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ゆるくない坂の先に。冥王星とはなにか?

ユリシスさんの太陽期の記事を読みながら、
わたしはしんどい時期を乗り越えたんだ、と悟った。

だからこんなにも、
何もしてないのにやる気がみなぎり、
何もしてないのになんとかなる気がしてて
何もしてないけど「わたしだから大丈夫」と思えるのだろう。

描いてる未来を叶えるために、
何をしたらいいだろう?と、ワクワクしてるところなの。
あとは、今日あたりに具体的な行動目標に落とし込む作業をするところだ。

例えば
留学のためにラジオ英会話を始めたり、
営業用の文書を考えたり。
腹筋1日3回、と決めたり。


今日は、
トランジットの冥王星から、死と再生のしんどかった話。

まぁ、ホロスコープのお話だね!

太陽期とは光が強いゆえ、とても苦しい時代です。
私のホロスコープは、
土星が天頂から太陽と対極の位置で睨みを効かせているし、
太陽と冥王星がスクエアでもあって、
太陽期の苦悩と葛藤は凄まじいものがありました。
そして、多くの人に導きと癒しをもらい、
どうにか歩いていくことができました。
だからこそ、御恩返しとしても、若い人の力になりたいと思っています。

ユリシスさんの記事より


わたしのホロスコープは、
太陽期に
トランジット(運行天体)の冥王星が、
180度対角から睨みをきかせ
月に90度で圧をかけていた。反転の月にも90度。まぁ、メンタルにも、すごい圧。


抜け方というか、
何が起こって、こんなことしたよ!ってところまで、参考になるかもしれないので、備忘録として。


◆太陽ートランジットの冥王星180度◆

ー 仕事関係の自信喪失が酷かった時期 ー


職親に嫌われる
同業者から足を引っ張られる
いろんな挑戦をしたが実にならず
実になったように見えても熟さず
忙しいのに収入は伸びず、学校行事は忘れてプライベートに支障が出て予定がパンパン。
コロナの結果、全てがなくなり収入の激減
仲間も離れていく
無意識に高くなってたプライドが折られる
夫が突然会社を辞めてくる。
大嫌いで悪者の父への理解度が上がる


って感じだった。

基本的に
仕事が減り、仲間が離れていくのに、SNSのフォロワーが増えるものの仕事に繋がらず。
これやってて意味あるの?と何度も思った。辞めたくなった。

父親への意識とも向き合った。
許せるまでしんどかったし、こんなにも重たいものを持ってたのか、と気づいて泣いたなぁ……。

その上で、冥王星は、
しっかり月に圧もかけてきた。


◆月ートランジット冥王星90度◆

ー 心や感情の破壊から肉体への痛み ー

ある日突然、夫を見て吐いた。
夫源病のスタート
「食を整えれば、夫婦も家庭も幸せ」と信じて仕事も家事もしてたのに、わたしが一気に夫拒絶になったのだ。
助手席も無理。触るのも無理。触られるのも無理。そもそも半径1メートル以内が無理になる(8ハウスだから性的距離感無理)
自分自身を大事にしていないことに気づく
自分を大事にし始めたら夫に「お前は自分勝手になった」と反発され、冷戦に。
祖父が亡くなり母の依存度が上がる(共依存)
母の依存を拒絶


8ハウスの月だから、久しぶりに自傷行為に戻っていた時期でもある。
カッター、ライターは常備だった(切る気満々)
オーバードーズ用の薬も机に隠し持ち(飲む気満々)
タバコも買って隠してあった(これは当てつけで買った)

体の弱いわたしにとって、すべて自傷行為につながることだった。

わたしの反転の月のところに、
水星がある親友(完全に0度台で合)が、言語化を助けてくれた。本当はこの世に未練なんかもうなかったから、親友に「サヨナラ」を言いに行ったのだけどね。貯金なんて0になっていい。どうせもう死ぬのだから、と思って使い切る勢いで、最期に「ありがとう、ごめんね」を言おうと思ったの。

当時、悲しささえも感じられず、ただ戸惑ってるわたしに、
「今どう思うの?」「どう感じる?」と何度も聞いて付き合ってくれた。料理を褒めて自信をくれた。

「これしか思えない」
「これしか感じられない」
「これ以上わかんない!」と答えると
「今はまだそれでいいよ。そこまででいいよ」と何度も受け止めて、
少しずつ深くなるように手助けしてくれた。

わたしが、闇堕ちして自傷行為をしても
ただ悲しい顔をして「そっか…」とそばにいてくれて、わたしは興味のない話なのにすごい楽しそうにずっと話をしてくれた。


反転の月が満ちれば、
本来の月の不安感(木星と月が合なので不安はすぐ拡大する)が、うまく止まる。

その反転の月の感情を、言語化をしてくれたのだ。


だからこそ、
この時期にしたことは、感情への向き合い
ただひたすら耐えて向き合って感謝した


やったことはこんなことだ。


こんな状態でも残ってるもの全てに感謝した。

健康、子どもたち、友人。
規模は小さくなったけど仕事があること。
ご縁あって、やり始めた編集の仕事も。
家があること、公共料金が払えること、
心は守られてないけど、夫がいるからライフスタイルは守られてること(流産の時の一言はいまだに女性蔑視だと思うけど)
心は友人たちが総出で守ってくれた。
倫理法人会のモーニングセミナーに通い詰めた。行かないとすぐに笑顔を忘れちゃうから。他人に会うと嫌でも笑顔になれる。


父親に感謝の色紙を書いた。

嫌なところもたくさんあるし、
暴力的でお金も入れず酒乱で
親としては、ひどい父でもあるけど、
あの人のおかげで学校に行かせてもらった。あの人がいたからこの世に生まれた。
わたしの半分はあの人の遺伝子だからこそ、度胸とノリの良さも受け継いだ。


共依存の母から抜け出した。

祖父が亡くなり、共依存が加速した母と
距離を取るようになった。
わたしはわたし。付属品じゃない。
「わたしの感情まで決めないで。優しくされて当然って思わないで」と、はじめて言えた。
小さいときからずっと我慢して「母っていつも面倒だからわたしが飲み込めば丸くおさまる」って思ってたから。
夫に対しても、そうしてたから、それもやめた。


自分の感情は、良い感情も悪い感情も大事にすることにした。

他人にぶつけることはないけど
「嫌だなぁ、悲しいなぁ」と思ったときに
「そんなこと思ったら人としてだめになる」って発破をかけてた。
愚痴なんか思っちゃダメ.思うわたしはもっとダメって……。
そんなことないのにね。
だから、何を思ってもいいって許可を出したんだ。シャドウ側を受け入れた。


感情のリプレイをした

小説を書いた。
傷つきすぎて忘れてた愛の記憶を取り戻したくて、濃い3年間をベースに小説にした。
当時の痛みをまた思い出したけど、
今のわたしだから言える言葉を、その都度かけていった。
「よくがんばったね! えらいよ、わたし。
 無理させてごめんね.ありがとう。」


試行錯誤でワークが生まれた

だから、自分をもっと好きになるワークが生まれた。
インフルエンザの病み上がりで、まだ声が戻らず続きが配信できてないけど。
ちゃんと配信するからまっててね!


わたし自身を粗末にしてたからこそ、自分自身を大事にするようになった。

「わたしさえ我慢すれば」とオートメーションで、無意識に思って作り上げた人間関係が全て壊れた。面白いくらいに壊れた。

母とわたし
母の面倒な部分を受け入れられなくなったら喧嘩になった。
「やさしくなくなった!」と母に怒られたが、もともと優しかったわけじゃなく、面倒だから言いなりになってただけだ。
そんなやりとりを見て「あれは、ばぁちゃんが変だ!」と子ども達が守ってくれた。今はかなり疎遠。

夫とわたし
ワンオペ育児で、裏方を全て担ってきたが、お金のことさえ相談できず、生活費さえかつかつで、頼んだときに子どもたちの送迎さえ遅れていく。それを全部フォローしてたけど、全部辞めた!
「お前は変わった!」「俺を尊重してくれない」と、夫は子どもたちにブスブス文句を言い、わたしのことは全部無視してくるが、わたしは自由になった。同じ家にいても、心の距離感2kmだ。
子どもたちに「今のママの方が好き!」と言われるほど、わたし自身は、明るく楽しく笑顔が増えた。

逆に
よくバトルしてた父とわたし
昔から思ったことを言い合って、傷つけあったけど、だからこそ、今の方が仲が良い。

 
 

 
 

冥王星の破壊と再生は、痛いなんてもんじゃない。
過去の努力は水の泡。
本当、今までの生き方すべて間違ってたの?と泣きたくなるし、
大事に作ってきた人間関係なんて脆くも崩れ去る。

でも、
愛からくる破壊と再生で、
きっとこのまま年数を重ねたらもっと被害が大きかったように思う。

仕事で天狗になって嫌味ったらしい品のない女に成り下がったり、
自分を大事にしない卑屈な経営者になってたり。
共依存に歪んだ愛を感じ、自分を削ってなんぼという間違った愛情感覚を持ったままだったろう。自分を大切にする意識なんかないし、自己肯定感や自己受容感が理解できず、大事にしてるつもりだった。

振り返ると違うとわかる。
でも、当時はそれで幸せだったのになぁ、とも思うけど、
その「幸せのカタチ」は神様目線では「自己犠牲しすぎてて幸せには見えないカタチ」だったのだろう。

自分を大事にできるようになったら
他人の価値観も大事にできるようになったんだ。たとえ違っても「あなたはそう思うのね,いいと思う💕わたしはこう思うよー」と伝えられるようになったのだ。

たぶんだけど、
壊れかけたビル(変な価値観)を解体されただけなのだ。
しかも、解体日の通告なしで🤣🤣
「今日なの!?」と慌てるのは本人だけで、
「壊してもっといいもの建てますからねー」
と冥王星はしてくれてるんだと思うのよ。

今からトランジットの冥王星が来る人へ。
今、真っ只中の人へ。
本当、死にたくなるほどしんどかったけど、
終わればこんなに軽くなるから。
当時は終わりなんか見えなくて、ハムスターの回し車の気分だったけど。
でも、大丈夫だから。

誰かの参考になればいいな、と思うのです。


当時この本からも勇気をもらったよ!

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