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アニメ感想

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2023年12月の記事一覧

映画「すずめの戸締まり」2023年×コメンタリー×満月

映画「すずめの戸締まり」2023年×コメンタリー×満月

○すずめの戸締まりの舞台は2023年で、観たのが2022年だから、震災からの年数で合わないと思っていた。しかも9月29日の満月が重要なファクターとは気づかなった。今年はコメンタリー付きで映画が観れたから設定が分かって理解が深まった。さらにエンドクレジットでは劇場限定でコメンタリーがあったりとかなり贅沢な仕様だった。すずめの戸締まりも公開からかなり経って、Blu-rayも販売されているが、劇場は割と

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映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」ピーチ姫×強さ×主人公

映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」ピーチ姫×強さ×主人公

○ピーチ姫は横スクロールゲームではか弱いお姫様みたいな印象を受けるが、マリオカートとか本作では強キャラである。マリオRPGでもかなり強いキャラのみたいで女傑である。この映画では、クッパに攻められたときもハルバードを持って迎え撃ったり、フラワーを使ってクッパを氷漬けにするなどかなり強い。ピーチ姫の印象が変わる映画で、実際にはマリオの師匠のような印象もあり、まさに第二の主人公である。

○新作出たらし

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映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」サービス×百貨店×接客

映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」サービス×百貨店×接客

○客商売、サービスとはなんだろう。客を一方的に楽しませることか?絶滅種がお客であり、彼らを楽しませて買い物してもらうのが仕事。驚いたのは、クレームをいれる描写があったこと。主人公は何でも言うことを聞くみたいな仕事だったが、先輩コンセルジュはクレームを上手くいなしながら対応した。出来る先輩でカッコ良かったし。現実だったら先輩に怒られるか注意されると思うのだが、されなかったので優しい世界だと思う。

アニメ「ウマ娘 プリティーダービー シーズン3」キタサンブラック×有馬記念×ソシテミンナノ

アニメ「ウマ娘 プリティーダービー シーズン3」キタサンブラック×有馬記念×ソシテミンナノ

○キタサンブラックの話として非常に良かった。最後の有馬記念を勝っているのがストーリーとして華になる。劇中でもレースの作画が良くて、ラストスパートの場面は気合を感じた。ただ、レースよりもライブがぬるぬると躍動していて、ライブに力を入れているんだなあと思った。可愛いし、前話のシュヴァルが一緒にいるのもいい。それにしても、最高の3ヶ月だった。ウマ娘、キタサンブラック、北島三郎さん、ありがとうございます。

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映画「ダンジョン飯」ダンジョン×下調べ×料理!

映画「ダンジョン飯」ダンジョン×下調べ×料理!

○飯とは。ダンジョンで飯を食べる。当たり前のようで、当たり前ではない。ダンジョンで飯を探すからだ。ただ、ライオスだけではだめで、センシがいないと料理については詰んでいるのが何だろうか?見通しの甘さもあるし、妹の命のタイムリミットがあるので焦るのは分かる。それでも、下調べしないとパーティーが全滅する可能性があるのでもっと慎重にならないと。センシがいるからこそ成り立つ。

○開幕から主人公の妹がドラゴ

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アニメ「カノジョも彼女」親友から奪う×彼氏×恋愛

アニメ「カノジョも彼女」親友から奪う×彼氏×恋愛

○親友と恋愛どちらを取るか。紫乃の気持ちは何となく分かる。好きな人がいても、親友をおもって告白できない。それはある意味で禁断の愛で、ほぼ確実に親友は失う。親友の恋人なら尚更だ。ただ、親友のサキサキが少しアホで、恋人が他人と恋愛しようとしているのに、ギャグでごまかす。本当は大好きなのになあと。紫乃が推しで正統派ヒロインなのだが、サキサキが挙動不審なので中々に応援が難しい。

○ヒロインの一人、紫乃の

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映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」ファミリー向けの映画×アーニャ×アクション

映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」ファミリー向けの映画×アーニャ×アクション

○ファミリー向けの映画なの?家族向けなのは間違いない。アーニャはかわいく、子供が笑えるシーンもある。今回はアーニャとボンドの出番が多いから子供が感情移入できるし、旅行がストーリーになるのでワクワクする。しかし、大人でも楽しめる。ヨルの戦闘シーンやロイドの潜入活動があり、アーニャとはまったく違うシーンになっている。こーゆー大人と子供が楽しめるアニメは中々ないからこれから定番アニメになるかもしれない。

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アニメ「葬送のフリーレン」なぜ僧侶が必要なのか

アニメ「葬送のフリーレン」なぜ僧侶が必要なのか

○毒や傷を癒やす僧侶がないと生き残れない。フリーレンは僧侶ザインを仲間にするが、彼がいないとシュタルクは死んでいた。こーゆー冒険者は戦闘力はあっても毒や傷が元で瀕死になることがある。よく考えると、フリーレンパーティーにはハイターのような僧侶がいないからかなり偏っている。だからこそ僧侶が必要なのだが、彼がいると傷に関しては問題がまったくなくなるので、シュタルクとフェルンよりも年齢が上だ。便利キャラだ

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映画「GRIDMAN UNIVERSE」これを観ればグリッドマンユニバース

映画「GRIDMAN UNIVERSE」これを観ればグリッドマンユニバース

○ヒーロー好きなら絶対観るべき。グリッドマンとダイナゼノンの合作というか合流する作品なのだけど、2つの残された伏線をほぼすべて消化して、バトル盛り盛りな作品になっている。グリッドマンユニバースの真実、二人の主人公のその後、大円団なエンディングなど素晴らしい作品になっている。

★グリッドマン好きなら、絶対に観るべき作品です。何と言っても、グリッドマンのアクションが映画ならではの表現で最高でした。グ

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ディズニー100周年記念 映画「ウィッシュ」ディズニー100thの作品の意義と開幕のショートアニメ

ディズニー100周年記念 映画「ウィッシュ」ディズニー100thの作品の意義と開幕のショートアニメ

○ディズニー100thの作品の意義。それは開幕のショートアニメに集約されていた。今までの作品のキャラが出てきて、躍動感ある動きをしていた。正直キャラが豪華すぎてこちらが本編かと思うぐらいだ。かと言って、ウィッシュがダメというのではなく、吹き替えのアーシャの歌がすごく印象的だった。現状を変えてみる勇気とやる気。それは開幕アニメにも言える。すべてのキャラクターが歌いながら夢を叶えようとする姿がディズニ

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アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」総集編のビジュアルがめちゃくちゃカッコいい

アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」総集編のビジュアルがめちゃくちゃカッコいい

○総集編のビジュアルがめちゃくちゃカッコいい。映画館で見たのだが、ぼっちちゃんがかっこよすぎた。やはり、TVアニメのあのシーンかなと思う。総集編はテレビシリーズとは違って、映画館でやるからこそ音響が自宅ではできないほど豪華なので、ライブシーンの映像が早く見たくなる。ストーリー部分も2時間程度にまとめられているはずだから、集中して振りかえることができるのが魅力である。

○ライブシーンが今見てもいい

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映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」家族旅行って定番だけど、トラブルが描きやすい。

映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」家族旅行って定番だけど、トラブルが描きやすい。

○家族旅行って定番だけど、トラブルが描きやすい。アーニャ達がステラ獲得のために北国に行くのだが、当然トラブルに巻き込まれる。まあ、ストーリー的に起こらないと意味がないのでわかるのだが、今回はアーニャも活躍と混乱させて見せ場がたくさんあった。出来がいい映画でアニメ映画はこうでないといけない。

○良い意味のクソ映画。ネットの意見でクソ映画とあったが、出来が悪い意味ではなく、本当に面白かった。まあ、こ

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アニメ「SHY」ヒーローとは何か

アニメ「SHY」ヒーローとは何か

○ヒーローとは何か。問題は心にあって、それを力にしているヒーロー達。この作品はヒーローは絶対的な強さではなくて、未完成な印象を与える。それが画期的であり、何と言うかヒーローはこころも万全だからこその力とも言える。ヒーローっていうのは、こころが強くないといけない、しかも相当の強さがないと変身が解ける仕組みである。主人公のSHYはまだまだ経験不足で弱いが時折見せる強さが補正なのかなとは感じた。

映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」良い意味のクソ映画

映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」良い意味のクソ映画

○良い意味のクソ映画。ネットの意見でクソ映画とあったが、出来が悪い意味ではなく、本当に面白かった。まあ、このクソはう○ちのことなんだけど、あれは何か食べているとキツイと思う。割とダイレクトだし、想像力高いと尚更だ。とはいえ、それも重要な伏線だし、ストーリーが本当にめちゃくちゃ良かった。2回目観に行くことはわたしの中で確定したし、本当に楽しい映画だった。エンドロールの映像がすごくよく、できるならアニ

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