発のための教育事業
カルチャー教室等の企画及び運営に関する事業
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