夢を実現したいなら
ある女性から届いた1通のメールに、私は泣きたいほど感激しました。
一体、そのメールに何が書いてあったのかと言うと…。
「この本には、私が普段考えていることがすべて書いてあった。
私のやる気をすごく高めてくれた。
あなたは私のロールモデル。私は沢山あなたから学びたい。
ここに書いてあることを現実にすると約束します。
私はけして、あなたをガッカリさせない。」
メールの送り主は、8月8日にオープンしたクリニックの看護師。
クリニックについて私が書いた小冊子を読み、このような感想を送ってくれたのです。
◆なぜ夫と私がこのクリニックを開業したのか
◆開業のきっかけとなった屈辱的な出来事
◆患者さんや医療スタッフが抱えている不満や苦痛
◆その不満や苦痛を解決するための構想
◆どんなクリニックにしたいかという想い
を綴ったこの小冊子は、まさに夫と私の「夢」そのもの。
クリニックをオープンしたら患者さんに読んでいただこうと思って、約2年前に完成させていたものなんです。
私たちの夢に対する彼女の言葉に、
「ウガンダにも、こんな風に思ってくれる人がいるんだ!」と驚き、
「やっと、自分たちに共感し、夢を共有できる仲間ができた!」
と、感激したというわけです。
この出来事を通して、改めて大切だと学んだことがあります。
それは、周りに夢を語ること。
以前は当たり前のようにやっていた、夢を語るー。
こちらに移住してから、いつの間にかやらなくなっていました。
ウガンダ人に対しても、日本人に対してもです。
大学時代、看護師になると決めた時も、看護師になって病院に就職した後も、
「叶えられなかったらどうしよう」
「恥ずかしい」
と後先を考えることなく、
「私は○○のために看護師になる」
「私は○○のために看護師になった。国際看護師になって○○な活動がしたい」
と、教授や先生、先輩や上司、友人や同僚に対して、自分の夢をいつでも堂々と語ることができていたのに。
夢を周りに語ることで、いつも多くの人から理解と支援を得て、夢を実現できていたのに。
それなのに、なぜやらなくなってしまったのか?
大きな理由は2つ。
1つは、ウガンダに関して。
信じていた人に裏切られる経験を何度もし、こちらの人を信用できなくなったから。
もう1つは、日本に関して。
クリニックを創る理由が、日本人の心を惹き付けるには弱いと思っていたからです。
というのも、私たちが創りたいクリニックは、日本では当たり前。
患者さん中心で、人としての尊厳が守られるホスピタリティ溢れるもの。
ウガンダにも、クリニックや病院がないわけではないし、海外のNGOが支援している病院もある。
だから、この事情を話せば、
「そんなクリニック、別になくてもいいんじゃない?」
「あなたが創る必要があるの?」
こんな風に、軽くあしらわれるに違いないと、勝手に思い込んでいたのです。
だけど今回、私はこの小冊子を通じて、人に夢を語ることができました。
日本の人には、理解してもらえないかもしれない夫と私の夢。
でもその夢が、ここウガンダで偶然出会った彼女の胸に響き、彼女の心を動かすことができた。
今はたった一人でも、夢の実現を一緒に目指してくれるパートナーができた。
このことが、本当に嬉しいのです!!
あなたは、自分の中に閉じ込めている夢や想いはありませんか?
本当はやりたいことがあるのに、周りの反応が怖くて話せない。
そうかと言って、諦めることもできず、独りで抱えて苦しんでいませんか?
自分一人で叶えられる夢はありません。
それに、私の今までの経験上、人に語った夢には必ず応援者が現れて、その夢は実現します。
なにも、すべての人に理解してもらう必要はないし、私のように、最初は
たった一人でもいいんです。
だから、あなたも勇気を出して、自分の夢を語ってみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「はじめまして」の方は、
こちらを読んでいただけると嬉しいです♪
↓ ↓ ↓
ありがとうございます! あなたからいただいたサポートは、日本とウガンダを繋ぐようなビジネスの活動費として大切に使わせていただきます♡