出会った人たちは、私のなかにいる
仕事をしばらく休んでた。(最近復帰したよ!)
まとまった時間があったので、これまでの人生をじっくり振り返ったりしていた。
今思えば、あれが転機だったなとか、
つらいとき、あの人が支えてくれたから乗り越えられたな、とか。
そしたら、ふと降りてきた。
人との出会いって、相手の要素や一面を、自分に取り込んでいくことだ、って。
例えば私の場合、大学を留年したときに、当時の彼と出会っていなければ次のキャリアは開けなかったかもしれない。
あの友だちからは、ハンドドリップコーヒーの淹れ方。憧れのあの人から、お酒の楽しみ方を教わったな、とか。
苦手な人から、愛嬌の大切さ学んだな、とかw
そんなことをいくつか思い出すと、わたしは「誰かとの出会いがきっかけで、今の自分になった」、って思えてくる。
あの人から教えてもらったこと、知ったこと。
反面教師のような人を見て、気をつけるようになったこと。
嫌いな人もいたし、出会いたくなかった…って人もいるけど。
今まで出会ったどの人が欠けていても、今の自分になっていないかも。
私が覚えていることも、いないことも、
いつの間にか私の一部になっている。
出会いって、相手が自分の一部になることだ。
私の年輪に、ちゃんと入ってるんだ。
だから、一度出会えば、私が自覚してようとしてなかろうと、関わった人は私の一部であり続けるんだ。
そう思うと、誰かと出会うってすごいことに思えてきた。
「袖振り合うも多生の縁」というけれど、私と一生出会わない人のほうが、圧倒的に多い。
(調べてみたら、世界70億人の人と1人1秒ずつ会ったとしても、全員会うのには231年かかるらしい!!)
この時代に生まれて、地球のどこかで
どんな形であれ、人と出会えることに対して
何か、不思議なものを感じずにはいられない。
そう思ったのでした。
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