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language partnerを選ぶ際に注意すること

さて、いかがお過ごしでしょうか? 5月に誕生日ということも関係するかもしれませんが、毎年5月〜7月くらいにかけて、言語熱が上がります。今は週1回ドイツ語のレッスンを友人から受けていて、フランス語は他の友人にお願いしました。

10年ほど海外の友人に頼んで、無料レッスンをいただいている身として、大切なlanguage partnerの選び方と心得を今回は綴っていこうと思います。


1. 共通部分がある人にお願いする

言語は特にモチベーションの維持が難しいです。第一、コンフォートゾーンといって、人間は心地の良いところに長く居座り続けたい生き物です。だから、未知の言語でコミュニケーションを取ることは骨の折れる行為ですし、本能として続けたくないのです。

そこで必要な心構えとして、「好きという気持ちを継続させる」ことが挙げられます。ですので、アニメや音楽、料理など、共通の趣味を持つ人にお願いしましょう。しんどい会話練習を粘り強く続けることが、できます。

2. ノリの合う人と一緒にする

これは私も経験があることなのですが、ノリの合う人に言語の練習に付き合ってもらうと伸びます。ノリというか、会話や生活のリズムです。私は言語オタクということもあり、陽気な見た目とは裏腹に、少人数や1対1で会う方が気が楽なタイプです。日本酒も好きですが、あくまで職業なので、プライベートは飲まない友人が半分といったところです。彼らも私も、散歩したり、早寝早起きしたり、日常の些細なことを話すのが好きだったり、という共通点があります。ローな部分で響き合う関係なので、無理やり会話のギヤをあげたり、元気なふりをする必要がなく、SNSでも対面でも会話のキャッチボールが続きやすいのが良いところです。特に、ざっくばらんに家族のことや困ったことなども言うタイプなので、心配してくれたりすると、一人じゃないんだな、と心がほっこりします。

3. 相手を利用しない

欧州に住んでいた時に、日本語の先生をバイトでしていましたが、決して楽しいというわけではありませんでした。そして言語の練習相手になってもらう人も、「特に母国語で会話したり、練習に付き合ってあげる」ことが、楽しいと思う人は多くありません。自分の母国語で、非ネイティブの人と話せばテンポもスローになりますし、何よりどうしてプライベートな時間を人の勉強に充てなければいけないのだ、と思ってしまいます。事実、フランス人の友人は、日本人の知り合いにフランス語の会話練習に付き合ってほしいとお願いすることが多く、辟易していると言っていました。せっかく友達になれそう、と思ったら、言語練習のためかい、と落胆もあるのでしょう。

ちゃんと友人関係を築いた上で、こう言ったお願い事をするのが道理なのですが、それがわかっていない日本人が多い印象を受けます。

「勉強熱心なのは、自分のエゴであり、それを相手がどう感じるのか?」と、考える癖をつけた方がいいです。国際人になる前に、まず常識人を目指しましょう。勿論、練習に付き合ってくれたらコーヒーの一杯でも奢りましょう。

4. まとめ

本日は以上となります。30代も後半に差し掛かってきており、この言語を絶対習得してやろう、みたいな野心とか溢れるやる気などは減退してきています。ある意味、肩の力が抜けたと言えますが、そのくらいのテンションの方が、継続できな買った時の自己嫌悪や、過渡なプレッシャーで自分の首が締まることもないので、良いとすら思えます。

好きな言語であれば5年、10年の付き合いなってしまうわけですし、日進月歩の通り取り組んでいいのです。さて、今回の言語熱はどのくらい続くのか、少なくとも3日以上続いているので、三日坊主ではないのです。

では、本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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