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日割りで宿題を出すと最悪の結末を迎える。

こんにちは。
今回は家庭教師などでよく保護者の方が要望として出される

日割りで宿題を出してください


という言葉についてお話したいと思います。


個別指導でも家庭教師でも家庭学習が最も重要です。
そのため、宿題をどのように取り組むかで
生徒の成績は大きく変わります。


そして日割りで宿題を出すことについての回答もお伝えします。


結論は大きく2つに分岐します。


どれも最悪な結末にしかならないと思っています。


マルチバッドエンディングですね。


ではどんなエンディングを迎えてしまうのでしょうか?



その1 講師が憤死する。


まず、そもそも日割りで宿題を出すことは激務です。
基本的に、日割りの宿題を出すためには
生活リズムを細かく把握する必要があります。

母親レベルで家での生活を把握しないとそもそも日割りで宿題は出せない。


その日出される学校の宿題もあれば、予習を出されることもあるでしょう。
そのため、今日家での勉強スケジュールを変えるということが発生します。


それができなければ日割りの宿題というのはうまく機能しません。

でもよく考えてください。


その日その日でスケジュールを調整できる人はそもそも
人から日割りで出されないと宿題ができないのでしょうか?



そういうことですね。

なので、日割りの宿題というのは理論上最大限生徒に譲歩した宿題の出し方でありながら、
実行する難易度が極めて高いのです。


これは僕が寺子屋いなふで実際に出してみて出た結論です。


その2 結局直前にバタバタするだけになる。


日割りでだしたところで、今日は何をするのか確認するほど
毎日自分のすべきことをチェックする生徒は
人から時間割を出してもらう必要はありません。


そのため、結局授業の直前にバタバタやってしまう。

あるいはそもそも宿題が終わらないということが発生します。


ただただ、講師の人が時間をかけて宿題を作っただけで
誰も得をしません。


講師は講師で「時間をかけて作ったのに…」となります。

でもこっちは十分に手を尽くしたと感じることはできるので、
強気な態度はとれるようになりますw


その3 親が憤死する。


結局毎日やってるのかを監視しないといけないという事態になり、
親の負担がマッハで大きくなり

親のストレスもマッハでたまります。



いわば日割りの宿題は「最後の砦」


これがだめならどうやってもうちの子は家で勉強をしなくなってしまう!

という重圧でストレスが溜まります。


ただでさえ、勉強をしない子供にストレスを感じているにもかかわらず…



毎日決められた宿題をしているかどうかを監視するのは、
毎日食事の用意や洗濯などをしている親には大変すぎます。

何をしてもかわいいあかちゃんの頃ならまだしも

わがままいったり反抗期だったりするとなおさらですよね。


そういうわけで「日割り」で宿題を出すとろくな結末になりません。


むしろ計画を自分でたてさせて、それを講師が添削する形が理想ですね。


なんなら授業2,3回そっちのけでもそれをさせるのが一番いいでしょう。


自分で決めた目標から逆算して今何をすべきかを計算をするというのは
人に代行してもらうのではなく、自分で行いましょう。


以上です。ありがとうございました🎵

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