見出し画像

誰が地獄に行くのか?1.人は地獄へ行ってはならない~なぜあなたは教会に通うのか?~

今日、教会での説教は恐らく、イエス様を信じれば祝福されて良い生活を送ることができるというメッセージの一色である。聖書が教える教訓を切り抜いてしまうため、霊が不在となる。説教者も中には、生涯一度も地獄の恐ろしさを説教してことのない教会が多い。地獄について説教すると、罪人がなぜイエス・キリストを信じるべきなのかに対する答えが出てくる。私たちが地獄について説教し教える理由は、聖書が地獄へ行く人々について話しているからだ。私たちは、罪をものともせず教会に通っている者たちにそんな罪を犯したら地獄へ行くようになると警告しなければならない。

なぜあなたは教会に通うのか?地獄へ行かないためではないのか?

イエス・キリストは、地獄についてこのように強調しておっしゃった。

『また、わたしを信じるこれらの小さい者の一人をつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海に投げ入れられた方が、はるかによい』マルコによる福音書9:42
『もし片方の手があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両手がそろったまま決して消えない火の中で地獄に落ちるよりは、片手になっても命にあずかる方がよい。もし片方の足があなたをつまずかせるのなら、切り捨ててしまいなさい。両足がそろったままで決して消えない火の中である地獄に投げ入れられるよりは、片足になっても命にあずかる方がよい。もし片方の目がそろったまま地獄の炎に投げ入れられるよりは、一つの目になっても神の国に入るほうがよい』マルコによる福音書9:43,45,47 と力強くおっしゃった。

 また、私たちが地獄に関して説教しなければならない理由は、主ご自身が私たちを地獄に行かせないためであって、また人間のために救いのご計画を完成させるために十字架の苦しみを負われたからである。

主は地上での生涯の3年半の間、なんと8回にわたって地獄に関する説教をなさった。1年に2回以上は地獄に関する説教をしたことになる。聖書には地獄に関連する聖句が162箇所もあり、そのうち70箇所はイエス・キリストご自身のみことばである。

主は言われた。地獄は悪魔とその使いたちを往かせるために備えたところであって、人を送るために備えたところではないとはっきり明かした。(マタイによる福音書25:41) 悪魔とその使いを送って永遠に苦しませる場所であるならば、そこがどんなに険しく、怖く、言葉では言い表せないほどのところであることを人間は絶対に見過ごしてはならない。特に教会に通いながらイエス様を信じると告白した人々はなおさらそうあるべきだ。

『すなわち、悪人が滅びの日まで保存されることを知らないのか?彼らは激怒の火に呼び出されて行くだろう』ヨブ記21:30


著:イ・ソンオ牧師 (Seoul Bible Baptist Church) 『誰が地獄に行くのか』

こちらの記事はイ・ソンオ牧師著の『誰が地獄に行くのか』を日本語に訳したものです。全7章のうち、今回は第1章『人は地獄へ行ってはならない』の翻訳を載せました。

次回の記事:2.『どんな人が地獄に行くのか』 ※少々お待ちください

前回の記事↓