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玄関と床は水拭きする

やってみると、思ってた以上に清々するのが、玄関掃除と床掃除。
それも、可能ならば固くしぼった濡れ雑巾で。

心の調整を始めたころは仕事もすべて手放して今よりのんびり過ごしていたので、毎日やってました。

そういえば、もっと若かったころにも一時期、それに近い感じで過ごしてた期間があったのを思い出しました。

不思議とこの意識が強まる時期というのは振り返ってみると過渡期のような役割があって、【その次】へシフトする前段階だったりします。

ここ近年は事業でそれなりに忙しい日もあって、毎日必ずとはいかなくなりましたが、それでも玄関と床のお掃除は”無理なくできる範囲で”を心がけて、日々部分的にでも続けています。

時間がない、簡単に済ませたい、みたいな時にはけっしてがんばらず、町で買えるお掃除シートのようなものを上手く活用して手間や時間を省くのも知恵。

無理を押してがんばり続けた結果、自分を犠牲にしたと思って嘆くくらいなら、初めからそんなことやらなければいいのです。笑

水拭きをして気持ちが清々すると、いつもと変わらない日常のささやかな出来事や風景が、少し違って見えてきたりする。

少しずつでも、モノを減らして拭ける床面積を拡げていくとますますその心理的・物理的作用は大きくなってゆきます。

それから、角や隅っこをないがしろにしないこと

一般的に多くの人はパッと見で目に付く物事に反応しがちですが、本当に重要なことは案外と誰でも気づけるような”面”ではなく、心しずかに広角で眺めて初めて目が届く”点”に、ひっそり隠れていたりするもの。

そのための5分、10分の時間を捻出することは、簡単なようで難しい。それは今日までの自分と考え方を基準にしているから。

そしてそのすべてを何一つ失うことなく、昨日までの日常に追加しようとする行動だから、冷静に考えて当然なのです。

変化や前進を求めて、新しいことを取り入れるためには、今あるものの中から何かを差し出すことが必要。

その分の隙き間が空いて、やっと物事がこちら側に入ってくる状況が整うのですね。

ずいぶんと大袈裟な言い様ですが、水拭き掃除をする時間を作るためにはいつもの何かをやめて隙き間を作ればいいのです。

やろうやろうと思いながら結局いつもできない・・・という時は、100%この段階をすっ飛ばして結果だけ得ようと、都合の良いことだけを考えてしまってるんですね。笑

まずは、今日時点の自分の棚卸しから始めてみましょう。

毎日ただただ何となくやって時間が過ぎていることは思っている以上にたくさんあるものです。

その中から、より惰性でしかないと思うものをやめてしまえば、ちょっとした隙き間時間を捻出することなど、実はそう難しいことではありません。

難しくしてしまっているのは、難しいと思い込んでいる自分自身と難しい状況を作ってしまっている無意識の習慣なのだから。

思いのほか簡単だと思える状況を日々の中で積み上げていくこと。

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