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多様性

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22 遺伝子解析への危惧

全ての多様性はスペクトラムであると信ずるが、数値という魔物は厳然たる境界を形作る。
個性の発現は蓄積された経験や記憶やその日の体調や、周囲の環境との相互関係の中で現れるものであるのに、遺伝子の特性と数値がその人がその人足る要因と誤解されてしまうことで、新たな分断や差別の契機となるのではないかという危機感を持つ。
あらゆる現象の要因や原因をその人のもつ内部的要因に帰属するというバイアスを持つ我々で

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21 メモ

神が作りたもうた自然物ではなく
大いなる意思に逆らうように、多くの観念、造物、仕組み、化学物質、を創造してきた人類であるが、
同じ生物界の仲間として哺乳類、爬虫類、昆虫も?ふくめ生き物としての我らが見出したものがある。
生き物はまず内と外を分ける事で自己を発明した。
そして生き残りをかけ縄張りを発明した。
境界こそが神への反乱、生き物の存在証明。
我々は分断することで存在しえてきたともいえる。

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19 多様性と分断

「多様性と分断」ということを考える。
多様性というものが、もっとゆるやかでおだやかなものであってほしいものだが 、美と同様にそれは「芋くってからだ。」ということになろうか


対極が存在するから声高に私はこうであると言わなければならないのか、
自由は多様性を担保するフィールドを形成する重要な要素だが、イモ食えなんだら自由はないのか?
自由はひとりひとりの態度なのか、社会に保証されなければ

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16 支離滅裂ですいません(汗)

やったー16だーー

というわけで年初の雑感。

我々は分かり合えないにしろ、お互いの存在を意識しつつ存在を積極的にかかわらずとも承認しあうことで、限定された交流(商取引、情報取引)を広げたり狭めたりしながら 、適応論的に争いよりも協力が有効である(らしい)ことを理解し、促進して(とはいえときには衝突しながらも)個体数を増やしてきた。

それは生物学的な種としては正しく、遺伝子的にも、脳内の理性に

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