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みんなのための限られた救急車、急病や寝たきりでも公平な機会を

救急車サービスは、私たちが困ったときに助けを求めることができる大切なシステムです。でも、みんなが平等にサービスを受けられるようにするためには、どうすればいいのでしょうか?

まず、救急車を呼ぶときは、本当に緊急の場合だけにしないと、本当に助けが必要な人が待たされてしまうかもしれません。これは、自分の行動が他の人にどんな影響を与えるか、しっかり考えることが大切ですね。

そして、税金。これは、国や地域のお金のかけ方を決めるときに、とても重要なポイントです。私たちが払った税金は、みんなのためのサービスに使われます。救急車もその一つ。救急車は各自治体で税金で運営されている行政サービスの一環です。救急車が必要な人が平等に使えるように、税金と取捨選択をシステム的にも国民的にもうまく回す必要があります。

救急車は119番を呼べば来てくれますがこれは行政サービスとして税金で行われているものです。自治体ごとにこれぐらいの人口でこれぐらいの面積の自治体であれば、救急隊員がどれぐらいいて救急車が何台ぐらいあれば足りるだろうという推測のもとに予算を立てて運営されているものです。しかし軽症な場合など救急車が必要じゃないようなケースでも救急車を呼んでしまいリソース不足になるという事態も現実としてあります。特に新型コロナウイルスの感染拡大が問題視された時、救急隊員側も患者側も過剰な対応をしないとならない雰囲気や決まりができました。今でこそ少しずつ見直されてきていますが、救急車を呼ぶべきか迷う時には#7119という電話番号に電話すると、救急車を呼ぶ必要がある可能性相談ができます。


救急車を使いたい場面として、救急以外の用途で寝たまま乗れる車が欲しいという時もあります。例えば病院から退院する時に次の施設まで輸送してもらう場合などです。
民間の救急車は、お金がかかりますが、救急以外の要介護者や寝たきりの人などを輸送する時に柔軟に対応することができます。

介護タクシーという仕組みもあります。

社会で生きる私たちは、お互いを思いやり、公平なシステムを作るために協力しなければなりませんし、自分だけがよければ良い、限られたリソースであることに想像力を働かせることなど、それが、私たち一人一人の小さな選択、社会の仕組みを知ることから始まると思うのです。
法律や行政のサービスについてもっと人々に知られるべきですし、私たち自身もどうも関心を持っていく必要がありません。

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