見出し画像

#19 「HELLO NEW WORLD ~これからの働くを妄想してみる~」イベントレポート

こんにちは!新ルール1期生の声PJT note編集部です。
今回の記事では、7/19(日)13:00~16:30、オンラインZoomにて開催した「HELLO NEW WORLD ~これからの働くを妄想してみる~」のイベントレポートをご紹介します。

「HELLO NEW WORLD ~これからの働くを妄想してみる~」とは?

このイベントは、コロナウイルスの影響により変わりゆく働き方に対し、
20卒有志が「新ルール1期生の声PJT」というチームを結成し、「若者からwith/afterコロナの時代を作っていく」というミッションの下、コロナ時代を生きる20卒の働き方調査結果の発信と、これからの新しい働き方を考える機会を作る為に立ち上げたイベントです。

画像1

本イベントでは、全国の2020年度新入社員と全国の先輩社員を募集し、Zoom会議による完全オンライン環境の下

①20卒の主張
②配属ブルーを乗り越えろ!悩み相談会
③新卒先輩対談「あなたにとって働くとは?」
④これからの働くを妄想してみる
の4つのコンテンツが実施されました。

ゲストスピーカーには、
東急株式会社 4年目 岩田 健太 さん 

画像2

株式会社ガイアックス 4年目 流 拓巳 さん 

画像3

のお二人が登壇され、仕事に対する熱いパネルディスカッションが行われました。

イベント開催目的と概要については下記リンクもご参照ください!

〜イベント内容〜

①20卒の主張

画像4

まず1つ目のコンテンツでは、「今を生きる新社会人の事実とその思いを知る」というゴールの下、新ルール1期生の声PJTメンバーが調査を行った、507名の20卒から得られた働き方アンケートの結果が公開されました。

画像5

アンケートに回答した20卒の会社の規模は、大手企業が約70%中小企業が約30%でした。アンケートの回答があった業種はメーカー、サービス・インフラ、ソフトウェア・通信、広告・出版、官公庁、金融、商社などでした。入社前までのオンライン業務経験に関しては、約40%の20卒が「経験なし」という結果が示されました。、

画像6

新入社員研修に関しては、約50%の人達が全てオンラインで実施、26%の人が全てオフラインで実施、という結果となりました。また、社外の知り合いとの関りに関しては95%の人達がオンラインという結果が示されました。これまであまりオンライン経験が無かった人たちも、コロナの影響によってオンラインを活用する機会が増えたと考えられます。

画像7

コロナ渦で変わった社外の知り合いとのかかわりについては、ポジティブに感じた人とネガティブに感じた人がほぼ同じ割合を示しました。また、オンラインによって、コロナ渦で変わった研修については先ほどと同様に、ポジティブに感じた人とネガティブに感じた人がほぼ同じ割合を示しました。人との繋がりや仕事のオンライン化に対して、20卒の中でも意見が分かれる結果となりました。

②20卒新入社員のお悩み相談会

画像8

20卒新入社員のお悩み相談会では、20卒3人、先輩社員1人のグループに別れ、入社3ヶ月の20卒の悩みを先輩社員に相談するということを実施しました。グループワークに参加した人の悩みとして、①在宅勤務によって先輩社員とのコミュニケーションが難しいということや、②出社しても仕事中に先輩社員に話しかけづらい、ということなどがありました。この悩みに対して、「打ち合わせなどの時間を予定より早く終わらせ、オンラインでちょっとした隙間時間を作り雑談をすること」「よっぽど忙しくない時は、大抵の先輩社員は仕事中に話しかけても大丈夫」というアドバイスがありました。先輩社員のアドバイスから、直接コミュニケーションが取れないからといって、コミュニケーションを遠ざけるのではなく直接コミュニケーションが取れないからこそ、自分から積極的にコミュニケーションを取りに行くことの大切さを感じました。

③パネルディスカッション

画像9

パネルディスカッションでは、先輩社員2人、20卒代表の2人の4人の登壇者が、働くことに関する各トークテーマに対し、それぞれの意見を述べました。先輩社員代表には、ゲストスピーカーである東急株式会社の岩田健太さん株式会社ガイアックスの流拓巳さんが登壇され、20卒代表にはパナソニック株式会社の重松絵里華さんパーソルキャリア株式会社の渡邉慶さんが登壇されました。

画像10

トークテーマは以下の内容でした。

画像11

①今、どんな働き方をしているか教えてください、という質問に対しては、登壇者のみなさんは基本的にはリモートワークで対応しているようでした。リモートワークについては、「ソフト系なのであまり困ることはない(重松さん)」「人と会わなければならない時だけ出社する、働く場所も自由である(流さん)」などの意見がありました。4月から7月のわずか3ヶ月の間で、リモートワークが急速に普及する中で、登壇者のみなさんは業務のオンライン化に対して問題なく対応しているという印象を受けました。リモートワークが導入できていない企業に関しても、それぞれの働き方や会社の仕組みを少し工夫することで、リモートワークを活用できるように感じられました。

②今の働き方で良かったこと、という質問に対しては、「自分のプライベートの時間が増えてよかった(岩田さん)」、オンラインで色々な人と出会えた(重松さん)」、「チャットで頑張っている人をメンションして賞賛するという新しい文化を作れた(渡邉さん)」、などの意見がありました。
もっとこうしたいと思うこと、
という質問に対しては、「オンラインで働いている姿が見えない分とにかく報連相を行う、オンラインでもしっかりコミュニケーションを取る(岩田さん)」「目的や目標、成果を一層明確にする(流さん)」などの意見がありました。人との繋がりに関しては、オンラインの普及によって、逆に人との関りや接点が増えているという印象を受けました。また、会社という組織の中では、リモートワークを活用する場合、オンラインツールを駆使し、密にコミュニケーションを取ることや、目的や目標、成果を定量的に出すことがこれまで以上に必要とされると感じました。

③そもそも「働く」って何だと思いますか?、という質問に対しては、「人が幸せになるための手段(渡邉さん)」「自分一人では達成できないことに関われること、仕事によって見られなかった夢を見られる(重松さん)」「世の中の課題を解決すること(流さん)」「チームで全員が一つの目的達成の為に行うこと」などの意見がありました。働くことに対して、単純にお金を稼ぐ為や生きる為ではなく、「仕事とは、人と関わって何かを成し遂げること」、「仕事によって人が幸せになる」など、このような価値観を登壇者の皆様から感じました。

④これからの「働く」を考える上で何を大事にしたいですか?、という質問に対しては、「課題や目的が解決されることが大事、目的を持ってそこに向かう(流さん)」「動いているのではなく、前に進むことを大事にしたい(渡邉さん)」「色々な事に興味を持ち、何事もまずはやってみる(重松さん)」などの意見がありました。

⑤働く上で大事にしたいことってどうしたら見つかりますか?、という質問に対しては、「いつもと違うところに行く、職場のコミュニティを離れる、色々な経験を積む(重松さん)」「挑戦して壁にぶつかる、失敗して痛みを知る(渡邉さん)」「何かにチャレンジしてコンフォートゾーンから踏み出す、ストレッチゾーンを拡げる(岩田さん)」「長期的な目標を持つことが大事、死ぬときにどうなっていたいかを今すぐ考える、とにかく情報を浴びる(流さん)」などの意見がありました。本当に自分が人生の中でやりたいことを実現する為には、やはり目標を立てることが大事だと感じました。一方で誰しも簡単に目標を見つけらるわけではありません。そういった人は、まずは目の前にあることを一生懸命取り組むことで大事にしたいこと、本当にやりたいことが見えてくるのかなと感じました。

④これからの働くを妄想してみる

画像12

これからの働くを妄想してみるでは、パネルディスカッションを踏まえ、もう一度、20卒と先輩社員でグループワークを実施し、未来の働き方について考えました。

参加グループの中では、一つの会社で仕事をするのではなく複数の会社にまたがって仕事をしたい趣味を副業にしたい場所にとらわれない働き方をしたい会社に所属しながら起業したいSFチックな世界で働きたい、など自由闊達で多様な働き方を求める意見が多くありました。

まとめ

「新しい世界は1人の妄想から始まる」、という言葉で始まった本イベントは、イベント終盤において「これまでの世紀の発明はどうやって実現したか」、という司会進行の古田さんの疑問の投げかけから、「妄想を現実にするには、何か一つ小さなことを積み重ねてみることから始まる」「私たちの一歩から新しい働き方を築いていきましょう」という言葉にて終了しました。

仕事に対しては、「自分の妄想や誰かの妄想を実現する為に仕事がある」、「自分自身や誰かのこんなことやこんなものがあったらいいなを実現する為に仕事がある」ということを感じました。例え私たちの働き方がオンライン主流になっても、この根幹の部分は変わらないと思いました。

これからの働き方に対しては、コロナ時代で働く20卒と先輩社員のリアルな声を聴き、「確実に変化する」、「新しい働き方の時代がやってくる」ということを強く感じました。この短期間による急速なリモートワークの普及も、それらの前兆だと思います。このような変化に対して、前を向いて私たち若者から新しい働き方を妄想し、提案し、行動していくことで、もっともっと多様な働き方が実現していくように思いました。

最後に、本イベントを企画して下さった、新ルール1期生の声PJTのメンバーの皆様、イベントに参加してくださった20卒と先輩社員の皆様、本当にありがとうございました。

本イベントをきっかけに、それぞれがそれぞれの妄想に向かって一歩を踏み出して頂けたら幸いです。

新ルール1期生の声プロジェクト 編集部

#ONEJAPAN #新コロ #新ルール1期生 #リモートワーク #テレワーク

#note #ビジネス #仕事 #働き方 #新社会人 #社会人 #20卒 #2020新入社員 #2020新卒 #新型コロナウイルス #コロナ #新コロ

#いま私にできること #おうち時間を工夫で楽しく

画像13

画像14

画像15


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?