あり方に生きる〜自分らしさの原点を探る〜
こんばんは!
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です(^-^)
今日は、
「自分のあり方に生きる」
というテーマでお話をしようと思います。
先日、zoomで開催されたとある勉強会に
参加をしてしました。
普段は会うことのない方々と共に
お互いについて知り合うところから始まりました。
話題はいろいろあったのですが、その中でも、
「自分らしく生きていくためには?」
という問いについて、
個人的に深く考える機会になりました。
その時の学び・気づきが、
自分にとってとても大きなものだったので、
この場でシェアしてみたいと思います。
自分らしく生きるとは?
自分らしく生きる、
という言葉はいろんなところでよく聞きますが、
いったいどういう状況なのでしょうか?
自分らしく生きる、と簡単に言っても
なんだか曖昧でうまく定義できないですよね。
しかし、シンプルに言えば、
自分らしく生きるということは、
自分のあり方に正直に生きるということ
ではないかと私は思っています。
自分はこうありたい、
と思う自分のあり方があって、
そのあり方を貫いて生きていられる時に
自分らしく生きられているなぁ
と感じられるのではないでしょうか?
自分の中に、あり方を持っておくことが、
自分の人生を生きる上では
とても重要になってくるのです。
やり方ではなく、あり方を大切に
人と人が出会った時に
よくこんな質問をすることがあると思います。
「あなたは、何をしている人ですか?」
相手のことを単純に知りたくて、
こういう質問をするのはごく普通かと思います。
ですが本質的に言えば、
何をやっている人かよりも、
どんなあり方を選んでいる人か、
の方が大切だと個人的には思っています。
なぜなら、
自分のあり方が、
自分が何をやるかを決めているのであって、
自分のあり方こそが自分らしさの原点だからです。
自分のあり方がはっきりしていると、
考え方に一本筋が通り、一貫性が出てきます。
考え方が一貫していれば、
自ずと自分が何をするかという行動が決まる、
という流れだからです。
仮に、自分のあり方がないとどうなるでしょうか?
当然、
一貫した考え方に基づいて行動していないので、
自分のやっていることが
バラバラになってしまいます。
そうなると、
「いったい自分はどんな人間なのか」
「自分のやりたいことってなんなんだろう」
という疑問が生まれます。
結果的に、自身のアイデンティティが、
どんどん見えにくくなってしまいます。
結局、何をやっている人か、ではなく、
どんなあり方をしている人か、
ということがその人の本質を表しているのです。
あり方がなぜ重要なのか
次に、自分のあり方を意識するということが
なぜ重要なのか、ということについて考えてみます。
あり方はその人の本質を表すことは
説明しましたが、
自分のあり方がないと、
どんな不都合が生じるのでしょうか?
結論から言うと、
自分のあり方がない、ということは、
物事の判断基準を自分で持っていない
ことになります。
そのため、例えば
会社からの指示に盲目的に従うようになったり、
誰かの意見や命令に振りまわされる状況も
発生します。
誰かが決めてくれたことに従うのは
エネルギーを使わないし、責任もかからないので
一見するととてもラクに感じます。
しかし、
誰かが決めてくれたことだけに頼って生きていると、
自分らしさ・自分のあり方とは違う行動や選択を
しなければならない瞬間も出てきます。
そうなると、
自分を殺して仕事や職場環境に適応しようと
することになります。
これは、本当につらいことですよね。
ですが、
自分のあり方を明確に意識することができれば、
他人の評価にふりまわされるのではなく、
「自分のあり方に従っているか」
という自分基準で判断することができます。
他人や社会環境にふりまわされない、
自分の人生を生きるために、
あり方を明確に意識しておくことは
とても重要なのです。
自分のあり方を決める方法
自分のあり方を決めて生きることの
大切さについては、
理解してもらえたかと思います。
ですが、自分のあり方を決めるというのは、
思った以上に難しいことですよね・・
自分は本当はどうなりたいのか、よくわからない。
あり方ってそもそも、何だかよくわからない。
自分のあり方を定めきれない人は、
まずはいろんな人にあり方を聞いてみましょう。
いろんな人のあり方に触れて考えていく中で、
自分はどうありたいのか、という思いが
少しずつまとまってくることと思います。
また、
あり方について考えやすくするために
重要な視点が3つあります。
その3つとは、こちらです。
①自分は、自分自身のためにどうありたいのか。
②自分は、誰のためにどうありたいのか。
③自分は、社会のためにどうありたいのか
よくあるケースは、
①の自分自身はどうありたいのか、
という視点でしか考えられていないケースです。
そんな時は少し視野を広げて、
誰のために?どんな社会を作るために?
という観点から自分のあり方を探してみると
自分のあり方が見つかるかもしれませんね。
あり方は、途中で変わってもいい。
自分のあり方というのは、
生きていく中で変化していくのが自然です。
例えば、中学・高校生の時は、
私は真面目すぎる真面目な性格でした。
そんな当時の私は、
こうありたいと思っていました。
「勉強を頑張って、頭がいいキャラとして
自分の存在を確立したい」
当時は勉強しか取り柄がなかったので、
自分はその勉強を頑張ることで、
自分らしさを確立しようとしていました。
私にとっての勉強は、
キャラづくりのためであったので、
本質的な学びではなかったと思いますが、
当時の自分としては、
そのあり方を貫いていました。
そして、そんな学生時代のあり方と、
今のあり方は異なっています。
特に今、私が大切にしているあり方は、
この2つです。
◆会社や誰かからの指示や期待に振り回されず、
自分の意思で人生を決めて生きること。
◆目の前でつまづいている人がいたら、
見過ごさずに立ち止まり、一緒に立ち上がること
私がキャリアカウンセラーになると決めた時から、
自分のあり方を明確に意識するようになりましたが、
やはり、学生時代とは大きく変わりましたね。
「自分のあり方は、
一度決めたら貫かないといけない。」
なんて考えてしまうと、
途端に窮屈になり、
逆に生きづらくなってしまいます。
自分のあり方は、
ライフステージによって変わることがある。
ということを柔軟に受け入れて、
「今」の自分はどうありたいのか、
ということに意識を向けられれば
それで良いのです。
まとめ
今日は、
「あり方に生きる」
というテーマについてお話ししました。
自分らしく生きていくためには、
自分がこう生きたいというあり方を決めて
それを自分の判断基準にすることが大切です。
誰かの評価や、こうあるべき、という
社会や周囲からの要請に合わせようとすると、
自分の心を殺して適応することになりかねません。
ですがそんな無理をした状態は、
いつかは限界が来てしまいます。
心身がボロボロになってしまったり、
適応障害になる可能性も高まります。
そうなる前に、
「今」の自分のあり方について、
まとまった時間を使って考えてみることを
私はおすすめしています。
自分のあり方を明確に意識して生きてみると、
人生がまた違った景色に見えてくると思います。
なかなか1人ではできないよ、という方は、
私と一緒に、あり方について考えてみましょう。
今日はここまでです!
ありがとうございました。
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