夢

　新築のおかげで抑え目に感じることが出来る早朝の肌寒さを感じながら、私はいつものように目を覚ました。 なんだか、いつもの朝と違うようだ。違和感を感じた腕の先には花澤香菜さんがいた。朝の寒さから身を守るように、私の腕にしがみつき布団にくるまっている。 私が彼女の存在に気づいたことに彼女も気付いたのか、恥ずかしそうに目線をはずし布団の奥へと逃げてしまった。私はその仕草をたまらなく愛おしく感じ、抱きしめてしまっていた。 　ふと反対側にも人の気配を感じ振り返ると、宮野さんがいた。す

だらだら一週間もかけて書いてしまった「セロリ」思うがままに書くと収集つかないね。

文章書いていれば、書いていないより、綺麗に文章書けるようになると思って書いてるから、内容とかあんまりこだわりないっす

セロリ

　小学生の時からこいつとは相容れない。こいつを知ったのはは幼稚園のバスの中で、同級生がピーナッツバターをつけてニンジンやセロリスティックを食べてるという話を聞いて、こいつの存在を知った。その時、直観的にその野菜に対していいイメージを持てなかった。 　幼稚園の時に、セロリの食べた経験はおそらくない。おそらく私は、小学生の時の給食でセロリに邂逅したのだと思う。あいつは…そう、ボルシチの中にいた。ボルシチは給食の献立としてたまに姿を現す。ボルシチの味自体は大好物だった。黒糖パンを

やっぱ小説読んでないとボキャブラリーとか表現力が乏しいよね

ラブコメの主人公

　私は漫画を読むのが好きだ。小説を読むのは苦手だ。いい歳こいて本を一冊読むのに非常に時間がかかる。読み始めてしまえばこちらのものだが、読み始めるまでが時間がかかる。何とかしたいと思っている。思っているだけだ。 　漫画を読み始めたのは、小学生のころからであったと思う。自分の中では、小学生はコロコロコミック、中学生はジャンプ・マガジン・サンデー、そんなイメージがある。私は中学に進学してジャンプを読むようになった。周りの同級生の漫画の話題はコロコロコミックではなく、ジャンプの話題