劇団オンガクヤマ

4コマ漫画の3コマ目で終わるような芝居をつくっています。ナマの人生にオチはないのだと思…

劇団オンガクヤマ

4コマ漫画の3コマ目で終わるような芝居をつくっています。ナマの人生にオチはないのだと思います。

最近の記事

劇団オンガクヤマ第11回公演「スナックなみ」(オンライン配信)

2023年10月27日(金)、28日(土)に丹波篠山市の里山工房くもべの音楽室で上演した第11回公演「スナックなみ」をオンラインにてお届けします。 作:泉湧々 演出:中野彰夫 会場:里山工房くもべ2F 音楽室 出演:井上和美、井上奈美、兼古 茜、立川幸之進、巻幡愛輝、巻幡真利子、宮垣安伸 上演時間:約60分 〇あらすじ 静かなまちに話題の大型物流複合施設が誘致された。その竣工祝いに、盛大な餅まきが行われ、京子が餅を拾って「スナックなみ」に持ってくる。まちの人々は歓迎

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    • 第11回公演「スナックなみ」

      劇団オンガクヤマの最新公演は2023年10月27日(金)、28日(土)に丹波篠山市の里山工房くもべの音楽室で上演します。 里山工房くもべは、旧雲部小学校の校舎を利活用する目的でリノベーションされ、カフェやショップ、工房などが誘致されています。校庭も新しく整備されて、子どもたちが遊べる遊具を備えた公園になりました。マルシェなども開催されており、丹波篠山市の魅力発信スポットになっています。 そんな里山工房くもべで、地域密着、臨場感たっぷりの公演を行います。来場したら、そこはもうス

      • 劇団オンガクヤマ第10回公演「もりもの」(オンライン配信)

        丹波篠山にて上演した第10回公演「もりもの」をオンライン配信します。木工作業所を舞台にした、若者らの群像劇。突然訪れたひとつの出来事に、揺らぎながらも向き合っていく、彼らのささやかな日常の物語です。 (上演時間60分) <作・泉湧々 / 演出・太田空也> <出演> 香枝(作業所事務員)  星 有香 勇(作業所職員)    谷田聖璃 蒲生(作業所職員)   市田 丈(演劇塾くろまめ) シュン(作業所利用者) 宮垣安伸(演劇塾くろまめ) 上口(寺の住職)    井上奈美(演劇

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        • 劇団オンガクヤマ第9回公演「山家の猿」(上演映像配信ページ)

          2021年8月21日に兵庫県丹波篠山市で公演した「山家の猿」の動画を掲載しました。穏やかな農村で、農業の大敵であるサルが、農作物を喰い荒らすという害獣被害が起きることからはじまる物語です。 神社の古文書に記された猿の伝承に翻弄され、交錯する人々の人間模様を淡々と展開していく物語の中で描いています。上演時間は約100分です。 【キャスト 】 猿島たけし(地元の青年 農家)  宮垣安伸(演劇塾くろまめ) 池田(農学部酪農 大学院生)   中野彰夫 岡本(移住者)       

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          第9回公演「山家の猿」オンラインで配信

          2021年8月21日(土)に丹波篠山市の丹波篠山市民センターで上演した第9回公演「山家の猿」をオンラインにて配信します。こちらのサイトで公開の予定でしたが、別途、劇団のホームページで公開することとしました。 【配信期間】2021年9月19日(日)~10月17日(日)24:00 【視聴チケット】500円(税込) ※クレジットカード決済のみ 視聴は>>こちら<<から

          第9回公演「山家の猿」オンラインで配信

          サイトスペシフィックな演劇へ

           演劇は、観る人のさまざまな状況に応じて多様なメッセージが伝わっていくと思います。ハッピーな時にハッピーな演劇を観たら、よりハッピーになるでしょうし、沈んでるときにハッピーな演劇を観たら、もしかしたら、さらにゲンナリするかも知れません。観ている作品は同じでも、劇場ごと体験する演劇は、映像作品に比べて人に対しての侵襲性が高いのだと思います。  実際、リアルで会議を行う場合と、オンラインで行う場合とでは、話の伝わり方が全く違いますし、ちょっとした話の機微で感情が振り回されるとい

          サイトスペシフィックな演劇へ

          臨場感はどれくらい大切なのだろう?

           演劇の映像化は、作品のマネタイズのためにとても大切なことです。時間と空間が限定されたエンタテインメントだからこそ、映像化して別の需要に対応することができます。なかなかチケットが取れない劇団とか、有名なタレントが出演している作品は、既存のファンがたくさんいるので、映像を保有する所有欲を満たしたり、作品の中身を知りたいという知的欲求を満たすことになります。とはいえ、映像化された演劇は、どこか物足りなさを感じて、なんとも言えない違和感を抱きます。例えば音楽ライブであれば、映像化さ

          臨場感はどれくらい大切なのだろう?

          演劇 with COVID19。

           こんな感じで、勢いこんで盛り上がることは、遠い昔の話になるのでしょうか。演劇の魅力は、作品づくりのプロセスと成果発表ということだけではなく、みんなで成し遂げた達成感と一体感があるのだと思います。とにかく、べたべた、ねちゃねちゃ、どろどろするのが演劇らしさの根っこにあって、オンラインで、スッとした感じでやるのは、もはや演劇ではないもののような気もします。演劇にしか醸し出せない独特の「ぬかるみ感」が、人の心を虜にする無二の価値だと言うと言いすぎでしょうか。人と人の、言葉だけでは

          演劇 with COVID19。

          第Q回公演「山家の猿」について。

           劇団オンガクヤマは2012年に旗揚げし、9カ月に1回くらいのペースで公演を行ってきました。そして次回が第9回目となります。本来は7月に公演を予定しておりましたが、多分に漏れず延期せざるを得ない状況となり、仕切り直して、10月に行うことにしました。  なぜ「第Q回」なのかについては語るのも野暮ですよね。語りません。「山家の猿」は、「やまがのさる」と読みます。丹波篠山地方の盆踊りに「デカンショ節」というのがあるのですが、その出だしに登場します。「デカンショ」という言葉のゆえん

          第Q回公演「山家の猿」について。

          劇団オンガクヤマです。

           いかにも劇団の写真という感じですね。第Q回公演「山家の猿」をwithコロナでどのように実現するかを考えあぐね、ひとまずnoteを活用してみようかと思い、アカウントを設定しました。  noteの記事は、検索でよくヒットするので、何となく見たことはあったのですが、おしゃれでインテリジェンスな雰囲気が自分にとっては遠い存在のようで、まさか自分で記事を書くなんて思いもしませんでした。検索でヒットした内容もとても分かりやすいものが多く、きっと何かの審査基準を満たした人が記事を書くル

          劇団オンガクヤマです。