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エフェメラ――第27回天神さんの古本まつり
最近になって「エフェメラ」という用語を知りました。
書籍や美術品などのように保存を前提として刊行、作製されたものではなく、時限的に作られたものを指すようです。
これまでですと「一枚もの」と呼ばれてきたようなチラシ、引札、また絵葉書や入場券、マッチラベルなどが含まれます。
私が業界に入った頃に市場の主役であった重厚な本よりも、昨今はエフェメラと呼ばれるようなものの方が珍重される傾向あります。
第27回天神さんの古本まつり
あまりに長すぎた今夏の熱気もようやく落ち着いてきました。
今年も何とか「天神さんの古本まつり」を開催いたします。
10月17日(木)〜21日(月)まで。
どちら様もご来場いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
大阪古書研究会会長 厚生書店・杉本信一
スンシン堂のイベント出店情報過去・未来
おはこんばんにちは、スンシンです。
ぼくの前回の更新が3月末だったということで、4月から今日までに、どんな古本イベントに出ていたか、振り返ります。
4月2日から9日まで、イズミヤショッピングセンター昆陽店で、「昆陽古本まつり」というのに参加してました。
「昆陽」って読めます? ぼくは、わりと最近まで読めませんでした。
ブックオフ尼崎西昆陽店にちょくちょく行くようになって、いつの間にか読める
外文好き古本屋が最近買った新刊本5冊と今読んでいる本1冊
おはこんばんにちは。
寸心堂書店のスンシンです。
ふだんからガイブン好きだと標榜しているんですが、お客さんにどのくらい浸透しているかは、よく分かりません。
大阪の古書組合の内輪では、僕がガイブン好きだというのは、けっこう知ってもらえているかなと思います。
ちなみに、通じていると思いますが「外文=ガイブン」というのは、「外国文学」のことです。
そういう、ガイブン好き古本屋であるスンシンは、プラ
赤いジャンパー、元すし職人、元キャバレーのボーイで、今は古本屋の菅さん
厚生書店 杉本信一
秋雨が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、「天神さんの古本まつり」が近づいてきたのでございます。先日からひと足早く開催中の四天王寺さんでの即売会は大変雨の影響を受けられまして、誠に気の毒なことでございます。たまにお客様からお尋ねいただくんです。「やっぱり天神さんグループと四天王寺さんグループは仲悪いんでっか」と。(やっぱり、ってなんでんねん)と心の中で
「天神さんの古本まつり」情報!!! と、寸心自己紹介(続)
おはこんばんにちは。
外国文学好き古本屋の寸心です。
今回は、10月の「天神さんの古本まつり」の告知の告知と、スンシンドウのアイウエオ(2)「か」から「こ」の2本立てでお送りします!
天神さんの古本まつり「天神さんの古本まつり」は、10月14日(金)が初日です!
それから5日間、つまり18日(火)までです。
大阪天満宮の境内でやってます。
落語をやっている繁昌亭の側から入ったらすぐその辺り
第25回天神さんの古本まつり
厚生書店の杉本信一でございます。現在、大阪古書研究会の会長を拝命しております。
今年は「古書研」創立25周年、「天神さんの古本まつり」は25回目を迎える節目の年となります。
それまで大阪では大規模な野外の即売会は開催されておらず、講談師の故・旭堂南陵さんのお力添えで開催に至ったと聞いております。
開催当初はもの珍しさもあり、非常によく売れたそうです。私が自店として参加したのは第八回からかと思