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スタイルズ荘の怪事件 (著 アガサクリスティ)

難易度17([17/17])で読了!

アガサクリスティのデビュー作! 人間関係はドロドロだが、ポアロを中心に軽快に話しは進みます。特筆すべきは、当時このようなアプローチの推理小説が全くなかった中でのこのクオリティです。プロットや仕掛けが巧妙につくられているので、今読んでも色褪せない推理小説です。
犯人は誰なのかを推理しながら読むのもいいですが、
本書で展開されてる会話を楽しみながら読むのもいいかもしれません。
現代推理小説に影響を与え続けている作者のデビュー作をお楽しみ下さい。

- [X] アガサクリスティ[4/4]
- [X] スタイルズ荘の怪事件[17/17]
- [X] フーダニット
- 推理小説におけるだれがやったのかと追求すること
- [X] 鷹揚(おうよう)
- 《鷹 (たか) が悠然と空を飛ぶように》小さなことにこだわらずゆったりと
しているさま。
- [X] フランス窓
- 床面まである両開きのガラス窓。テラスやバルコニーに面して設けられ、出入りができる。フレンチドア。
- [X] 棕櫚(シュロ)
- さまざまなヤシ科植物
- [X] ストリキニーネ
- インドールアルカロイドの一種。非常に毒性が強い。
- [X] 均整美
- 全体的につりあいがとれて整っていること。「―のとれた体型」
- [X] 固唾(かたず)
- 《古くは「かたつ」とも》緊張して息を凝らしているときなどに口中にたまるつば。
- [X] 忸怩(じくじ)
- 深く恥じ入ること。
- [X] 情況証拠
- 要証事実の存否を間接的に証明する証拠
- [X] 傲然(ごうぜん)
- おごり高ぶって尊大に振る舞うさま。
- [X] 鎧戸(よろいど)
- がらり戸とも。間隔をおいて横板を掛け重ねた戸のこと。シャッター
- [X] 曖昧模糊(あいまいもこ)
- はっきりせず、ぼんやりしているさま。あやふやなさま。
- [X] 公明正大(こうめいせいだい)
- 公明正大とは「公平であり、良心に恥ることがなく正しいこと。
- 私利私欲なく正義感が強くて、寛容な人のことを指す言葉です。
- [X] 縒り(より)
- よりを戻す
- [X] 一組の男女の幸福ほど大切なものはこの呼にはありません
- ポアロの言葉
- [X] 数藤康夫
- ミステリ評論家
- 学生時代にクリスティに手紙を書き、返事を貰ったことから熱狂的なファンになる。
晩年のクリスティにも会った。
- [X] フィルポッツ
- 江戸川乱歩が激賞した「赤毛のレドメイン家」を買いたミステリ作家

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