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妊娠中のマタニティブルーを脱するには?(妊娠6ヶ月。絶賛マタニティブルー中!)

妊活のお話をずっとしていますが、なかなか長くなりそうなので現在妊娠中ということもあり、妊娠中のお話も途中途中で挟んでいきたいと思います。

・マタニティブルーとは?


皆さんは

「マタニティブルー」「マタニティブルーズ」

という言葉をご存知ですか?
マタニティとついていますが、一般的には産後の急激なホルモンバランスの乱れやストレスなどによって多くのママ達に引き起こされる精神的な不調というように思われている方も多いと思います。

しかし、コレ。
妊娠中にもなるんですねぇ・・・

妊娠中もホルモンバランスが急激に変化します。
環境や身体の変化、出産への不安、ストレスなどでも起こります。

それなので、マタニティブルーは妊娠中から産後のママ達に引き起こされる精神的な不調ということになるのです。

症状としては、(かっこ内は私自身の症状です)

・涙もろくなる
(私はいつでも涙が出せる状態。何をしていても何を見ても泣ける状態です💧)

・傷つきやすくなる
(実際に私のきっかけは産婦人科の先生と助産師さんから言われた言葉に傷ついてしまった事からスタートしました)

・自信がなくなる
(うつ状態に近いですね。東京オリンピックを観て、みんなあんなに頑張ってるのに私は全然ダメだ・・・みたいな)

・神経質になる
(コロナが爆発的に増えて、もう外に出るのが怖くて仕方がない。これは皆さんそうかもしれませんが)

・イライラする、情緒不安定になる
(普段はなんでもない旦那さんの一言にイライラが止まらなくなる。)

・食欲低下
(吐き気が酷くなり、良くなってきたつわりがまたぶり返してきてしまった)

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私は妊娠中期に入ってから特に酷くなったような感じでしたが、妊娠初期、後期になる人もいます。

マタニティブルーは誰にでも起こり得る事ですが、月経前症候群(PMS、PMDD)が酷かった人や、元々精神疾患を持っている人、一人目にマタニティブルーや産後うつになった事がある人は特になりやすいと言われています。

私は元々PMSやPMDDがとても酷く、治療してもよくならない状態でしたし、
双極性障害も寛解に向かっているとはいえ、まだ症状が出ることもありました。加えて、一人目の時も妊娠中からのマタニティブルー気味で、産後うつもしっかり経験していますので、なってしまうのも仕方ないし、覚悟はしていました。

しかし。

一人目の時と状況が全然違ったのです。


なぜ二人目のマタニティブルーは辛くなったのか

・コロナで仕事ができなくなり、在宅で孤独な生活になった

まず、コロナの影響で去年の4月から友人と共に運営するはずだった新規の保育園が開園ができなくなり、保育園での仕事がなくなってしまったことです。

一人目の時は妊娠9ヶ月(出産する前の月)まで働いていたので、仕事で子供達とたくさん触れ合い、おしゃべりしたりしていました。

周りは自分の母親や祖母くらいの歳の先輩保育士さんが殆どだったので、出産や妊娠中のアドバイスもよくして頂きましたし、他愛のない話も良くしていました。

これがとても救われました。
私の性格上、家にこもっている事がとてもストレスで、多少つわりで辛くても働いたり、人と関わっている方が元気に過ごすことができたのです。

しかし、今回は去年から引き続き、在宅でできる仕事を探したり、資格の取得のために勉強をするなど、一人で黙々と家に引きこもっている生活でした。



・コロナで人と会話することも会うこともできなくなり、外に出かけることも難しくなった

コロナは一向に終結する気配は無く、去年の3月から友人とも誰一人として会うことができず、ほとんど一緒に住んでいる旦那さんと年少クラスの息子との会話のみになってしまいました。

保育園の行事も全く無くなり、保護者会などもほぼ無い状態。
お迎えでも会話をする事が良くない事となり、ママ達や先生との会話の機会も無く、当然楽しみにしていたママ友などというものは一人もできず孤独な日々になってしまいました。

一人目の時は本当によく友達に会いましたし、旦那さんと近くに小旅行に出かけたり、ショッピングに出かけたり、カラオケに行って発散したり、楽しく過ごしていました。

それなので、気分が落ち込んだり、うつ状態になったとしてもその都度ストレス解消をして、マタニティブルーをなんとかギリギリ回避できていたような気がします。

そして今年の4月くらいから旦那さんの仕事が忙しく、土日もほぼ仕事になってしまっています。
家事や息子のお世話もやってくれてはいますが、つわりで体調が悪い中でも、息子をずっと家の中で保育しなきゃならないという事がとても辛くのしかかってきていました。


お子さんがいる方でわかる方もいらっしゃるかもしれませんが、
子供とずっと家の中で過ごすというのは子供にとっても、大人にとっても、
ものすごくストレスのかかる事です。外に出ることがかなりの気分転換になります。


そしてこの夏の異常なまでの暑さ。
普段なら公園くらいには連れて行けるはずなのに、35度を超える暑さで子供を外で遊ばせるわけにもいかず。
今までは夏場はショッピングモールや子育て支援センター、プールなどに行ったりしていましたが、コロナでそれもできず家に引きこもる日々が続きます・・・。



・妊婦はコロナにかかると重症化してしまう!という不安


私の住んでいる地域は都心です。
通っている出産する病院も都心の真ん中にあります。
そんな中、東京の1日あたりのコロナ陽性者が5000人を超え、気をつけていたとしても、いつどこで誰がコロナにかかってしまうかわからない状況になってきました。

それに加えて、頼みの綱のコロナのワクチンの予約も全然取れない・・・・。
重症化してしまったら、死ぬかもしれない。
現在、陽性者、重傷者が増えすぎて入院すらさせてもらえないかもしれない。

私がコロナになって呼吸困難になってしまったら、
赤ちゃんに酸素がいかなくなって赤ちゃんが死ぬかもしれないし、
助かってたとしても障害が残るかもしれない。
私自身も重症になって死ぬかもしれない。


周りの妊婦さんの話を聞いていても感じますが、
今現在妊娠中の妊婦さんの心の中はぐちゃぐちゃだと思います。

それに私がコロナになって何週間も家を開けたら息子はどうなる?
旦那もコロナ陽性になったら息子はどうなる?
誰が見る?息子も陽性だったらどうなる?

上にお子さんがいる妊婦さんはこんな不安もあります。

正直、私は不安になってもどうせ結果は変わらないんだから、それなら不安にならずに楽しいことを考えて過ごした方が赤ちゃんにとっても自分にとってもプラスに働くから、あまり不安になるのはやめよう!

と思っていました。

しかし、マタニティブルーに入って、そうは言ってもいられなくなり、ネガティブな考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・・。

一人目では考えられなかった環境の変化。
自分自身の変化は2度目なので、だいぶ掴んではいるのですが、あまりに環境が変わりすぎて困り果ててました。

しかしこんな中でも、マタニティブルーを脱する術はあるのじゃないかと考えたのがこれです↓

マタニティブルーを脱するには?

・旦那さんに今の自分の状態を説明する、わかってもらう。


旦那さんには日頃から自分の体調や、妊娠中、出産、産後、子育てのことをよく話し、理解してもらってはいますが、

今現在マタニティブルーで辛くて涙が止まらなくてイライラして苦しい。
イライラしてごめん。
などと思っていることを吐き出します。

イライラしてしまう自分に自己嫌悪に陥るので、そうして理解してもらうことで、いくらか楽になりました。
それがイライラ解消にもなった気がします。


・運動をする

これは妊娠前からずっと続けていますが、家の中でもなるべく運動するようにして、ストレス解消をして、筋トレをして幸せホルモンをバンバン出そう!!
としています(笑)

今は昔と違って、「妊婦は運動してもいいのか」
ではなく、「運動した方がいい!しましょう!」という考えに変わってきています。

特に問題がなければ、皆さんも少しずつでも運動しましょう♪

・友人とZOOMでもLINEでもなんでもいいから話せる機会を作る

やはり、仲の良い友達と少しでも話をすると確実に元気になります。
そして大爆笑したりすると尚更、良くなります。
それが自分の中でわかっているので、友達と話す機会を意識的に作るようにしようと思いました。


・ストレス解消法を一つでも多く見つける

私は元々多趣味なので、好きなことをすることは結構得意です。
勉強をすることも好きなので、勉強をしたり読書をしたり、料理をしたり、絵を描いたり。
あまり嫌なことや、不安なことを考える時間を減らして、自分が楽しいと思えることをする時間を増やすというのもマタニティブルーから脱する一つかなと思います。


・頑張りすぎない

マタニティブルーや産後うつになりやすい人の特徴として一番感じるのが

頑張りすぎている!!

ということです。私自身もとても感じています。
頑張りすぎてるな〜って(笑)

でも特に日本人は、頑張っていないといけないという中で育ってきている人が多いです。
私も親からの不適切な養育のために、
私は頑張っていないと生きてちゃいけないんだ、と思ってしまっていて、
おかしいくらいに頑張りすぎながらなんとか生きてきました(笑)
結果的に病気にもなってしまいました。

特に、子育てに関しては、

頑張りすぎると痛い目を見る。

ということを身を持って感じました。
頑張りすぎるとうまくいかないんです。身体を壊すんです。ママだけでなく、パパも子供も辛い想いをするんです。

部屋が片付いていなくても、洗濯物が溜まっても、栄養満点の料理を作れずお惣菜に頼っても、子供にYouTubeばかり観せる日があっても、

大したことないんですよ、実は(笑)

それよりも頑張りすぎて、ママが恐い顔してイライラして、泣いている方が、ママ自身にも、子供も旦那さんも、お腹の赤ちゃんにも、非常に良くない事が起こるんです。

子育て中ではない妊婦さんも、赤ちゃんのために、旦那さんのために・・・など体調が悪くても色々と頑張りすぎてしまいがちです。

だから頑張りすぎるのはやめましょう。

うん、気をつけよう。(と今自分に言い聞かせています 笑)

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マタニティブルーはうつ病と違って、数日〜数週間でおさまることが多いです。
今はこういう時期なんだ、辛いけどまあ時期に良くなるよね、と思うのも大事かもしれません。

しかし、いっこうに良くならず1ヶ月経っても同じような状況であったり、悪化する場合はうつ病の可能性もあるので、産婦人科や精神科で相談してみた方が良いと思います。


とか色々と考え、実行ているうちに数日経って、私のマタニティブルーはだんだん抜けてきたような気がします(笑)

今はこのコロナの影響で誰しもストレスフルな世界になってしまっています。

誰が、いつ、このような精神的な不調に陥ってもおかしくない状況です。
それなので、少しでもおかしいな?と感じたらそのままにせずに、
家族や友人や地域の保健師さん、妊婦さんの場合は通っている産婦人科の先生など、誰でも良いので相談したりしてみてください
🙂


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