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【発達障害】Kane with ASD【韻文+英作文】

この記事を読んでいいだき、誠にありがとうございます。
発達障害者司寺 宰(つかじ おさむ)と申します。

今回は英作文に挑戦しました!
さらに、‐ainと同じ発音を含む単語を出来るだけ使い、言葉遊びをして少しrhyme(韻文)のようにしてみました。
つたない英語で恐縮ですが、お読み下されば幸いです。

テーマ「発達障害(ASD)の特性により、二次障害に苦しむ男の精神世界」

ASD(自閉スペクトラム症)とは、以下の2点の特徴が主に見られる障害です。

  1. 言葉や、言葉以外の方法(=表情、視線、身振りなどから相手の考えていること)を読み取ったり、自分の考えを伝えたりすることが不得手である。

  2. 特定のことに強い興味や関心を持っていたり、こだわり行動がある。
    (参考HP:NCNP病院 国立精神・神経研究医療センターより)

”Kane with ASD”
「ASDのケイン」

In Kane Pane's brain, many plain voices say that "Your efforts must be in vain. You ain't gained anything".
(ケイン・ペインの脳内では、沢山の声がはっきりと鳴り響いている。「お前は徒労に終わる」、「お前には何もない」と。)
The voices remain, are ingrained, and make him feel as if he's in chain.
(声は残り、思考に深く根付き、彼を鎖で縛られているように思わせる。)

Rain
refrains in his mind everyday.
(彼の心の中では、いつも雨が繰り返し降っている。)
When the water gets full and causes flood, he gets insane and looks a sick scatterbrain.
(雨水が満ちて洪水になった時、彼は狂ったように狼狽する。)
Then he feels as if his thoughts melted down like mud.
(その時、思考がまるで、泥みたいに※溶けていくかの様に感じる)

Then he drains the water by saying complaints.
(そんな時、彼は不平を漏らすことにより、水抜きをする。)
Even if the thoughts stop, they come again some other time.
(しかしながら、思考が止まっても、いずれまたそれはやってくる。)
He is in pain. He can't fain maintain his own happiness.
(彼は苦しんでいる。安らかな幸福を維持出来ない。)

...I think he has rumination, schizophrenia, depression and also ASD.
(、、、私は彼が※反芻思考を持ち合わせ、統合失調症であり、自閉スペクトラム症でもあるように思う。)

Sometimes he looks curious and it seems that he takes cocaine, LSD, or other illicit drugs. But actually, he never does. 
However, he may overdose prescribed medicine.
(時に彼は、コカイン、LSDやその他違法薬物等の常用者のように見えるが、全く服用はしていない。しかし処方薬を過剰摂取しているかもしれない。)
He has serious difficulty to keep living.
(彼には深刻な生きづらさがあるのだ。)

※溶ける(melt down)
ASDが強い不安感等から、パニック発作を起こす事をメルトダウンと言います。
※反すう思考:
頭の中で同じことを、ずっとグルグル考えている状態のことです。
ASDを持っている人に見られる傾向です。
これにより、過去のトラウマ等の悪い記憶や、負の感情が脳内を堂々巡りすることもあります。

以下、今回の記事を書くに至った経緯と解説です。

・経緯

とある友達の表現に影響を受けて、書きました。
僕には帰国子女かつ発達障害の友達がいました。
文中の感情が洪水の様に湧き上がる様は、元々は友達の表現です。
また、友達から教わった単語も使いました。
illicit(意味違法の)や、ingrain(意味<液体が布などに染み込む様から転じて>考えや習慣が擦り込まれる、根付くが、その単語に当たります。

・解説

 Kane Paneは、架空の人物です。
発達特性と自閉症状はデフォルメされています。
しかし、症状の重さによっては、実際にこの様な状態になることはあり得ます。
 僕が人生で一番辛かった時期にも、Kane Paneに近い状態で苦しみました。
 友達からの影響の他には、自閉症についての映画である、『Rain Man』からも、少し影響を受けているかもしれません。
映画の概要しか知らず、まだ観たことがないのですが(汗)
最後に英作文についてです。
・Kane Paneは、作中にも出て来た単語(co)caineとpainから来ています。
・ASDとLSDを掛けてみました。
・意訳も水の表現なので、不平を「言う」ではなく、「漏らす」と訳してみました。

以上、拝読頂き、ありがとうございました。
よろしければ、ご感想、英文へのご指摘など仰っていただければ幸いです。

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