見出し画像

君もいつかは「 おじさん 」

日本経済の形成


日本の経済はおじさんたちが形成してきたのだ。
全てとは言わないが否定はできないだろう。

今あるそのレールはその恩恵だ。

レールもメンテナンスが必要となる。
時には新たに交換しなければ先に進めない。

そのレールの上は常に何かが走り続ける。
途中、何かのステーションに停車する。

新たな何かを積み古い何かは置いていく。
置いてかれた何かは一旦そこで立ち止まる。


その何か


立ち止まったそこには新たなレールはない。
無常な光景がそこに形成されていく。

そこに立ち止まり続ける何か。
新たなレールを形成する何か。
錆びたレールを逆走する何か。

その何かとはつまりおじさん。
今を生きるおじさんたちだ。


おじさんは


背中を見せて言葉を発したおじさんたちは
今の若者の背中をもどかしくも見守っている。

立ち止まり続けるおじさんは
酒を飲みながら穏やかにゆっくりと休む者もいれば、
孤独や孤立の怯えを消すため周りに説教をする者もいる。

新たなレールを形成するおじさんは
バッターボックスに立ち続けようとする者もいれば、
過去の栄光を背負って行き止まってしまう者もいる。

錆びたレールを逆走するおじさんは
後世のためにとレールメンテナンスに一役をかう者もいれば、
後ろのステーションにいる誰かにマウントをとる者もいる。


ノーイングリッシュ


時代は常に進化していくのか?
進化と同時に何かを失っていく。

進化についてこれなくなったおじさんは
失った何かを探し続ける習性があるのだよ。

「 SNS?」「 DX?」「 AI?」
「 イノベーション?」「 サスティナブル?」
「 マネタイズ?」「 サブスクリプション?」

頼むから日本語に直してくれ。

アイ・アム・ジャパニーズ!
オジサン・イズ・ノーイングリッシュ。
イエス・イエス。


君もいつかはおじさん


そこの若者よ。
安心したまえ、心配するでない。

君もいつかは、おじさんになるのだ。
10年後、スマホはもうない。

応援よろしくお願いいたします <(_ _)>