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「マニアはすごい」「マニアは楽しい」の理由と自分が読んだ小説の感想と学びをただひたすら書いていきます。

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    マガジン

    • メフィスト賞受賞作家さんの作品に学ぶ

      メフィスト賞受賞作家さんの作品を読むたびに、感想と学びの言葉を綴っていきます。

    • マニアになって楽しく生きる。(格言集)

      マニアの凄さ、楽しさといった特徴の格言をまとめています。「マニアとは」から始まり、マニアのすごさ、楽しさ、マニアになるためには、マニアの品格といった感じで、増やしていきます。

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      • マニアになって楽しく生きる。(格言集)

    最近の記事

    変な人が変なことを気軽にできる社会を作りたい。

     変は新しい。他と違うという点で、変と新しいは同じである。変なことに気づき、それを追求した人が、新しいものを発見し新しい製品やシステムを作り出してきた。カメラ機能付き携帯電話も、女性主人公の少年漫画も、売れているものと違うと、最初は否定された。役に立つかどうか、人気が出るかどうかなんて誰にもわからない。変な考えやこだわりが様々な発明や作品となり、淘汰されながらも、快適さと楽しみを私たちの生活にもたらしている。  1980年代、大人が漫画を読みゲームをすることは、変と言われてい

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      • 「私を知らないで」を読んで(とりあえず皆さんに読んで欲しい)

         結末に驚いた。単純ではあるがこんな解決方法があるんだとびっくりした。読み進めていけばいくほど、登場人物には、幸せになって欲しい、ハッピーエンドになって欲しいと思った。でも難しいかなと思っていた。だからこそ、最後には本当にびっくりした。ネタバレせずに、この本の素晴らしさを伝えるのは無理である。自分たちの世界の中で、それぞれの信念で生き、できることを必死に考える中学生達の生き様に単純に感動しました。  転校を繰り返し波風を立てない方針の男の子、貧乏でクラスからは完全に孤立してい

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        • 無駄な時間を排除し、時間を確保するマニアを見習おう。

          ◯マニアは、時間を捻出し確保している。  マニアに対して、趣味や好きなことに充てる時間がよくあるなあと感じるかもしれません。そんな時間があれば他のことをしたら良いと思うかもしれません。理解できないことに没頭する姿に時間を無駄にしていると思うかもしれません。しかし、マニアは、時間を無断にしているのではありません。好きなことをする時間を捻出・確保しているのです。  そして、その方法が何か特別というわけではありません。好きなことをする時間をまず決めて、仕事や用事はその他の時間にす

          • 「ロード&ゴー」を読んで(救急士の仕事に興味ある方にお薦め)

            とりあえず、面白かった。このような本が広まって欲しいと思った。 こういった本が広まると社会が良い方に改善されていく感じがする。  ガソリンの残量がどんどん減っていくなか、救急車を運転し続けなければならない緊張感。救急活動のひがみにより発生した社会課題。通信士、消防士、救急士による仲間を助けるための微量ながら効果的な協力。事件を通じた無線盗聴マニアの心の変化。等々興味深い内容が満載であった。読みやすくわかりやすく楽しく、そして反省させられた。 10年以上前(2009年)に出

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            世の中に面白いものや変なものが存在するのは、それに興味を示しお金を使う人がいるからである。

            ◯ 興味と消費が存在を与える。  どんなものでも、どんな概念でも興味が持たれるから存在する。お金が使われるから存在する。正確には、存在が認識されるだが、認識されないものは存在しないと同じである。誰も注目しないもの、お金が使われないものは、忘れられ存在しなくなる。だから、個人や企業が興味なく、お金が使われないものの存在を残すために、国や役所はお金を使う。歴史的な遺産や文化・芸術の保護は、国と自治体と個人の趣味でまかなわれている。新しい本も新しい電化製品も誰も買わなければ、その

            「毎日世界が生きづらい」を読んで(普通に生きるつらさに共感できます。)

            この人の本は、本当に生きることの難しさと楽しさを教えてくれる。 悩みながらも必死に生きている人々の成長物語に吸い込まれる。 この本で4冊目だが、ずべて、読み始めると最後まで一気に読んでしまった。 とある夫婦が、相手を思いやるからこそすれ違い、友達や家族からの何気無い一言に悩み、でも悲観的にはならず、お互いの欠点や病気を助けあいながら、生きていく物語である。今回はそんな本です。 特に、妻である女性の悩みに共感した。パートに出て、自分の欠点を知り、母親が過去に放った呪いともい

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            「埋み火 Fire's Out」を読んで(親子の苦悩と馬鹿の幸せに興味ある方にお薦め)

            消防士である馬鹿な主人公(作中に馬鹿と呼ばれまくる)が、火事現場で遭遇する老人や少年の生い立ちに触れ、様々な家族の形を目の当たりにすることで成長していく物語。「生きる」をテーマに、”家族とは”を教えてくれる本である。 主人公が放火犯の現場を抑える場面から始まり、老人宅の失火火災の現場に疑問点を覚えるところから、物語が展開する。主人公のモノローグ描写が多く、主人公の考え方も深い。そんな本です。 気づきにくいが、体が大きく健康体というだけで、他人にないものを持っている。他の可

            メフィスト賞作家さんの作品と「犬」のイラストで有名な講談社ノベルスでいっぱい

            20年程前に、京極夏彦さんの「魍魎の匣」を読んで「講談社ノベルス」にハマり、積木鏡介さんの「歪んだ創世記」を読んで「メフィスト賞」にハマりました。 そんなわけで、気がついたら、わたしの本棚は、 メフィスト章受章作家さん作品と講談社ノベルスでいっぱいになっていた。   講談社ノベルスかつメフィスト賞受賞作家さんの本は、密室本やメフィスト編集部の本も合わせて現在約130冊あります。ちなみに、同じ作者さんで一番多いのは、望月守宮さんの無貌伝シリーズ7冊です。 とにかく、メフィス

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            「家族パスル」を読んで(家族愛に興味がある方にお勧め)

            これは、5編からなる短編集である。 どこかピースの足りていない家族が、ある家族の喪失を起点にして、 家族というパズルを完成させる物語 好き勝手するために家を出た次男坊 家族を失うことのつらさを知る男 母親を金の亡者と思って生きてきた青年 仕事一筋で家族と交流しなかった男 母親に愛されていないと思い込んできた男性 全体的に切なさを感じる物語 ハッピーエンドとまで言わないが、暖かさは感じる物語 家族と向き合ってみようとおもわしてくれる物語 短編で、読みやすく、ひとつひとつ

            「謎を買うならコンビニで」を読んで(日常ミステリー好きにお勧めです)

            この本を読んで、まず、「コンビニの店員さんは、毎日いろいろな人を相手にしてたいへんなんだろうなあ。コンビニでは店員がマニュアルどおりに対応できる平凡な客として振る舞おう。」と思った。 そして、二つのことを教えてもらった。 一つ目。自分を殺して、ひたすらマニュアルどおりで過ごすしていると、いつか限界に達してしまう。自分を偽り続けるといつか破綻する。どこかで素の自分になる時間が必要である。そんなあたりまえだが、忘れてしまっていることを教えてくれる。仕事や家庭にて、周りが求める

            マニアの否定的イメージを肯定する

            マニアが素晴らしいと思う理由を説明するために、マニアと聞いてぼんやり思う否定的なイメージを肯定したいと考えている。 これから、順次、否定を肯定する言葉を投稿していきます。

            「友達未遂」を読んで。        (自分の人生を生きたい人にお勧めです)

            どんなものでも没入できるものは、すばらしい。電車に乗って読んでいて、降りるのに失敗しかけた本である。文章も読みやすく、登場人物の心の葛藤や変化が気になって、最後まで一気に読んだ。 全寮制の女子校で同じ部屋に過ごす4人の物語。何が彼女等をこの学校に入学させ、彼女等はどんな価値観で行動しているのか?環境も性格も能力も全く違う4人の心の動きがていねいに描かれた物語。 誰にでも表と裏がある。誰にでも得手不得手がある。人それぞれに正義がある。それでも共通していることがある。それは、

            「時空犯」を読んで          (異質へのアプローチが面白い)

            チュンソフトのサウンドノベルやスパイク・チュンソフトの極限脱出シリーズを思い出した。このようなアドベンチャーゲームを彷彿させる小説であった。 時空が歪んでいるという条件のなか、探偵が論理的に謎を解くことは、 もちろん読み応えあるが、それよりも、異質なものを理解するためのアプローチの説明が一番印象に残った。謎解きよりも読む価値があったと思っている。 自分と異なるものを理解するためには、自分が変わり、異なるものに近づく必要がある。ただ、変わることが受け入れられないのであれば、

            好きや興味が、時間を捻出し行動させる。

            マニアがマニアであるための、好きなことを継続するための、こだわりをこだわり続けるための条件は、その趣味やこだわりにあてる時間と体力があることである。あたりまえだが、時間が無ければ、何もできない。体力もなければ何もできない。好きだけど、時間をつくる元気や新しいことをする気力がなく、何もできていないという経験はないだろうか? 運良く時間がある人もいるだろう。仕事や子育てに介護、あまり意味が無い付き合い等で時間が無い人もいるだろう。でも、マニアは時間をつくる。スキマ時間を見つけて

            「美都で恋めぐり」を読んで      (ふわっと心を暖めたい人にお薦め)

            関西の大学へ進学した女の子が大阪で一人暮らしを始めるお話。 見た目が奇抜な人が何人か登場するが、ほのぼのとした恋の話。 一部骨董品や伝統の祭りに関する専門的な説明があるが、文章は全体的に明快で読みやすい。ちょっとした時間にすぐに読める本。タイトルどおり、恋をめぐります。 恋話を読んで、少し共感して、少し心を暖めたい人にお薦めです。 作者:北夏輝 出版社:講談社 タイトル:美都で恋めぐり 6/15読了

            メジャーとマイナーの両方を知ってこそマニアである

            マニアは、自分で見て体験して、自分の基準で好きかどうかを判断する。マイナー(知名度が低い)という理由だけで否定も肯定もしないし、メジャー(知名度が高い)という理由だけで否定も肯定もしない。ただ、体験して知って触って、自分の基準で良し悪しを判断する。 メジャーだからといって、自分に合うとは限らない。マイナーだからといって、つまらないとも限らない。自分は人と違うことをアピールしたいから、流行っているものをダメだという人もいる。マイナーなものに見向きをしない人もいる。マイナーなら