物語の伝え方
人の心を動かすには、ある程度技術が必要。
こう書いているから、その技術があるかと言ったら、そうではない。
ただ気付いただけだ。
色んな作品を見てきて、どうやったら作れるのかな?と考えた時、
見つけたのは、起承転結というより、独自の認識です。
ただし、起承転結とリンクはしています。
これは、いわゆるすべらない話や、怪談でも同様の構成で造り上げられる。
そして映画作品のマーベルでも同様の作り方をされている。
これらを考えると、人には心が動かせる構成があると考えられる。
それをここに披露して、そしてそれを使い、日常の一部を物語化できるかしてみたい。
さっそく答え合わせをするとCTV(しーてぃーぶい)です。
C(クラシック)
T(テーマ)
V(価値)の順番で造り上げられてます。
C(クラシック)
色んな意味がありますけど、ここでは「典型的な,模範的な.」意味で使います。とくにここでは「説明」をします。
起承転結の「起」に当たります。
ここは説明部分です。
ですが、いわゆる「つかみ」の部分でもあるので、人を惹きつけるため要素をちりばめる場所、ここでやらなければいけないのは、どこに転がりそうかを予想をしっかりと説明するのです
T(テーマ)
次は、テーマです。
クラシックで示したどうなりそうかという予想、ある意味この予想は「古典的」な流れを予想させるのです。そこで「テーマ」を持ってきて、
これから、この話は「テーマ」の方向性に向かいますよを示します。
起承転結の「承」に当たります。
この「テーマ」自体が魅力になることもあります。動画で出てきた宇宙飛行士の野口さんが、出発前に「座る」というクイズがまさにそうです。
クイズというカタチが興味をそそられる、そして答えが起承転結の結であり、最後の構成になります。
V(バリュー)
最後の構成はバリュー、つまり価値です。
「テーマ」を造ったら、言いたい事を言うんですが、より価値を感じるように落とさなければなりません。
なので、起承転結の「転」「結」は、「転」を何度か行い、より「結」で感動を、つまり心を動かす必要がある。それが価値なのです。
なので、「テーマ」でどれぐらい伏線を置くかで、どれだけでも「転」ができたりします。
でも目的は「V(バリュー)」であり、心を動かすこと。
それが、笑い、泣き、悲しみ、喜び、楽しみ、つまり人が欲しいと思う感情を創り出すのです。
応用
物語としか使えないかというと、そうではなく雑談とかでも、この構成を使うと、自分の気持ちも創造しやすく伝えられやすくなるかもしれません。
例えば
この構成でCTVですが、
Cはすでに話す相手によっては、お互いで、話の流れが予想できるんだったら、「T(テーマ)」から始めて話の流れを創り、お互いに「価値」を作るために「T(テーマ)」から「転」を創り出していき、価値のある「結」へ結んでいく。
そして大事なのは、「V(バリュー)」として完了したものも、「C(クラシック)」や「T(テーマ)」として扱って、また新たなCTVを創り上げられることも可能。
つまり上記によって、話が終わらないってことも可能なのです。
話はお互いで造り上げるものですから、相手がどんな「V(バリュー)」で落とすのかを楽しむというのも、話の一興ですよね。
なので、相手の状況によっては、ここで「V(バリュー)」として終わらせておくべきか、調子づいてどこまでも話し続けるか、
またはタイミングを見計らって「T(テーマ)」をぶつけて、話を奪う事もできたりしますので、ぜひ社会性をもってお使いくださいませ。
終わりに
この記事の終わりに何が言いたいかと言うと、上記のCTVを使って、日々の日常を物語化する何かを作っていくぞーっていう話です。
ここまで読んでくれてありがとさん(あほの坂田風)
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