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『お金に強い女になれる本』まとめ

本のタイトルがちょっとギラギラしていてどうなのかな?と思ったけれど、お金をガッポリ稼ぐハウツー本って感じではなく、自分の価値観とか、お金についての捉え方を見直してみませんか、という心理学寄りの内容です。

お金に対するビリーフ

ビリーフとは?→ お金に対する捉え方、価値観、思い込み
子供時代に経験したこと、自分はどんなビリーフを持っているか?

・自分の為にお金を使うこと抵抗がある人→自分の為にお金を使いづらい
・人からお金をもらうことに抵抗がある人→申し訳ない気持ちになる
・自分で使うお金は自分で稼ぐ人→自分で稼いで自由に使う

お金に弱い人→ 価値がお金優先になっている お金>私
お金があればやりたいことができる、幸せになれると思ってしまっている

お金の万能感に振り回される原因
・結婚したら家庭に入るという古い価値観→ 教育、仕事など不自由がある
・親の後悔→ 本当は働きたかった、自由に生きたかったなど
・目立つことは損だという風潮
・色々なサービスにお金をかける時代になった→ より良い教育、医療、キャリア、ライフスタイルなど

親の価値観に影響を受ける→修正していく
『ちゃんとした会社に就職しなさい』→しないと不安定な生活になるという思い込み、お金のもらい方の癖を知る
自分の軸で生きること、自分はお金をもらえる人、価値のある人である
幼少時代のビリーフと現在のビリーフを書き出す
現在うまくいってなくてもどんな信念や決意があれば実現できるのか?

自分の幸せのために時間を使う
何をしている時に幸せな気持ちになるのか?
お金→時間の質をあげるための道具
お金<幸せで満たされた時間の質

自分らしく生きる人→他人にも良い影響を与える
楽しい、面白そう、素敵だな、一緒にいたいな

毎日の生活の質を可視化する(1週間→1ヶ月やってみる)

満足度の高いタスク→ニコニコマーク
満足度の低いタスク→イライラマーク
満足も不満もないタスク→無表情マーク

ニコニコマーク70%以上→満足度高い
ニコニコマーク60%以下→満足度少し不足
ニコニコマーク30%以下→満足度かなり不足

自分の感情がどんなことに動くのか
ニコニコマーク→ポジティブな感情が動いた
イライラマーク→ネガティブな感情が動いた

生産時間→ニコニコマークは才能が伸びる時間(学び、アウトプット)
消費時間→楽しむ、リラックスする時間(余暇、休憩)

健康的にお金を使う
ストレスやイライラを解消する買い物や外食をやめる

毎日の買い物のレシートに感情マークをつけてみる
(ニコニコ/イライラ/無表情)

支出の目安(手取り収入100%中)
支出を見直す場合、幸福度が下がる節約はしない
通信費、食費→見直しやすい
貯金→目的、期限を決める

独身OL / 夫婦共働き子供2人
貯金20%(積立、定期預金)
自己投資10%(本、セミナーなど)
固定費40%(家賃、通信費、光熱費)
変動費30%(食費、交際費、美容費)

夫婦共働き子供なし
貯金25%
自己投資10%
固定費40%
変動費25%

シングルマザー子供1人
貯金10%
自己投資10%
固定費50%
変動費30%

お金も幸せも増えるスパイラル
・幸せを感じる仕事で収入を得る
・得たお金を幸せだと感じることに使う
・そのお金がさらに幸せとお金を生み出す

仕事=やりたいこと

やらなければいけないこと→やりたいことの一部
仕事が増える→やりたいことが増える→お金が増える

・仕事は退屈→積極的になれない、パフォーマンスの低下→続かない、評価されない→つまらない
・仕事は楽しい→積極的になれる、パフォーマンスが上がる→続く、評価される→おもしろい

自分の価値
資格やスキルではなく『自分自身』
自分の価値+αの付加価値が資格やスキルである

才能とは

『感情』を行動に移した結果、生み出される能力
感情が動いた時に行動する→能力、才能が発揮されるとき
自分がどんなことで心が動いたか?
感情の動きがエネルギーになる→熱意、モチベーション

2つの感情のタイプ
ポジティブ→嬉しい体験をもとに行動する
ネガティブ→悔しい体験をもとに行動する

収入をあげる→付加価値をつける
経験を積む→経験を通して知識、能力を高める→自分と相手にとってメリットになる行動をする→信用、評価が高まる→次の仕事やお金につながる

ゴールを設定する
お金を貯めてリタイアして人生の質をあげる生活をする
生涯現役で毎日充実した人生を過ごす

目標
自分との約束→守ることで自信につながる→信頼感、安心感

感想

最近の私は仕事もやりたいこともうまくいっていなかった。自分には才能や運がないと思っていて、何とかしたいと色々な本を読んでいる。自分のやりたいことをやって、それが仕事になり収入を得ることが理想ではあるけれど、もう少し時間がかかりそうだ。とりあえず収入以前に、面白そうなことを見つけてとりあえずやってみる。楽しめればOKということにしている。いわゆる趣味ってやつです。

野菜の栽培で例えると、現在種を植えて芽が出てきたところだ。この先きっと苗に虫が付いたり、枯れてしまったり、折れてしまったりと色々な問題が出てくるだろう。楽しみながら問題に対処して次第に花が咲いたり、実が収穫できたら大成功だろう。育て方が分かって、少し多めに収穫できたら、周りの人たちにおすそ分けしてみたい。自分が楽しめて周りの人にも喜ばれるっていいなと思う。

お金に対するビリーフ(価値観や信念)がお金のための人生になってしまうとうまくいかない、ということは何となく分かっていた。人が何かやった結果(感謝されることとかで)お金につながる、お金は後から付いてくる、とよく言われている。

田舎で暮らしているとお金がほとんどかからないことがある。助けてあげて、お返しに助けてもらったり、感謝と感謝を直接やりとりしている時がある。人間関係の強いつながりとか助け合いがベースにあることだから、煩わしく思うこともある。都会の暮らしはその煩わしさを解消するためにお金が肩代わりしてくれているような感じがして、気楽ではあるけれど、少し寂しい感じもする。

自分の価値をしっかり把握できれば、それが楽しさに繋がって生きがいのようなものになっていく。周りが認めてくれたら嬉しいけれど、そうでなくても納得のいく人生になるだろう。
その喜びや充実感があれば、生きていくモチベーションになって、困難なことがあっても乗り越えていけるんじゃないかと思う。

自分はそんなモチベーションが持てなくて、すごくつらかったけれど、楽しいことをやったり、美味しいものを食べたり、ちょっとしたことを面白がったり、興味を持ったり、味わったりを丁寧に拾ってみると幸せが実感できて、自分の感じ方とかそのままの人となりを認められるようになったかなと思う。

お金を稼ぐまではまだまだですが、試行錯誤のプロセスを楽しめたなら、とりあえず人生合格なのかもしれない。




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