マガジンのカバー画像

「文章力」を磨くポイント

7
延べ2,000名を超える卒業生を指導してきた実績。 そこから見えてきた「文章を書く」うえでのポイントを紹介します。 WEBライティングや広告といった「パッと見て終わる」=「使い…
運営しているクリエイター

#編集者

未経験・中途採用から「ライター」になるために Vol.3 ~ 読みたくなる文章を書くための3ポイント ~

未経験・中途採用から「ライター」になるために Vol.3 ~ 読みたくなる文章を書くための3ポイント ~

これまでの2記事では、書く時の「考え方」・「文章力アップ」に触れてきました。

今回は少し趣向を変えて、「読みたくなる文章を書くには」という「ネタ探し」に近いテーマでまとめました。

そのポイントを大きく3つに分けてお伝えします。

ポイント1:”心”が動いた瞬間が大切小学校のころに書いた読書感想文。
私は、この宿題が本当に嫌いでした。
「なんで無理やり書かされるんだ」と思い、あとがきをほぼ写して

もっとみる
「普通に読める文章」を書くこと

「普通に読める文章」を書くこと

今の時代はとにかく情報の鮮度ばかりが優先されていて、無数の「書き手」があふれる世の中になりました。
ただそれと同時に、ニュースサイト等で「読みにくい文章」が世にあふれるようになったとも感じています。

ライターは「日本語を書ければ名乗れる職業」であるのは事実です。
ですが、そこに「プロ」と「そうでない方」の線引きは確実に存在します。

今回は、「普通に読める文章」に詰まったプロの技術を「一段落」・

もっとみる
未経験・中途採用から「ライター」になるために Vol.2 ~ 文章力アップにつながる3ポイント ~

未経験・中途採用から「ライター」になるために Vol.2 ~ 文章力アップにつながる3ポイント ~

ライターの書く「良い文章」というのは、破たんがなく、伝えたい内容が読み取りやすい文章です。
そういった文章にするために、押さえておくべきポイントを3 つご紹介します。
どれも基本的なことですが、意識すれば文章の質が変わりますので、改めて確認しておきましょう。

1.時系列を確認する時系列が自然でない文章は、読者の想像力を必要以上に使わせてしまいます。
読むのに疲れる文章といえるでしょう。
読み進め

もっとみる
未経験・中途採用から「ライター」になるために Vol.1 ~ 身につけておくべき3つの考え方 ~

未経験・中途採用から「ライター」になるために Vol.1 ~ 身につけておくべき3つの考え方 ~

ライターの募集は新卒、もしくは経験者のみの求人が大半です。
「経験はないし、新卒でもないから、ライターになるのは無理なのかな……」とお思いの方、そういうわけでもありません。
自分をアピールできる作品・記事があれば、採用側の目に留まることもあるのです。
これからライターになりたい方に、身につけておくべき基本的な3つの考え方をお教えします。

1.文章は「削って書くもの」という意識を持つプロのライター

もっとみる