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あなたは、本の謝辞を読みますか?

今日は、
本の読み方についてのお話です。

あなたは、読書をするときに、
「謝辞」もしくは「あとがき」を読みますか?


「時間がないし、内容も薄そうだから
あんまり読もうとは思わないよ。」

そう思う人は、多いのではないでしょうか?

かくいう私も、学生時代は、
本はあとがきの手前まで読むと、
そこで終了している人でした。

「謝辞って、別に本の内容とは関係ないから
読むだけ時間の無駄な部分だよね。」

なんてふうに思っていたのです。

確かに、
本から単に知識を得たいと思い読む方にとっては、
謝辞やあとがきは重要ではないパートだと
感じられるかもしれません。

ですが私の場合は、
ある目的のために、謝辞やあとがきを
しっかり読むようになりました。


その目的とは、
「著者の思考パターンを取り込むため」
というものです。

私は、謝辞やあとがきにこそ
作者の人柄や考え方が最もリアルに
あらわれると感じています。

例えば、
著者がこの本を執筆したときに、
どんな人に思いを馳せたのか。。。

今までの自分を作り上げてくれたものは何か。。。

自分の人生をふりかえる中で、
どんな人に感謝しているか。。。

そのような著者の人柄を知った上で本を読むと、
著者がどのような思考パターンをもとに
行動されてきたのかということが
読み取りやすくなります。


この思考パターンは、実は
自分が理想とする生き方をしていく上では
非常に重要な要素です。

例えば、
自分が尊敬する人が書いた著書を
読む場合を考えてみましょう。

著者が本文中に綴った内容を理解しただけでは、
ある意味知識を身につけただけです。

そうではなく、それ以上に、
この著者の思考パターンを
自分にも落とし込むことができれば、
どうなるでしょうか?

その思考パターンに沿って行動すれば、
尊敬する著者のような生き方に
近づくことができます。


このように、
自分が理想とする著者、
自分の何歩も先を進んでいる著者の
思考パターンを手に入れることには、
知識を得る以上に大きな意味があります。

本から得られる知識は、
単なる情報に過ぎません。

単なる情報だけではなく、
思考パターンを身につけることができれば、
自分の人生を自分で動かしていけるようになる。


私はそう考えています。

そういう意味では、
何が書いてあるか、よりも、誰が書いているか。
ということがより大切だということです。

著者の人柄や考え方をダイレクトに受け取るには、
謝辞やあとがきに着目して読んでみるのは、
とても有効なアプローチだと私は思います。

今日は、
私の本の読み方についてお話をしました。

もちろん
本の読み方は人それぞれで、
自分のスタイルがあっていいと思います。

ただ、私個人的には、
謝辞やあとがきは、著者の考え方や
思いに触れられる大事なパートだと考えています。


いつもは読み飛ばしてしまう
パートかもしれませんが、
著者に思いを馳せながら本を読んでみると、
今まで見えなかった気づきがあるのでは
ないでしょうか?

今日はここまでです!
ありがとうございました。

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