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インターバルの生理学

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インターバル(Short)の生理学②レスト編

インターバル(Short)の生理学②レスト編

さて、私は自転車競技(ロードバイク) における Short intervals(Short IT)の解説を始めた初回の投稿において、

多少の振り幅はあるものの、
Short intervals(Short IT)は一般的に
"ワークセットの時間が60秒以下"のインターバルと定義され、
そのワーク時間の短さから1セット目でいきなり酸素摂取量が最大値(VO2max)に到達することは不可能と考えられ

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インターバル(Short)の生理学①

インターバル(Short)の生理学①

前回の投稿ではShort IT(ショートインターバル)はVO2maxおよび自転車競技(ロードバイク)の競技力向上に効果的である、という持論を述べました

さて、私はこの記事の序盤に

"Short・LongどちらのインターバルもVO2max向上をメインターゲットとしている点は同じだが、運動時のエネルギー産生システムの動員割合・血中乳酸濃度の動態などが異なり、結果に至るまでの機序も、得られる適応も微

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インターバル(Short)の有効性

インターバル(Short)の有効性

前回はVO2max相当パワーである
「Peak Power Output(PPO)」とその求め方をご紹介いたしました。

テストによりPPOが判明し、VO2maxを基準とした強度設定をが可能となっとことから、今回からはより具体的なインターバル(IT)メニュー作成の手順について持論を述べていきます。

なぜVO2max向上にはインターバルなのか?
についてはこちら

Long ITとShort

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