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あなたの働くモチベーションの源泉は?

こんばんは!
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。

気づけばもう、3月も終わりを迎えますね・・

4月からは、生活や環境が変わる人も
多いのではないでしょうか?

私も今月頭から、
妻と一緒の新生活がスタートしています。

最初はバタバタしましたが、
今ではもうすっかり慣れて、
おだやかな時間を過ごせるようになりました。

さて最近、
就活面談で学生さんと話をする中で、
ハッとした問いがありました。

それは、
「働くモチベーションの源泉は何ですか?」
というもの。

言い換えると、
「なぜあなたはこの仕事をするのですか?」
とも言えると思います。

採用に関していえば、最近は
この問いのようなパーソナルな部分を明確にして、
学生さんとのマッチングを判断する企業が
増えてきたようにように思います。

私個人的には、
まだ社会人として働いた経験のない学生さんの中で
明確な答えを持っている人の方が少ないのでは
ないかと思っていますが・・

ただし、この問い自体は
仕事をして生きていく上で非常に重要なものだと
私は考えています。

そこで、私自身についても、
「なぜあなたはこの仕事をするのですか?」
という問いを考えてみることにしました。

現状の私は、メーカー研究開発職としての顔と、
個人でしているキャリアカウンセラーとしての顔の
2つがあります。

今回は特に、
メーカー研究開発職で考えてみることにしました。

私が本質的にやりたいこと、
私が大きな喜びを感じる仕事は、
キャリアカウンセラーの方です。

ではなぜ、メーカー研究開発職の方も
辞めないで続けているのか?

実は、いろんな意味づけがあるのですが、
大きく分けるとこの2点があります。

①技術職の現場感が分かる、
キャリアカウンセラーになるため。

②理系のキャリアという強みを活かせば、
バランスをとりながら働き続けられるため。


それぞれについて、詳しく説明します。

まず、①の
技術職の現場感が分かる、
キャリアカウンセラーになるため、について。

これは、私のあり方・こだわりでもあります。

私は仕事柄、
就活エージェントや転職エージェントの方と
よくお話をする機会があります。

業界の動向や、会社の情報などは、
やはり本業でキャリアの仕事をされている方の方が
多くの情報を持っていることは確かだと思います。

ですが、実際に研究職として働いていなければ
わからないこともあります。


具体的に、どんな仕事をしているのか。
技術職の人が、どんな思いで働いているのか。
理系の人はどんなふうに将来のキャリアを
描いているのか。

このような、技術職のリアルな情報は、
実際に働いていなければ絶対にわからないと
私は思います。

実際、学生さんに聞いてみても、

「理系の研究職のキャリア相談に対して、
具体的にアドバイスしてくれる人がいない。」

という声を聞くことはよくありますからね。

上辺だけのキャリア相談ではなく、
本質的でリアルな現場感を持った関わりを
私はしたいと思っています。



次に、②の
理系のキャリアという強みを活かせば、
バランスをとりながら働き続けられるため、について。

私自身、大学・大学院と工学系の学科に進み、
主に化学について勉強してきました。

仕事において、そのバックグラウンドは、
フルでは活かされていないものの、
研究開発をする上では、役に立つことも多いです。

(実際に、2回目の転職の際は、
私の専門性を評価してもらい、内定をいただきました)

つまり、研究開発職というのは、
私の「得意なこと」が活かせる仕事だということです。


研究開発職は、決してラクな仕事ではありません。

ですが、
得意を活かした働き方ができるのであれば、
仕事のかなりの部分を、
自分の力でコントロールすることができます。

自分で仕事を回していけるからこそ、
仕事以外の時間とのバランスもとりやすくなり、
安定して働いていくことができるようになります。

こんな話をすると、

「会社の仕事と個人事業の両立って、
バランスとるの難しくない?」

と聞かれることもあります。

確かに、会社員とのダブルワークは、
しんどくないかと言われると、
ややしんどいと思います。

会社に雇用されて働く、というのは
窮屈な側面もありますしね。

ですが逆に、会社員には
いろいろなメリットも存在します。

例えば、
有給休暇が取得できること、
厚生年金に加入できること、
福利厚生を受けられること、
信用力がある会社であれば、ローンが組めること
などですね。

会社員として働いていれば、
当たり前と思うかもしれませんが、
仮にこれらがなかったとしたらどうでしょうか?

有給なんてありませんから、
自分の都合だけで休みを取ることも難しいです。

個人に信用力がなくて、
ローンが組めなかったり、
クレジットカードが作れないとかなり不便ですよね?

会社員としてのメリットとデメリットまで、
総合的に判断した上で、
私は今のところは研究開発職のポジションを
継続することに決めました。


その方が、人生全体で考えた時に、
バランスがとりやすいからです。

結果的に、私は現在、
やりたいことをやりたいように取り組みながら、
生活を安定させることができています。

私にとっては、
安定した基盤である会社員というポジションは、
バランスをとるのにちょうどよかったんですね。


今日は、
働くモチベーションについて、
主に私のモチベーションについてまとめました。

私自身、
メーカーの研究開発職として、
モノづくりによる利益・付加価値の創出に
コミットしていることは確かです。

会社員としての仕事に、
手を抜いているわけではありませんからね。

ですが、私の場合はそれだけではなく、
研究開発職として働きながら、
その経験をキャリアカウンセラーに活かしたり、
人生を安定させる手段としてもとらえています。

どんな仕事をするかではなく、
どんな思いでその仕事をするのか。


そこに、その人の個性や人柄が表れるのではないか
とわたしは思っています。

今一度問います。

あなたにとっての、
働くモチベーションの源泉は何ですか?


ゆっくり時間をとって、
考えてみるのもいいかもしれませんね。

今日はここまでです!
ありがとうございました。

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