食べる幸せ

2018年のとある日、
職場で手足が痺れ、過呼吸になり、
救急病院に連れていってもらった。
そこから3ヶ月で体重がガタ落ちした。

高校時代は食いしん坊もいいところで、
電車の乗り換えの8分間におにぎり5つを食べるのが日常的だったぐらいだ。(味変はなし)

3ヶ月間、食べ物を食べることはもちろん、香りや、人の食事の音や、人が食べ物に関わっているだろう音も聞きたくなかった。

あま酒をおちょこ一杯昼過ぎにやっと飲んで、1日の食事を終える生活。

ある日歩くのがやっとになり、大学病院に行くと、すぐに検査入院が決定した。そして3つの病名が出てきた。

適応障害。パニック障害の悪化。拒食症の疑い。

そこからはこの訳の分からない甘ったるい飲み物を1日3回渡される日々…

そこから3週間かけて、やっとこさ人の2分の1の量のごはんを鼻をつまんでなら食べられるようになった!

白米の独特の臭いがどうもダメで、綺麗なふりかけ色でお米を染めて食べていた。

そんな私の今の仕事は、飲食業の接客や、お酒とお料理のペアリングの連載。

食べれることが当たり前ではないこと。
食べれる幸せを噛み締めて食事に向き合っていきたい。

生きることとは、食べること!

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