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信用・信頼・自信という、「信じる3兄弟」と仲良くしているか。


このアカウントでは、2度目ましての登場になります。サトウリュウタと言います。

普段はTwitterに生息しており、デジタルマーケティング業界で働いている社会人です。


このnoteアカウントは通常、インターン生が、就活中の学生に向けてメッセージを投稿しているのですが、たまに、カップリング曲的な立ち位置で、自分のような社員がnoteを書いています。


今回は、以下の投稿に対するカップリング曲です。


上記noteに書いてある内容を要約すると、

・掃除1つとっても、自分を信じるための糧となる
・自分を信じることが、挑戦と成長を促す
・掃除しなかったら、自己欺瞞と、妥協と、成長停止を招く

という感じでして、とりあえず先日自分も、クイックルワイパーをかけたわけですが、

ここでキーワードとなっているのが、「信じる」という言葉。


就活中って、自分もそうだったんですが、とにかく競争&競争で。

一緒にG面接を受けた相手と比較しては、なんとか自分を信じようとして、けれど、不合格になるとどんどん自分を信じられなくなって。


「自分を信じることの難しさ」を、痛感させられるのが就活だと思っています。


なので逆に、「自分を信じることって、それだけ難しいこと」という話を、このnoteではしたいと思っています。


まずは、「信」という言葉を取り巻く、3兄弟のご紹介です。


「信用・信頼」の意味から考える、「自信」という言葉の意味


「信用・信頼・自信」の3兄弟は、先日お亡くなりになられた、元プロ野球監督の野村克也さんの名言集のなかに登場します。

野村さんは、好きな言葉の1つに、以下の言葉を挙げていらっしゃいます。

信は万物の基を為す。
「信」とは、信頼、信用、自信。「信」なくしては、何もはじまらない。

自分も元高校球児でして、しかもキャッチャーをしていたので、野村元監督の名言集はもはや教科書だったわけですが、この言葉を読んだ時は、クソ汚い部室の中でクソ汚い椅子の上に座ってましたが、だいぶ熱くなってました。


そもそもですが、「信用」と「信頼」は意味が異なります。

信用とは、過去積み上げてきたことをベースにした、その人に対する評価。「信用を貯蓄せよ」なんて言葉もあるように、実績や成果の積み重ねで得られるのが「信用」です。

一方、「信頼」とは、未来に対する言葉です。「信じて頼る」であり、「この人になら、この仕事を任せても良いだろう」といった時に用いるのが「信頼」です。


なので、「信頼」は、「信用」の積み重ねによって得られるものです。

過去、たくさんの貢献を行い、成果を残し、その結果蓄積された「信用」が、「信頼できそうだ」という未来を保証します。


では。
「信用」「信頼」という言葉が、上記のような意味を持つとして。


「3兄弟」のうち、残りの「自信」という言葉は、何を意味するのか。

僕は、その裏には、「自分を信用する」という意味と、「自分を信頼する」という意味の2つが入っていて、だからこそ、めちゃくちゃ難易度が高いんだろうなと思っています。


「自分への信用」の先にしか、「自分への信頼」はない


自信とは、「自分への信用を積み重ねる」ことを通して、「自分を信頼する」こと。

逆に言うと、「自分への信用」の先にしか、信頼できる自分はいません。

でも、自分への信用を貯蓄するのって難しいし、その先で自分を信頼するのもけっこう難しい。


厄介なことに、人は、ネガティブな記憶や思考に引っ張られがちです。


ネガティブな記憶が自分への信用を切り崩し、ネガティブな未来予測が自分への信頼を打ち消していきます。


だからこそ、「自信を持つ」って、本当に本当に、難しいことであり。

以前、とある経営者の方も、以下のようなことを仰ってました。

「僕は、『自信がある』なんて、軽々しく口にできない」
「『自分を信じる』とは、何があっても信じ抜ける自分を持つということ。そんな自分を手にしている人が、いったいこの世にどれだけいるのか」

「自信」って、それぐらい重たい言葉であり、本来であれば、「自信を築く」って、何十年も賭けて行うべきことなんだろうなと思っています。


そんな、「自信を持つ」という難問に対して、僕たちに何ができるか。

まず大事なのは、「今まで貯蓄してきた、自分に対する信用」を、きちんと見つめ、いたわってあげることだと思います。


就活中は、自己分析を通して、辛い原体験と向き合う機会が多いですが、一方で、成功体験とも、たくさん向き合ってあげるべきだと思います。

・GDで、前回よりも少しだけ発言できたり。
・バイト先で、社員さんから一言褒めてもらえたり。
・高校の合唱コンクールで、実は人一倍頑張ってたり。

中学の頃は。小学の頃は。もっと幼い頃は。

誰もが大なり小なり、膨大な数の、「自分やるじゃん」を積み重ね、今に至っています。

なので、無理やり今から、「自分を信用するための成功体験」を取りにいかなくても良いと思っていて。

これまで培ってきたものをいたわってあげるだけでも、自分への信用は積み重なっていきます


なのでまずは、「信用」と深い付き合いを。
そしてその先で、信頼・自信含め、「信じる3兄弟」と、末永い関係を。

就活を通して、その3兄弟と仲良くなり、今後の礎にして頂けると幸いです。


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