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太陽は真っ赤に燃えている。というのは嘘。

歌詞にも出てきますね。

「真っ赤に燃えた太陽だから♪」by美空ひばり(古いか)

母や祖母の影響で、実は昭和歌謡曲かなり詳しいんです。

どうでもいい事はさておき。

太陽は燃えてないです。

真っ赤ですけど燃えてはないです。

「いやいや、太陽が燃えて、その熱で地球は温かいんでしょ?」

前半は間違ってるけど後半はあってます。

燃えるとは

理科で習いましたね。

燃焼とは、可燃物が空気中または酸素中で光や熱の発生を伴いながら、比較的激しく酸素と反応する酸化反応のことである(wikipedia)

燃えるとは酸素と化合する酸化反応でした。

しかし、察しの良いあなたならもうお気づきでしょう。

ん?宇宙って空気無いやん?酸素も無いやん?

太陽の周りはほとんど真空で酸素はありません。

当然、燃焼反応は起きません。

では、何が燃えているのか。

太陽は燃えてない?

太陽はほとんど「水素」で出来ています。

そして太陽では「水素の核融合」で
莫大なエネルギーを生み出しているんです。

原子力発電所でエネルギー作ってるやつの
超超超超すごいバージョンが太陽です。

※厳密には原子力発電は核分裂で太陽は核融合
なので全然違うのですが…複雑なので
似たようなものとお考えください。
余談ですが、今太陽と同じ「核融合」によって
エネルギーを生み出そうとする未来技術も
研究されています。

酸素による燃焼はせいぜい数100度程度の熱です。

焚き火していたら周り数メートルが温かい程度ですね。

太陽の核融合による熱は10,000,000度以上です。

なので、太陽は燃えているのではなく
莫大なエネルギーにより明るく輝き
燃えているように見えます。
※気になったからといって太陽は直視しないでくださいね。

このエネルギーにより遠く離れた地球でも
我々は暖かく過ごせています。

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