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2021年 物思い宇宙の旅。

 大事で貴重で地味深くもあり、だから揺るがせにできないこの瞬間を素通りで終わらせたくないから、そうした信条を我が道に植え込んでいるから、思考の味覚で刻み、味わうことにしている。

 そんなふうにうねうね長くand曲がりくねった道の途中で現れた鳥瞰図。

 ジュラも白亜も、飛鳥も江戸も、終わった時代は厚さ1センチに満たない平面に閉じ込められてしまうんだね。
 鳥の目で1000年後から見下ろすと、現代なんて瞬きの間。自分史なんて芥子粒芥子粒ほどの点。いや、存在さえしていないかもしれない。

 私たちは、刹那刹那に感傷的に生きている者なのでしょうか。
 収録されないかも知れない記憶の本に軌跡を刻もうと、色濃くもがく者なのでしょうか。

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 秋の夜長の思考ロング&ワインディング・ロード。2021年秋の哲学宇宙の旅は、まだ終わりそうにない。

 今夜、また続きの旅に出る。

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