ひーこ

拒食症だった過去から、今はパニック障害・適応障害・非定型うつ病を抱えながら、マイペース…

ひーこ

拒食症だった過去から、今はパニック障害・適応障害・非定型うつ病を抱えながら、マイペースに生活しています😌

マガジン

  • 心との葛藤

    拒食症を乗り切り、パニック障害や適応障害、非定型うつ病と向き合っている今をまっすぐ書きます🙃🙂🙃

  • アルバムの中からランダムに1枚選んで書くシリーズ

    自分のiPhoneのアルバムの中からランダムに1枚を選んで何かしら書くシリーズ

最近の記事

社会的弱者という言葉を使う意味

父に言われて傷ついた言葉はたくさんある。 父は人に対して少し言葉足らずな面があるから、冷静になって、数日経って考えれば父の本当に言いたかったことが分かったりするものである。 でも1週間前に言われたこの言葉は忘れられない。 「パニック障害の人は社会的弱者」 こればっかりは心の底でもやもやとするのだ。 そもそも社会的弱者という言葉自体に疑問を感じる。そんな悲しい言葉があるだろうか。Googleで「社会的弱者」と検索すると以下のように出てくる。 社会構造の最下層に近い位

    • こんなだから俺達負けたんだよな

      私は高校時代、野球部のマネージャーをしていた。選手90人にマネージャー3人。中堅校と言われ続けてきた。 2年生の夏を終え、自分たちの代での初めての公式戦、秋季大会が行われた。予選は勝ち進んだものの、本大会で1試合目に強豪校とぶつかる。その試合にコールド勝ちをした。そのままの流れで2回戦へ挑んだものの気の緩みが出たからなのかあっけなく負けてしまった。 その日、チーム全体はこっぴどく監督に怒られた。私は怒られて当然だと思い、長い冬を乗り越えて絶対に春は勝ってやると監督の顔を見

      • 生と死のイメージ

        私は物事を0か100で考えてしまいがちである。そう意識し始めたのは小学生の頃。グレーゾーンというに対して気持ち悪さを感じていたのを覚えている。 タイトルにある「生と死のイメージ」について、通っている心療内科でのカウンセリングで一つ教えてもらったことがあるので記事に書いてみようと思った。 カウンセラーさんがいう「生きていく」イメージ びっくりした。 目からウロコな考え方だった。 平坦な道を行ったり戻ったりしながら色んな波があって生きていく、そんな考え方したことがなかったか

        • ノンストップの良し悪し

          6月から新しい職場で働き始めて、とんでもなく充実した日々を送っている。自分が成長している様子を自分で毎日感じ取れるくらい。それを実感する。 話は飛ぶが、パニック障害と診断されてから1年半以上が経った。私が初めに倒れた時は飲食店で働いていた。1日休むことによって、1日分周囲の人が知っていて私の知らない世界が広がる。そう考えると休みを取ることが怖く、もったいなく感じていて、ノンストップで働き続けていた。酷い時は半休をとっている日でも事前にお店の様子を伺いに行ったりしていた。

        社会的弱者という言葉を使う意味

        マガジン

        • 心との葛藤
          4本
        • アルバムの中からランダムに1枚選んで書くシリーズ
          1本

        記事

          3歳の頃、坊主になった話

          七五三の数週間前、女の子用の赤い振袖を用意してもらった私は坊主になった。お母さんが大切に大切に伸ばした、少し天然パーマがかったゆるいカールの髪をバリカンで刈った。 坊主にした理由。 3歳なので、何か賭け事をして負けた訳でもないし、 お父さんに叱られた訳ではない。 お父さんのことが好きすぎたのだ。 お父さんは、私の物ゴゴロがついた時には既に坊主頭で、私を肩車してくれた時にも私の目の前にはトゲトゲの坊主頭があった。(今も尚、坊主継続中) 私はお父さんになりたくてなりたく

          3歳の頃、坊主になった話

          貝の内側の魅力

          アルバムの中からランダムに1枚選んで書くシリーズ①日比谷の和食屋さんで働いてた頃、お店には旬の食材がたくさん溢れていた。 お魚は新鮮で、貝もぷっくり、お肉も脂ののりかたが美しい、いわゆる高級食材を見る機会が多かった。 その中でも私がつい写真を撮りたくなってしまったものは、貝を剥いた板前さんの流し近くにあったこれだ。 トコブシというらしいこの貝の中身を見ると、家族で新潟の海キャンプに行った思い出や沖縄の砂辺に寝転んでいる小さい頃の記憶が頭をよぎる。 そしてどこかに吸い込ま

          貝の内側の魅力

          夢の落ちがいつも一緒な件

          私が見る夢の大半は起きる直前の落ちが一緒だ。すっごーーい不愉快な朝を迎えるけど、じっくり考えてみたら状況は一緒。 だいたいは自分が高校生の時の夢。 詳しい状況も違うし、出てくる登場人物もほとんどが知らない人(笑) 例えば...部活の同期のマネージャーが私1人しかいないのにパニック障害になっちゃって周りに迷惑をかけたり。 修学旅行で飛行機に乗るのが怖いのに、パニック障害だということを友達に隠していたせいでよりパニックになってしまったり。。 そんな夢を見て起きた朝はだいた

          夢の落ちがいつも一緒な件

          入院生活

          私がこの中で唯一口にできたものは、カップの中の大根おろしでした。笑 パニック障害や適応障害、拒食症について毎日の検査と1時間のカウンセリングが行われた。 これは最近まで目を背けてきた、医師からの症状の説明と、今後の思考回路のアドバイスをメモしたものだ。 パニック障害の悪化で入院してる人に対してこの内容を受け入れろというのは実に酷な話だとは思うけれど...(笑) 今は全て納得。 だけれども、パニック障害発症から1年半経った今も性格は変わらないまま。 変えたいと思う

          入院生活

          食べる幸せ

          2018年のとある日、 職場で手足が痺れ、過呼吸になり、 救急病院に連れていってもらった。 そこから3ヶ月で体重がガタ落ちした。 高校時代は食いしん坊もいいところで、 電車の乗り換えの8分間におにぎり5つを食べるのが日常的だったぐらいだ。(味変はなし) 3ヶ月間、食べ物を食べることはもちろん、香りや、人の食事の音や、人が食べ物に関わっているだろう音も聞きたくなかった。 あま酒をおちょこ一杯昼過ぎにやっと飲んで、1日の食事を終える生活。 ある日歩くのがやっとになり、

          食べる幸せ