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厚い胸板を作る!大胸筋の知識を深めよう!

こんばんは!

健太です。

先日、三角筋を解剖学的観点からのアプローチをご紹介させていただきました。

解剖学的な観点を知ることで、より筋肉を意識することができます。

意識しないと周囲の筋肉に分散したり、狙っていない筋肉で過去のスポーツ経験で発達している筋肉に負荷が負荷ではなくなったりすることもあるので大事になってきます。

今日は、三角筋に続き「大胸筋」のご紹介をさせていただきたいと思います。

■大胸筋はどこ?

大胸筋は有名な筋肉ですので多くの方が既に知っているかもしれませんが、胸になります。

大胸筋は肩や腕の動くときに機能し、大胸筋の中でも

・鎖骨部線維(上部)

・胸肋部線維(中部)

・腹部線維(下部)

の3つにわけることができます。

それぞれ別々の働きをもっており、そうすることで肩や腕の柔軟な動きでもそれぞれ力を発揮することができます。

■大胸筋の働きはこれだ!!

先ほど、大胸筋は主に肩や腕の動きに連動しており、そのなかでも3つにわかれているということて記述しました。

3種類それぞれの働きをご紹介していきます。

・鎖骨部線維(上部)

大胸筋鎖骨部は、肩関節の内旋と屈曲に作用します。

肩関節の角度によって、関与する強度がかわってきます。

鎖骨部は、鎖骨の内側から起こり、上腕骨の大結節稜で停止しているため腕を水平より上に内旋、屈曲する際に大きく関与します。

・胸肋部線維(中部)

大胸筋胸肋部は、肩関節の内旋と伸展、内転に作用します。

こちらも肩関節の角度によって、関与する強度がかわってきます。

胸肋部はから胸骨前面、第2~第6肋軟骨起こり、上腕骨の大結節稜に停止しているため腕が水平より下への内旋と伸展、内転の際に大きく関与します。

・腹部線維(下部)

大胸筋腹部は、肩関節のない点に作用します。

腹部は腹直筋鞘から起こり、上腕骨の大結節稜に停止しているため腕が下方向に内転する際に大きく関与します。

大胸筋は筋肉の各部位の中でも大きな体積の割合を占めておりますが、その中でも3つに分かれており、それぞれ機能していることがわかりました。

私生活でもスポーツでも腕を使うことは多いため、一部だけ衰えるということがないようにまんべんなく鍛えたいですね。

■最後に

本日は、大胸筋について詳しく記述してきました。

大胸筋は私生活でも多様な場面で使用します。

また、多くに人が「美しいカラダ」といえば発達した大胸筋を想像するのではないでしょうか。

健康と美の両面から大胸筋を細かく鍛えてみるのも良いですね。

それではまた♪

服部 健太

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