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田舎暮らし:「サッカーがしたい」と子どもに言われたワケ


一軒家への憧れと建てる場所の重要性


アパートやマンションでの生活を送ってきた私は、幼い頃から一軒家での暮らしに強い憧れを抱いてきました。(将来は、平家建ての一軒家を持ちたいと思っております^^笑)

ですが、一軒家は持ち運ぶことができないため、建設する場所の選択が非常に重要になると思うんです。田舎に建てるか、、、今住んでいる県とは別のところに移住するか、、、思うに、建てる場所を選ぶことはかなり難しいことかもしれません。

将来一軒家を建てるなら、どこに建てるのが良いのでしょうか?田舎での静寂な暮らし?それとも都市部に近い便利な場所?私はこの問いについて何度も考えて、一軒家の暮らしを想像して考えていました。

そんな私に友人が興味深い話をしてくれました^^

子どもの成長環境と田舎暮らしの誤解


友人の知り合いの家族に子どもが生まれ、彼らは「子どもには伸び伸びと育ってほしい」という想いから、小学校入学のタイミングで田舎の一軒家に移り住んだそうです。

その地域の小学校には全校生徒が10人程度しかおらず、のびのびとした学校生活を送ることができると思われました。

ですが、数年後に彼らは元々住んでいた田舎ではない場所に戻ることになったのです。

その理由は、

子どもが「サッカーがしたい」と言ったから

でした。

このエピソードから、何が起きたのか分かりましたか?


サッカーは11人制の競技で、相手チームを含めると22人がプレーする競技です。(8人制のサッカーもありますが、それでも必要な人数は16人です。)

つまり、全校生徒が10人程度の学校では公式のルールに従ってサッカーをプレーすることができないのです^^;

この話から学ぶべきことは、“子どもがのびのびと育つ”というメリットで田舎暮らしを決断することは危険かもしれないということです。

おそらく、このご家族のお父さんとお母さんは「子どものために」という大きな決断を下したのだと思います。「田舎だと子どもがのびのびと育つだろう」という考えから、彼らは移住を決めたのです。

もちろん、この決断の際にはメリットとデメリットを考慮したことと思いますが、決断の決め手が「子どもがのびのびと育つから」という一つのメリットに偏っていることは少し危険なのではないかと思いました。

田舎ののんびりとした雰囲気はかなり大きなメリットだと思いますが、この1つのメリットだけを基に決断するのではなく、現状で思いつくメリットとデメリットを比較し、

どのメリットを得るか、どのデメリットを受け入れるかを考えた上で選択する必要がある

のだと、友人から聞いたエピソードで思ったんです。

田舎と都会の比較:メリットとデメリットを考慮した選択の重要性


「子どものために」という理由で田舎に移住したのに、その後に元々住んでいた場所に戻ることになった家族は、「子どもがのびのびと育つためにも田舎が良いだろう」という考えから移住を決めたようですが、本当に田舎に住んだら子どもはのびのびと育つのでしょうか?

私は田舎が悪いと言いたいわけではありません。
私自身、祖父母が田舎で暮らしており、時折畑の手伝いをすることもありますし、田舎の自然豊かな雰囲気は大好きです。田舎でのさまざまな経験から、「田舎だったら今以上にのびのびと暮らせそうだな〜」と思うこともあります。(そして、田舎に一軒家を建てるとしたら〜〜と妄想しています^^笑)

ですが、どこに住むかを選択するには、メリットだけでなく必ずデメリットもあるということを忘れてはなりません。

例えば、田舎と都会を比較してみましょう。

「田舎」ではのびのびとできる一方で、人が少なく、サッカーなどのチーム競技が制約されることもあります。

そして「都会」ではお店や交通機関が便利ですが、人が多いため混雑することも頻繁に起こります。

このように様々な面からメリットとデメリットを考え、どのメリットを得たいのか、また、どのデメリットを受け入れるかをきちんと選択する必要があるのかもしれません。

もちろん、友人の話で聞いた家族の場合、最初は田舎での暮らしに子どもも納得していたかもしれませんが、暮らしていくうちに「ここだとサッカーができないな...」と思ったのかもしれません。

なので、メリットやデメリットを考慮して決断したとしても、その後気持ちが変わることだってあるかもしれません。

ですが、「〇〇のために」とメリットばかりを考えて決断することは危険であるということを覚えておくと良いかもしれませんね^^

私自身、決断を下そうとする時にはデメリットも考慮しますが、メリットばかりに目が行ってしまうことがあります。

幸いにもこれまでに下した決断において、メリットばかりを考えたから後悔することになったという経験はありませんでしたが、これから先、私だけでなく家族も関係するような重要な決断をする際には、デメリットもきちんと見つめ、そのデメリットを受け入れられるかまで議論する必要があると感じました。

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