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『探す』でリアルにiPhoneを探した話

ある意味、初めての経験。

仕事での大きなイベントが終わり、その後始末がまだあって夜遅めの時間まで残っていた。私とあと1人。

帰ろうと思ったら、他の職員が1人職場に戻ってきた。スマホをなくしたらしい!そう言えば少し前にこの人からの電話をもう1人の職員が受けて、職場にスマホ忘れてないかの確認があった。でも見つからなくて、遺失届出したりスマホ止めてもらったりしたらしい。

ここからがすごかった。iPadで『探す』(旧:iPhoneを探す)を使って自分のiPhoneの位置がわかって、それを頼りに探しに来たようだった。でも、車でその辺りを通って来てみたけど、なかったらしい。1時間以上、場所も変わっていなそうなのに、なかったと。

そのとき、もう夜7時を過ぎていた。「もう一度探してみますー。」なんて軽ーく言うけど、こんな時間に1人で懐中電灯もってうろうろするのも不安だろうと思って一緒に探しに行った。もう1人の職員も一緒に、3人で。不安だろうというよりは、不審者に思われたらかわいそうだな、くらいに思って。笑 まぁ30分くらい探してなかったら諦めもつくだろうと思って、いざ出発。現場は職場から車で2分くらいのところ。

現場に到着。ここで『探す』を起動し、サウンドを再生。すると…

何か聞こえる!!

リリリリン… リリリリン…

3人の全神経をその音に向ける!!

あ!!

あったーーーーー!!

サウンドを再生してから、ここまでものの10秒。笑
いや、本当にあってよかった。

とあるお家の前のちょっとした平たくなってるスペースに、明らかに誰かが置いてくれたようだった。落とした人はバイクでそこを通ったらしいから、道の真ん中とかに落ちてたのを避けてくれたんではなかろうかと思われる。その家の人かもしれないし、通りすがりの人かもしれない。拾って置いてくれたおかげで、そりゃ車でその道を何度も通って目で地面を見つめているだけじゃ見つからないはずだった。でも無傷で見つかったという奇跡。

この機能、実際使って探すことなんかあるのかな、と思ってた。誰もが試しに家で自分のiPhoneとかiPadを鳴らしてみたことはあると思うけど、家の中でそうまでしないと見つからなくなることなんてないし。落としたら誰かが見つけてどこかに届けるんじゃない?と思ってたし。でもリアルに使って見つかった現場に居合わせて、なんて素晴らしい機能なんだと感動した。

Wi-Fi繋がってなかったり電源入ってなかったりしたらアウトでしょ、と思ってた。でも改めてこのアプリとか設定を見ると、最近ではオフラインのデバイスを探せたり、バッテリーがなくなりそうなときは最後の位置情報をAppleに自動的に送信することも選べるようになったりしていた。

よっぽど自分の位置情報を知られて困るようなことがないなら、オンにしておいて損はないと思った。位置情報がバレることより、iPhoneやiPad自体が壊れたり盗まれたり、中の個人情報が漏れることの方が何倍も被害が大きいと思うから。

『デバイスを探す』でリアルにデバイスを探したというお話でした。

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