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冬闇は密度を増して。
【物語】
お日様がんばっても夜の帳の重力に力負けする周期に入った。
よいこは素直に家路を急ごう。
いい大人は世のため経済循環のため、ちょっとだけ遠まわり。ネオンも早く灯ることだし、内側から暖めたくなるほど冷え込みがキツくなってきたこともあるし。
【背景】
閃く、または文や絵や写真にインスパイアされる。で、描画の筆がトレースを始める。
午後3時に刺激された。感覚は日中真っ只中なのに、その日の太陽ときたら、ぐらり日没の淵に立ち、夜に急いでいた。
お陽さんに限ってまさか、と思った。
いや、お天道様の意思じゃない。冬闇の権力が増したせいさ。そんな蠢きの叙事詩が絵になった。
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