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連載第18回『発明事業列伝 特別篇3』 幕末から明治における国内情勢史&科学技術史【日本偉人の系譜3 医学・物理学・化学編】

🌟末尾に冒頭3ページ無料掲載中📖🌟

1.はじめに

 今号(連載第16回目)は、特別編3※として、現代の日本の科学技術基盤にも連なる科学技術史として、幕末から明治にかけての科学技術教育のベース、日本近代科学における【医学・物理学・化学のはじまりを解説していきます。

(※ちなみに、第13回に設けた特別編1【江戸時代の世界史/30年戦争・7年戦争・ナポレオン戦争他】【翻訳/通詞・鎖国論/ニュートン主義】、第15回に設けた特別編2では【和算・数学編】【天文学・暦学・地学編】について、ギエモンの生きた時代と現代までの差異を理解できるように、同じく背景知識解説を行っています。)

 今号で、蘭学者から洋学者へ、その源流から分岐していく様々な科学技術分野と教育者・教育機関の創生が、脈々と今に連なっていることがわかるでしょう。
 江戸時代も、決して、いまの日本と分断されたファンタジーの浮世絵の世界観だけではなく、武士や町人の中に、自然科学技術やエンジニアリングに興味を持ち、国の産業発展について必死で考えて開拓していった、極めて賢く、好奇心旺盛で、非常な努力家で、人々の幸せを願い、人生をかけて挑み、道を切り拓いていった日本の偉人たちの、その伝統と血脈が浮かび上がってきます。東大や阪大、慶応大もその流れの中で、産声を上げます。

 今日の「日本の成り立ちとは」「日本の文化と科学技術の変遷」とは、そうした大きな流れを、一気に掴めるように用意した、怒涛の特別編3‼️
 これだけの日本&世界史の流れ・分野をカバーしながらの、たった約30ページの内容で、かなり重要なポイントだけ詰まって、覚えやすくわかりやすく、書いています。これだけのまとまったものは、なかなかないので、ぜひ一度読んで、知ると全然世界が違って見えると思います、おすすめです。(毎号そうですが!いずれ、単行本として、然るべき形でまとめる予定です😊)


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📖今回のテーマです📖

《 幕末から明治・国内情勢史 》

🌟思想闘争(尊王・攘夷・開国・佐幕・討幕)
🌟シーボルト事件・蛮社の獄・幕末から明治における国内情勢史

《 特別編3 明治の近代化前夜 》
江戸時代の科学技術史:~偉人の系譜3~
蘭学者の系譜【医学・物理学・化学編】

🌟日本初の西洋解剖学書訳書:
 『解体新書』と『蘭学事始』

🌟杉田玄白:平賀源内の知己
🌟前野良沢:青木昆陽の弟子

🌟大継玄沢(おおつき・げんたく):蘭学の権威

🌟宇田川玄随(うだがわ・げんずい):
  日本初の西洋内科書『西説内科撰要』著者
🌟宇田川玄真(榛齋)(うだがわ・げんしん):
 ベストセラー医学書『医範提綱』著者
🌟宇田川榕菴(うだがわ・ようあん):
  日本初の化学書『舎密開宗』著者

🌟坪井信道(つぼい・しんどう):江戸三大蘭方医


🌟緒方洪庵(おがた・こうあん): 
 『適塾』 大阪大学の祖、福沢諭吉の師

🌟川本幸民(かわもと・こうみん):
 宇田川榕菴の実質的後継者
 日本理科教育原典『気海観瀾広義』著者
 日本化学の祖『化学新書』著者・日本初のビール醸造

🌟4人のノーベル賞受賞者を産んだ最も成功した化学の教科書:
 『仕事の学校』

🌟広瀬元恭(ひろせ・げんきょう):
 物理学書『理学提要』・田中久重の師

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🌟以下・冒頭3ページ無料掲載📖🌟

「世紀の発明事業列伝」大樹七海,知財ぷりずむ,2024年7月号
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続きは「知財ぷりずむ」2024年7月号にてお楽しみください😊✨

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