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視覚に囁く『小ご絵』

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いつも大きくて立派な扉ばかり見せられてきたように思う。 深く考えることなく、大きくて立派な扉ばかり追いかけてきたように思う。 だけどいつもうまく開けられるわけじゃない。 ある… もっと読む
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2021年11月の記事一覧

遠のいたと思って胸なでおろしたのに。

 世界的に雲行きが怪しい。  ぐるっと回って戻ってくるかも、、、。  遠のいたのも束の間…

記憶にございません、なのですが。

数日前の新聞読んだ? 大きな紙面の片隅から空を見上げていた囲み風記事っ小僧は、その固く結…

北の町ではもう。

 手にしたスマホが不本意に地に落ちるよに、すとんと寒くなりました。  北の町ではもう、凍…

宇宙より遠くなった世界の国々。

 宇宙は近くなったのに、世界旅行は遠いままだ。  お金があれば宇宙へは行けるけど、許可が…

本屋さんは遠くにありて思うもの。

 紙を読むわけじゃないのだからね。人差し指の向こうには、脳内ARが♾ライブラリを形づくって…

タクシードライバーの運転者。

 文章の妙に腐心の跡は見受けられなかったけれども、ゆえにメモに追われることなく、展開の妙…

世界にひとつだけの道。

用意されている道もあれば、つかむ道もある。 隣を青く見てはいけない。見てもいいけど、羨んでも誰もくれない。 羨まれても、あげることもできない。 いずれも貴重で価値ある世界にひとつだけの花道。

ウラサビシ川。

 東大あたり、根津あたり、吉祥寺の地名も出てくる江戸の地の、うらさびれた下町長屋、現代の…

だから多様に考えているんだってば。

 多様性の対語を調べると、画一性または一様性と細胞分裂みたいな複雑性を醸す。元が元だけに…

2021年 物思い宇宙の旅。

 大事で貴重で地味深くもあり、だから揺るがせにできないこの瞬間を素通りで終わらせたくない…

霜月の98%月食。

 昨夜11月19日の月食。TOKIOは生憎の霞月食となったけど、薄雲を透かしてかろうじて。皆既と…

Unheard Cries。

 ヘッドラインの「Unheard Cries」という一文に目が止まった。出自は記事【deaf mum】だから…

閉じていく11月。

 振り返れば宵闇に追われてる。  まだ3時だったってのに、お陽さまは沈み急いでいるんだも…

冬闇は密度を増して。

【物語】  お日様がんばっても夜の帳の重力に力負けする周期に入った。  よいこは素直に家路を急ごう。  いい大人は世のため経済循環のため、ちょっとだけ遠まわり。ネオンも早く灯ることだし、内側から暖めたくなるほど冷え込みがキツくなってきたこともあるし。 【背景】  閃く、または文や絵や写真にインスパイアされる。で、描画の筆がトレースを始める。  午後3時に刺激された。感覚は日中真っ只中なのに、その日の太陽ときたら、ぐらり日没の淵に立ち、夜に急いでいた。  お陽さんに限って