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お喋りから膨らむプログラム 演奏後記〜雑談編①

9/9午前中はまだ台風の影響が残っていて、さわさわと濡れる雨が降っていました。足をお運びいただいた皆様、本当に有難うございました!

さてどこから話したら良いでしょう・・・、あまりに凝縮された数ヶ月。ラスト1ヶ月は合宿状態でした。(泊まりこんではいません笑)


夏子ちゃんとのデュオコンサートを通して色々お喋りしているうちに、むくむくと語りやオーケストラ音楽を取り入れたプログラムを実現させたいという想いが強くなりました。

私がお世話になっている重松正大先生と門下で開催した「連弾というオーケストラ」のコンサートに参加させていただいたことも大きかったな。

連弾がピアノという楽器の魅力を改めて気づかせてくれると感じています。そこにソプラノの歌声と、夏子ちゃんも前からやってみたいと言っていた語りを加えて何が出来るだろう?Armariumシリーズを始めるにあたって、何度も話し合いました。
(私と夏子ちゃん、ツボが違うのですがお互い納得するまで絶対首を縦に振らない、進まない、平行線に近い膠着状態・・・ということも多いのです笑)

普段ピアノ教室の生徒さんとも連弾をちょこちょこ取り入れていて、「ヘンゼルとグレーテル」もそのレパートリーのひとつ。メロディが聴きやすく、子供用にお話がついた連弾楽譜もありますね

少し上達した生徒さんと一緒に楽しむには・・・もう少し難しい編曲とかあるかしら?と数年前に楽譜を検索していて、なんとオペラ全曲連弾譜になっているではないか!!と入手したのです。生徒さんと弾くにはちょっと難しいところもあり、誰かと弾いてみたいなぁとぼんやり思いながら頭のスミへ追いやられていました。1時間半〜2時間近くある作品、なかなかちょっと付き合ってとも言い出しづらく。。

違うきっかけで同門のピアニスト松元詩緒里さんをお誘いしたのですが、松元さんとのプログラムなら「ヘンゼルとグレーテル」!
前に夏子ちゃんの伴奏で一部の曲をやったことも頭にあり、色々ピコンと組み合わさって出てきた提案でした。ここから膠着状態を脱出して、いよいよ動き出しました☆

〜つづく〜

夏子ちゃんの演奏後記はこちら↓①〜③まで順を追ってお読みください♪


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