相撲観戦のすすめ(グルメ編)
↓こちらの記事の続きです!!
前回はテレビ中継で見るのと両国国技館で観る相撲は音が違うという話だったが、わざわざ両国まで足を運ぶもう一つの動機は国技館グルメを堪能することにある。
通常スポーツ観戦は、一つの試合を観に行くため「どちらかのチームを応援しに行く!」という意識が強いように思う。
一方、お相撲の場合は一日に109取組も行われる。従って全てを応援することはせず「自由に飲食をしながらのんびり観る」のが醍醐味である。たまに升席で寝ているおじいさんもいたりする笑。それくらい自由なのだ。
そんな観戦のお供にオススメの国技館グルメを勝手に紹介しようと思う。
▼焼き鳥
(国技館サービス株式会社様から画像お借りしました。)
まずは一番有名な国技館焼き鳥。相撲といえば焼き鳥が欠かせない。美味しいのはもちろんだが、両国国技館の地下工場で作られていることでも有名だ。
なぜ”相撲といえば焼き鳥“かというと、鳥は「2本足で立ち、手をつかない」ことから「土がつかない=負けない」ので、相撲界では縁起物とされている。いわゆるゲン担ぎである。
正肉3本とつくね2本で650円。味付けはたれのみ。ついついビールや日本酒が進む味。
▼ソフトクリーム
(日本相撲協会から画像お借りしました)
ちょっと甘いものが欲しくなった時は、2階西側の売店でのみ売られているソフトクリーム。国技館でソフトクリームとは意外なようだが、これがなぜか美味しい。濃厚でクリーミーだけど、さっぱりした味わい、どこかで食べたことのあるような、、そう、牧場で食べるあの味!実は裏手に牛がいて搾りたてミルクで作ってます、と言われても信じるレベル。
バニラ以外の味は場所によって違うらしいが、私がよく遭遇するのはモカ、バニラ、ミックス。3つの味から選べて1個350円。
▼力士弁当
(国技館サービス株式会社様から画像お借りしました。)
しっかり食事をするには横綱や大関など人気力士プロデュースのお弁当がおすすめ。非常に人気商品で、ランチ時を過ぎると売り切れ必至。各力士が自分でメニューを決めており、自分の好物を詰め込んでいる力士もいれば、出身地ゆかりの食材を入れている力士もいる。年配の力士になると随分渋いメニューばかりだったり、どれも個性が強め。通り一遍の幕の内弁当を買うよりは、力士弁当の方がバラエティに富んでいて選ぶのも楽しい。
基本的にどの力士のも美味しいのだが、一度だけ失敗したことがあった。あれは朝青龍がまだ現役だった頃。良くも悪くも相撲界を賑わせていた朝青龍のお弁当をせっかくだから買ってみた。確かモンゴルを前面に押し出したメニューで、ラム肉と茹で野菜をモンゴル塩で食べる、みたいな内容だった気がする。一口食べて「あぁ、わたしモンゴルには住めないや」と思ったことだけ鮮明に覚えている。
こちらはお1つ1,150円。
▼地下のちゃんこ
(イメージ図)
地下1階の大広間では「バラエティちゃんこ」という企画をやっていて毎場所違う相撲部屋のちゃんこ鍋が食べられる。部屋によって入れる具材も味付けも全然違うので、こうして気軽に楽しめるのはとても良い。ということで大人気のため、いつも12時から大行列をなしている。
1杯300円で、12時〜16時の間のみ提供。
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ほかにも軍配みたらし団子、笹寿司、あんみつなどまだまだ美味しいものはたくさんあるが、あとは行ってのお楽しみ。
思い出したらお腹がすいた。
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