神々の系図 続 (東京美術選書 23)
同じ著者で、同じ出版社から出た『神々の系図』の続編です。
日本の神々の系図をたどって、解説した本です。
日本神話を知るうえで、たいへん役に立つ本です(^^)
日本神話を知りたい方は、『神々の系図』と並んで、ぜひ、所持しておくべき―そして、読むべき―本だと思います。
前著『神々の系図』では、『古事記」上巻と、『日本書紀』巻二までの神々が紹介されていました。
本書では、『古事記』中巻と、『日本書紀』巻三から巻十までの神々が紹介されています。
神といっても、本書の神々は、だいぶ人間に近い存在です。
少なくとも、系図の上では、現存する日本の天皇家の直系の先祖にあたる方々が、載っています。
前著『神々の系図』と同じく、神々の名が、年代順に挙げられて、その血脈がどうつながっていったのか、説明されています。
以下に、本書の目次を書いておきますね。
目次の量が膨大なため、一部を省略したものになることを、御了承下さい。
凡例
1 五瀬命【いつせのみこと】
2 A 稲氷命【いなひのみこと】
B 御毛沼命【みけぬのみこと】
3 神倭伊波礼毘古命【かむやまといはれひこのみこと】
4 A 阿比良比売命【あひらひめのみこと】
B 多芸志美美命【たぎしみみのみこと】
C 岐須美美命【きすみみのみこと】
5 A 三島溝咋【みしまみぞくひ】
B 勢夜陀多良比売【せやだたらひめ】
C 大物主神【おほものぬしのかみ】
D 富登多多良伊須須岐比売命【ほとたたらいすすぎひめのみこと】
6 A 日子八井命【ひこやゐのみこと】
B 神八井耳命【かむやゐみみのみこと】
C 神沼河耳命【かむぬなかはみみのみこと】
7 A 宇沙都比古【うさつひこ】
B 宇沙都比売【うさつひめ】
C 天種子命【あめのたねこのみこと】
8 宇豆毘古【うづびこ】
9 登美能那賀須泥毘古【とみのながすねびこ】
10 高倉下【たかくらじ】
11 佐士布都神【さじふつのかみ】
12 八咫烏【やたがらす】
13 贄持之子【にへもつのこ】
14 井氷鹿【ゐひか】
15 石押分之子【いはおしわけのこ】
16 A 兄宇迦斯【えうかし】
B 弟宇迦斯【おとうかし】
17 A 道臣命【みちのおみのみこと】
B 大久米命【おほくめのみこと】
18 土雲八十建【つちぐもやそたける】
19 A 兄師木【えしき】
B 弟師木【おとしき】
20 A 邇芸速日命【にぎはやびのみこと】
B 登美夜毘売【とみやびめ】
C 宇摩志麻遅命【うましまぢのみこと】
など
〔附〕
参考「本書記載天皇一覧」
三神【さんじん】
聖徳太子
神仏分離
瀬織津姫命【せおりつひめのみこと】
衣通姫【そとほりひめ】
棚機津女【たなばたつめ】
地方神
春祭、秋祭、夏祭
蕃神【ばんしん】
兵主の神【ひょうすのかみ】
磐鹿六雁命【いはかむつかりのみこと】
五行神【ごぎょうしん】
あとがき
神名索引
『神々の系図』所収
『続・神々の系図』所収
附録・神々の系図一覧
1)天御中主神【あめのみなかぬしのかみ】より第一代神武天皇まで
2)第一代神武天皇より第十五代応神天皇まで
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