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じゆうちょう

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空から落ちてくるおじさん

空から落ちてくるおじさん

2020年3月に30歳となり、人生も5分の1くらいを過ぎたことを記念して以前からやりたかったスカイダイビングを体験してきた。
元々は30歳になる誕生日当日に一人で飛ぶ予定だったが、コロナの影響もあり延期をしていたが先日やっと飛ぶことが出来た。

空に落ちる値段以前からバンジージャンプなど飛ぶ系の体験をしてみたかった。ジェットコースターのような絶叫系の乗り物はあまり興味はないが、なぜか落ちたいとずっ

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30歳手前になって勉強の仕方がわからなくなった話

30歳手前になって勉強の仕方がわからなくなった話

これまでは会社からの指示で資格取得をしたからか、驚くほどやる気のない状況で受験してなんとか受かったりしてきた。昨年は社会に出てから初めて前向きに資格取得に向けて勉強に取り組もうと思えた。その中で感じたことを以下に書いてみる。

【参考書を買って読んで終わり】とりあえず参考書を買って読んでみた。時折イメージの湧かない部分もあるが何となく理解できる。章末問題も何となく解ける。とりあえず試験を受けてみる

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 新築のおかげで抑え目に感じることが出来る早朝の肌寒さを感じながら、私はいつものように目を覚ました。
なんだか、いつもの朝と違うようだ。違和感を感じた腕の先には花澤香菜さんがいた。朝の寒さから身を守るように、私の腕にしがみつき布団にくるまっている。
私が彼女の存在に気づいたことに彼女も気付いたのか、恥ずかしそうに目線をはずし布団の奥へと逃げてしまった。私はその仕草をたまらなく愛おしく感じ、抱きしめ

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セロリ

 小学生の時からこいつとは相容れない。こいつを知ったのはは幼稚園のバスの中で、同級生がピーナッツバターをつけてニンジンやセロリスティックを食べてるという話を聞いて、こいつの存在を知った。その時、直観的にその野菜に対していいイメージを持てなかった。

 幼稚園の時に、セロリの食べた経験はおそらくない。おそらく私は、小学生の時の給食でセロリに邂逅したのだと思う。あいつは…そう、ボルシチの中にいた。ボル

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ラブコメの主人公

 私は漫画を読むのが好きだ。小説を読むのは苦手だ。いい歳こいて本を一冊読むのに非常に時間がかかる。読み始めてしまえばこちらのものだが、読み始めるまでが時間がかかる。何とかしたいと思っている。思っているだけだ。

 漫画を読み始めたのは、小学生のころからであったと思う。自分の中では、小学生はコロコロコミック、中学生はジャンプ・マガジン・サンデー、そんなイメージがある。私は中学に進学してジャンプを読む

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